※2022年12月移動記事

 

公安警官からIAMプラクティショナーに転身の山本です。

本編は「中心を巡る冒険Ⅱ」

 

 

の続きとなります。

 

壁/ブロックワーク(※注意)

※注意:壁ワーク=後のIAMリリース。当時はまだ検証段階でしたが、2023年現在、クライアントさんがご自身のセルフケアとして行うのはやり過ぎの危険性があるため指導しないこととなっております。IAMリリースを体験してみたい方は、お近くのプラクティショナーの施術を受けてください。

 

で何が起こっているのか。

以下は私の勝手な考察です。IAMアソシエーションの公式見解などとは一切関係ありませんので、ご意見・苦情などございましたら山本までお願いします。

 

壁/ブロックワークを行うと、筋肉とそれを包む筋膜以下組織に圧が掛かります。筋肉の押す力とあて物から押される力が拮抗し合う地点が生まれるということです。

するとその地点では「圧」を中性に戻そうとする力が生じていきます。具体的には、そこにエネルギーが集まり、結果として組織が緩み、酸素濃度が高まる状態が発生します。

 

…一体何の話をしているのか?

 

これは知る人ぞ知る

究極の実践主義の物理学者・テネモス国際環境研究会理事長にしてフリーエネルギー研究家・飯島秀行先生による理論です。

 

故人であることが非常に残念です。

放射能の無毒化方法やフリーエネルギーを開発してしまったがゆえに

実は消されてしまったと噂されている先生でもあります(2016年3月1日ご逝去。61歳)。

 

 

 

 

※新装改訂版も出ています。

私は、数年前にひょんなことから先輩の佐藤あかりさんからこの本を紹介され、初めて飯島先生について知りました。

 

今ここでしている話は、同氏が説明する「発酵」の話なのです。

 

詳細はぜひ同書を紐解いていただきたいのですが、同氏の言う発酵とは″生命である空(くう)を呼び込んで物質が作られる自然のしくみ”であり

 

「物質が放出サイクル(エントロピー増大化)から吸入サイクル(創造・維持化)」に移る仕組みです。

 

すべてを中立・中性に維持しようとする物理力を仮に宇宙力と呼ぶなら、物質と物質が触れ合った時に、あらゆる意味でのギャップを中性に戻そうとする宇宙力が働き、そこに空気が送り込まれると説明します。

 

その地点、あるいは物質からみると、空気を吸入している状態となります。吸入状態とは、酸素を取り入れる状態であり、生命力が満ちる状態となることを意味します。この現象は我々の生活の全てを説明する原理だとして、著作の中でも第一章の最初の項目が「発酵」に割かれています。

 

例えば、海水は海にあるときは腐らないのに、海水をバケツに取っておくと腐敗してしまう理由を、飯島先生はこの放出と吸引サイクルによって説明しています。このことを実験によって確認した上で様々な施設の水質浄化に実用化しています。

 

同氏の説明をまとめるとこうです。…気というのは、低い方から高い方に流れるが、海の海水が腐らないのは、海を取り囲む大気圧との関係性の問題である。海水を取り囲む大気圧より、海全体の海水圧の方が圧が高いから、つまり海水全体は吸引サイクルであり、常に海水に空気を引き込む状態となっているから腐らない…と。

 

よって「バケツの海水に、何らかの装置をつけて、その大気圧より高い状態にすると、バケツの中の海水も、腐敗しません。」とのことで、5年間も水を変えないのにきれいな水質で泳ぐ金魚の水槽実験状況(以下)や上野の不忍池や赤坂迎賓館池などで実施されたテスト状況なども紹介されています。

 

 

因みにこの世はすべて電気でできており、ゆえに発電機というものはなく、

なぜなら電気は空気であり、これは作るものではなく集めて来るものだから。自然界で電気を上手に集めているのが雷であり、こんな風に電気を作るという発想ではなく「集めて来る」発想にシフトすれば消耗や公害も出ないとし、

 

実際にフリーエネルギー発電機を開発・実践利用され、照明や水耕栽培などに活用しておられたようです。若くして亡くなられたことが本当に残念でなりません。

 

その他、振動によって物が飛ぶという事実を突き止めそれを実験した動画など、関連資料はネット上でも見ることができます。ご興味のある方は調べてみてください。

 

壁/ブロックワークに戻ります。筋肉の押す力とあて物から押される力が拮抗し合う圧力地点が生まれます。この圧力地点をゼロに戻そうとする宇宙力が働きます。

 

つまりこの地点は「吸入サイクル」地点に変わり、空気が送り込まれる、酸素が送り込まれる、そして生命力が送り込まれる地点となります。そこで飯島先生の言うところの『発酵』が起こっているのです。

 

だからその地点周辺の筋肉・筋膜・その他組織が細胞から緩むのです。

 

IAMの壁/ブロックワークの施術では、最初に頭蓋からアプローチします。

具体的には、首の前後運動、傾き運動、そして回転運動として壁/ブロックワークを行うことで、まず最初に頭蓋全体の組織が緩み始めます。

 

そして何と言っても、IAMとして一番要となるのは蝶形骨と内側翼突筋との接合部分ですが、

この第一段階でまずはここが緩むのです。

 

だからこそ壁/ブロックワークの冒頭部分、(首の前後、傾き、回転)だけでも全身の筋肉・筋膜群が大きく緩み始めるのです。

 

これは飽くまで私の感覚ですが、壁/ブロックワークの冒頭部分、例えば首の回転をクライアントさんに実施してもらうと、個人差はありますがだいたい30秒前後でまず足先の方まで筋肉・筋膜群緩み始め、その波に乗るかのようにエネルギーのサージが起こります。サージと言っても、勿論ここではまだ小さな貫通のような感覚です。

 

そしてそのサージが最後に頭頂の方へ戻り、頭の上から何やらシュワッと抜けるような、あるいはそこからポッと湯気♨が出るような感じが起こります。

 

ここまでだいたい1分前後で、これを見届けたらその項目は終え、次に移ります。蝶形骨と内側翼突筋との接合部分が緩めば全身に大きく波及することは、旧BSセラピー、現在の各種IAM系のスクールやクラスで説明の通りなので割愛させていただきますが、

それでも簡単にまとめると

 

■この接合部分が緩めば蝶形骨がロックフリー状態となり、骨本来のバイブレーションに戻ります(バイブレーションが上がる、とも言えます)。ここで、蝶形骨の真上に位置する間脳がその影響を受け、活性化が始まります。これにより副交感神経優位状態にシフトします。

 

■併せて、その他の頭蓋骨全体にもその振動が伝わり、こちらもロックフリー化していきます。

 

■上が外れれば下も外れる。つまり骨盤内など、身体の主要な関所にもこの目覚めが波及していきます。当然、蝶形骨と双子のような関係にある仙骨もそれに従います。

 

…これをまず「確実」「シンプル」「安全」に起こすことを可能にしたのが壁/ブロックワークの凄さでありその醍醐味なのです。

 

このような要領で、まずは要の接合部分と、頭蓋周辺の大きな緊張を壁/ブロックワークで取り、全身も要所要所で工夫しながら、必要に応じて調整していきます。

 

しかし、前章(冒険Ⅱ)にも記載しましたが、自分でブロックを使用して最短時間でセルフケアをする際は、私は身体のストレッチはほとんどしません(やる余裕のある時はもちろんやります)。それでも間脳活性という意味ではかなりのクオリティーまでもってゆかれている自覚があります。

 

身体へのアプローチの方はいわばオプションのようなもので、もちろん工夫の余地は無限大である一方、頭蓋の緊張さえしっかり取れていれば、間脳活性100%にするという意味では、後は付録のようなものとも考えています(今は)。身体に対する素晴らしいメソッドは世にたくさんありますが、心・精神にここまで作用する、しかもシンプルかつ再現性のある安全なメソッドは、少なくとも現時点ではこれを超えるものはないのではないでしょうか。

 

最近の壁/ブロックワーク付きのIAM(2021年秋以降~)を受けたことのある方なら、誰でも施術時間やプロセスが短縮化していることに驚かれたのではないでしょうか。

しかし一番の特徴は、間脳活性に必要なだけの「あくび」の回数が大幅に減少していることです。

 

少なくなった=要らない、  のか?

 

とんでもない。物理的な緊張が解けたところであくび運動が更に入るからこそ本当のエネルギーサージが起こり、意識の変容が促進されるのです。

 

ではなぜ仕上げとして、依然としてあくび運動が必須なのかについて考察してみたいと思います(「冒険4」へつづく)。

 

 

 

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