情報戦(後半部分)(+もろもろ) | 国際連合(UN) 特殊諮問機関:世界連邦(WFM)本部執行理事/国際委員長, 国会委員会事務局次長, 青年会議(Youth-Forum)議長:谷本真邦

参議院選挙があり少々多忙な日を送る中、世界連邦日本国会委員会会長・衛藤征士郎・自民党外交調査会長が最高顧問を務める自民党清和研(いわゆる安部派)会長の、安倍(元)総理が暗殺される、という衝撃的な悲劇があって、かなりメンタルが落ち込んでいました。

 

もちろん安倍総理は、本気の愛国者の保守政治家ですから、革新系の人は、政策や、長期政権から来る歪などに、反対派だった人も多いと思います。

 

私の世界連邦は、国家を超えた地球規模課題を解決するのが目的ですから、国内では超党派・超宗派・超学派ですから、そこは色々な考えがあるのはわかっています。

 

しかし、私個人としては尊敬しておりましたので、

安倍総理のご冥福を祈るとともに、御霊に対し、つつしんで哀悼のまことを捧げさせていただきたいと思います。

しかし、私は「魂は永遠」であると信じて、これを乗り越え、世界平和へ向かっていかなければならないと思います。

 

しかし、超党派の世界連邦、、、というより、個人的な思いとして、安部総理には、世界連邦の中東和平プロジェクトなどでお世話になりました。

夫人にもお世話になりました。しかも「世界連邦に入会をするのは総理を退任してからね、、、」と仰っていたので、先日の世界連邦国会委員会総会で、細田衆院議長・菅(前)総理とともに顧問の就任依頼をしたばかりの惨劇でした。

安部総理は、憲法や経済(アベノミクス)など内政が注目されてますが、私としては、欧米はもとより、未来の重要なパートナーであるインドにも太いパイプを作って「自由で開かれたインド太平洋戦略」構想を実現し、さらにはアフリカや南米にも力を入れて、日本や世界の未来に大きなくさびを打ち込まれました。また日本ともめがちな中国・ロシアの首脳も友人、という余人をもって代えがたい世界的な政治家で、(天才外交官と言っても良いほどの)首脳外交のエースだったと思います。

これからは世界連邦運動に、ぜひご参加いただきたかったです。そして本当は、国連でも、政府でも良いので、「特使」など公的な肩書で、世界平和に関与していただきたかったです。実際に総理に「国際的な、ある大仕事」を、総理の友人で大支援者を通じて依頼したこともありました。まだ「日本の政治家」として使命がある、ということで実現はしませんでしたが。。。

また、官邸主導=つまり議院内閣制・民主主義を、きちんと進められた、という功績もあると思ってます。官僚の方々も「権力が減った」というより、はっきりビジョンを打ち出され、仕事がしやすくなったと考えていただければ、いいなあと思っています。良い意味でも、悪い意味でも、総理の責任として国民は映っていたのですから。

 

銃撃されて亡くなったのですから、少々不謹慎かも知れませんが、最期には自らが遭難された際、かなり遠くまで飛んで行った流れ弾が、誰にも当たりませんでした。私は、これが単なる偶然ではなく、災難を自ら一人で受け止められた安倍総理のご人徳としか思えません。

 

それに安倍総理が、亡くなった奈良県橿原市は、皇祖天照大神肇国「天壌無窮」神勅を得て瓊瓊杵尊が天孫降臨されたのち、初代神武天皇が東征をし、「建国大業(都経営・宝位即位)」をされ、「八紘為宇」のご詔勅を出しされた、日本国発祥の地です。

 

なお、ご詔勅は「上則答乾霊授国之徳、下則弘皇孫養正之心。然後、兼六合以開都、掩八紘而為宇、不亦可乎」(上は則ち乾霊の国を授けたまいし徳に答え、下は則ち皇孫の正を養うの心を弘め、然る後、六合を兼ねて以て都を開き、八紘を掩いて宇と為さん事、亦可からずや)というものです。  — 日本書紀巻第三・神武天皇即位前紀己未年三月丁卯条ノ「令」・漢字については諸説あります。


この意味は、どの民族も、すべて世界は一家であるという意味です(一帯一路=華夷思想でも、パックス=帝国主義など、世界を征服しようというのとは全く違う世界政府思想です)。これは私個人にとっては、世界連邦の思想そのもの。(史実の真偽はともかく)元々日本の精神ですから、我が国が世界連邦を率先垂範すべきだと思っています。

 

また奈良は安倍総理を尊敬されていた高市先生の地元「やまとのくに」でもあります。

 

この地で、亡くなられたということは、愛国者の安倍総理としては、何かの大きな因縁を感じます。

 

そういう意味も含め、いろいろな意味で、ほんとうに残念で仕方ありません。

 

警備については、結果責任ですから、甘さを言われるのは仕方ないですが、実はあの日、奈良県警が銃の実弾を紛失した不祥事がかつてあり、でも結果的には配布していなかったという記者会見の予定の準備があって、そのなかで急遽決まった総理の来訪で、対応が遅れてしまったということがありました。非常に残念です。

また自民党の予測は本当に正確です(大手メディアより正確です、余裕のAとか、B+(プラ)、B-(マイナ)=このあたりがギリギリです、その後落選ラインとしてC+ ・・・とかで出るんです、スキャンダルが出て、突如ダメになったと判断された候補のところ(今回は長野)に総理においでいただくわけにいかない、という県連の直前のご判断もあったようです)。

茂木さんも同じ場所で応援演説をされています。だから普通は大丈夫なのです。そのあたりも少し油断があったのかもしれません。もっと言うと選挙活動中などは、主権者の国民と接触するのですから、隙などは常に出来てしまいます。

後ろに選挙カーがあれば壁になるとか、簡単に言いますが、道路使用許可は、そんな急にとれません。主権者たる国民の仕事や生活の交通をさまたげるのですから、それなりの手続きと日数が必要なのです。まぁ、バス会社に協力してもらい、パトカーをとめるだけでも制服警官を配備しておけばよかったとか、後になれば何とでも言えます。それにどう聞いても、あの音は、銃や爆弾の音には聞こえません。発射音とは全く別ですし、爆弾はもっともっと大きな音だし、、、。しかも日本で銃撃などは久しぶりで慣れていないから、一歩遅れてしまったというのは、いなめないですが、特に急に駆り出された県警の人が大きな音がしたからと言って「あの超VIPの安倍総理を、怪我をするかもしれないが、突き飛ばして伏せさせて」守る、という米国型のシークレットサービスのような反応が出来るわけがないですし、それでも、銃を持つ相手にとびかかる人がいたり、カバン型の盾をもって総理の前にたちはだかったりされた方もおられました。それが仕事とはいえ、そんな命を捨てる行動ができますでしょうか?だから、総理の死はあまりにも悲しいですが、あまり特定の警察官たちの落ち度は、せめたくはないです。

 

私の直系の曽祖父は内務省時代の警察官僚で北海道の函館で警察を整えた人物でしたから、現在も警察関係の知人は多いです。でも警察の肩を持つわけではありません。

余談ですが、そんな関係で、私は関西出身ですが出生時の本籍は北海道です(現在は東京都に移しました)。

 

むしろ、これから、警察の警備があまりにもうるさくなり、しょっちゅう職務質問されたり、米国みたいに政治家には特定の支援者しか近づけないというのは、民主政治家と国民の距離を遠ざけていくので、避けて欲しいです。

 

テロ後、国連NYビルの警備も、やたらとうるさくなりました。コロナ前ですが、グラウンドパスという入館証の期限が切れると、申請が難しくなりました。NGOだと一団体の人数もほんのわずかですし。

ちなみに、犯罪が減って治安が良くなるのは独裁国家です。ナチスドイツやムッソリーニ政権下では、ギャングもマフィアもいなくなり、街の治安がよくなりました。あたりまえです。政府・警察権力が増大し、ゴロツキは突撃隊や黒シャツ隊に編入されて使い、政権に批判的であろうがなかろうが、なんでもかんでも保護拘禁と称してバンバン逮捕した自由のない恐怖統治があったからです。わずか一人のおかしな人の犯罪がきっかけとなって、そういう恐怖政治的な「治安の良さ」になるのは怖い。

本来は、警備をうるさくしなくても、自由に安心に暮らせる社会であってほしいですね。

だから、昔は特定の極右・極左・暴力団など公安が見張れるような団体が特定できたのでまだマシでした。でも一見ごく普通の個人がテロをするのは勘弁してほしい。国民全部が治安の脅威になると本末転倒です。

 


なお(旧)統一教会(敬称略 家庭なんとかさん、というとややこしいので、文字通り、統一教会で統一させていただきます)については、笹川良一先生らが主導して、日本に関連団体の国際勝共連合を招き入れたので、岸総理などとのご縁もできたのは事実ですが、笹川先生からは「創設者と方針が合わないから縁をきった」ということを、私は学生時代にお伺いしました。

勝共連合については、米韓などの情報機関なども関与していたのが、公表されていますが、これは米ソ冷戦期の話です。もちろん昔のトップアイドル歌手の合同結婚式などが話題になる1980年代より前の話です。

 

 

もちろん「世界」とか「連合」とか「U(ユー)○○」とか、世界連邦や、国際連合と、名前が似てますが全く別ですので、お間違えなく、、、(※国連に関しては友好団体が、国連NGOとのことですが、国連NGOは数千ありますので、その一つです)。

 


この友好団体と称するUPFからは、私自身も、私の上司筋でもあった国連元高官にも講演依頼が来たことがあります。両方、多忙で受けられませんでしたが。

 

また別の機会には、一度、現役NYにいる中南米系の外国人の国連高官から頼まれて、国連NGOからの依頼があるから、聞いてあげて、と言われそのオフィスに向かうと、渋谷の日本の統一教会の本部でした。この時も、案外予算も、あわなかったので、幸か不幸か、関与はしませんでした。なんか報道を見ると、ものすごい金満団体のように思いますが、それは韓国の本部だけのことでしょうし、80年代の霊感商法ブーム時代に比べて、あきらかに現在の収入は減っているのでしょう。

 

統一教会について、霊感商法のお金のことで、批判する方もおられ、被害者がいるなら、何とかしないといけませんが、私は当事者ではないので、現段階では詳しく知りません。本気で信じて献金して幸福になっておられる方もおられるかもしれないので、外野の私が、とやかく全面的に批判をするのは、やめておきます。

 

統一教会ではないですが、事例として、うちの話をすると、母方の祖父は裁判官(のちには経済人や学者になりましたが、、、)から、予備応召された将校だった関係で、高野山(真言宗)に、私財をなげうって莫大な寄付をして、戦没者慰霊法塔を建立しています。

本来、私は相続人の一人でありますし、このお金の一部でも相続出来たら、大金なのでそれはそれでいいのかもしれませんが、こういうことをした祖父を尊敬しておりますし、全く良いことだと思っているので何の不満もありません。

父方の祖父も、伝統的な仏教の宗派で葬儀をしたとき、お布施と戒名があまりにも高いので驚きましたが、そのおかげで良い戒名をいただいたと、皆喜んでいました。

 

二世・三世が、苦しんでいるのか、幸福になっているのかは、人それぞれなので、軽々に批判できないです。

 

もちろん苦しんでいるひとがいるなら救わないといけないです。

でも安部政権では、霊感商法にも取り組んでたんですよ、、、、。クラスアクション=集団訴訟の概念で信者ではなく家族など第三者も訴訟できるようにしました。それに、消費契約法を改正させ霊感商法契約は取り消せるようにしています。これらの法は、霊感商法というものが「元来、商品価値は契約当事者同士が決めるものであり、信者が神聖だと思えば高額になっても合法取引」とも考えられます。そこで、この契約は霊感商法で勧誘された!だまされた!と「嫌になったら取り消せる」ことを可能にしたのです。この改正が、単に「消費者なんでも保護法」ではなく、「霊感商法に対応する物」を追加したものであるということは、役所でも解釈が公表されており、立法に向き合っている国会議員なら、わかっています(契約を取り消しうる勧誘行為に、元々あった不安を煽る・恋愛感情に訴える、不利益事実不告知などに加え、霊感と加齢による認知症につけこんものが、追加されています)。その総理を被害者家族が殺害するとは、、、。返す返すも残念です。

なんでこういうことを、誰も言わず、報道もしないのかなぁ。少なくとも私は報道で聞いたことはありません。もしも「霊感商法は合法だから対抗しようがない」とか「今まで霊感商法を、行政が放置してきたのが悪い」という政治家・弁護士・コメンテーターがいれば、勉強不足と言わざるを得ないです。この改正法を活用すれば、被害は取り消せるのです。

 

まぁ、われわれ日本人は、なんか一つのことを取り上げて、盛り上がることが好きなんですよね。

 

信仰は親に強制されるものでもないです。何を信仰するかどうかという自由は必要です。私は、宗教は心の平安や幸福を求めるためには本当に重要なので(大切な人を失ったときなどは本当に救われるのではないでしょうか、、、)、好きです。

 

ただ統一教会の、ちょっと違うかなぁ?という部分は三つあって(末端信者がしているだけとか、昔はそうだったが今は違うということなのかもしれませんが、、、)、

 

第一に、「原理研」「国際問題の学生サークル」、「国連NGO」、「不動産業者・水産業者・報道機関」などと名乗ったりして、「統一教会です」と堂々と言ってくれないこと

(このお陰で、誰が、統一教会の人なのか、わかりません。私だって学生起業家時代、若いのに大それた事業をしている、ということで、私も宗教がバックだと誤解されかけたこともありました。

まぁその他にも、少し目立てば、ヤクザがバックにいるだの、秘密結社の人間だの、根も葉もないことを、なんだかんだ言われていたので、慣れていましたし、仕方ないことかもしれません。

 

統一教会側も、かつて問題があっても、今良い事をしているというのなら、他宗教と同じように堂々と名乗れば良いのに、、、と思います)。

 

第二に、地獄に落ちるから献金をしなさい、そうしたら天国に行ける、という脅しを言われること

(自分だけではなく、家族も、、、先祖解怨ですね。幸福追求なら良いですが不幸を持ち込む宗教はいかがなものでしょう。実際私自身、東京大学でも京都大学でも神戸大学でも、聞いたことがあります)。

 

第三に、著名人が関与しているというアピールをして信用を勝ち得ようとすること

(やたらと政財界人や外交官などに近づかれます。これで総理は襲われました)。

 

ちょっと同会の会長さんの記者会見風になってしまったかしら、、、。


かくいう私、信仰心は、強いんです。朝起きれば、東西南北・天地の六方に向かって拝みます。生まれ故郷の方角や皇居に向かって礼拝もします。でも、そんな私自身、特定の宗教団体の信者でも檀家でもありません。

 

親類もいろいろで、祖父母までいれると、父方は仏教天台宗や神道系もいるし、母方には仏教真言宗(だから高野山に慰霊法塔を建てています)も神道系もいます。

 

自分の家の神棚の中央には、天照大御神(皇大神宮)さんのオオヌサをおいていますし、産土神は元春日(天児屋根命さん)で、崇敬神社・氏神さんは(天之御中主神/造化三神さん・龍神さん・お稲荷さんです)、尊敬する知人の神社からいただいたお札などもおいてありますし、もうバラバラです。実家には当然仏壇もあります。

宗派は、私は気にしません。むしろ、世界中の全ての神様仏様を信仰しています。「万教同根」「万教帰一」という言葉がありますが、宗教はもとは同じ一つのものだと個人的には思っています。

人類史によれば、ホモサピエンスも、一つの集団から始まっていると考えられているからです。グレートジャーニーと言われる気候変動によるアフリカから地球全体への人の移動・拡散、そして農耕・定住、文明の発展などの過程で、魂が「認識」の世界観から「意識」という世界観によって「想像」が出来るようになり、自然崇拝とともに宗教は発展したと言われています。

そのなかで、やはり神というのは、宇宙の真理だと思っています(つまり神仏や霊魂は素粒子の波動だと思っています)。一神教でも、天使や精霊がいるので、これを八百万の神や眷属と解釈するかどうかの違いだけです。

 

つまり(電磁派、素粒子の波動に対する)感度の高いシャーマン的な預言者(教祖)がいて、その人が得た直感を、これに学んだ信者が、その教えを整えていく過程で、変化していっただけと思っています。

だから今でもユダヤ教でもキリスト教でもイスラム教でも神道でも仏教でも、分派や、新宗教が出来ているのです。

 

しかも自然の理として、自分たちの影響力や勢力を大きくしたいと考えます。宗教団体も一つの「社会」ですから、これは国家も、政治団体や思想集団も、経済団体も、構造は同じです。

 

世界には、科学(健常者と呼ばれている人が、五感で感じられ、再現性があるものに限る実験結果をもとにしたもの)では、わからない物事が多く、一部で考えられているような「自分は、主神・創造主や、ハイヤーセルフ・守護霊が作った、仮想現実のアバターにすぎない」のだとすると、(意地悪な神様は少ないでしょうから)希望が持てますし、仮に(不慮の死も含め)寿命が来て肉体は滅びても、魂は永遠にのこる、天国や、成仏して極楽浄土にいけるかもしれない。鎮魂帰神や、梵我一如になれるかもしれない。

これらを信じると、死が楽しみなくらいです。

そういう意味でも、神仏を信じることで、生きてて辛いことがあっても乗り越えられます。

もし、これが妄想だったとしてら、死んだら、脳とともに意識もなくなり、無に帰すだけなので、本人にとっては「何も苦しくない」ということです。要するに「消えてなくなる」か、「あの世で生きつづける」しかないので、死はありません。

だから「信じる」ことは「救われる」のです。幸福追求には大切です。

 

いずれにせよ、政治に話を戻すと、「いろは」の「い」として「政教分離」とは、国民全体の代表たる政府が特定の宗教に肩入れするのが問題なだけであって、宗教が政治活動をしたり政党を支持したりするのは何の問題もありません。むしろそれを制限するならば信教の自由も参政権も制限されてしまいます。自由•平等•博愛で知られるフランスは革命を経ているせいか「新興宗教」にはとてもうるさいです。新興ならば、やたらと「カルト認定」をして、入国を拒否したりします。要するに「伝統宗教」の力や、「無宗教勢力」が、強く自由がないということです、これも、どうかなぁ?と思います、、、。

 

それに、世界で宗教戦争が起こるというのは、宗教が先ではなく政治経済が先です。宗教が政治に利用されすぎなのです。洗脳のプロの宗教が、政治に洗脳されてどうするの?と言いたいですね。

 

自民党と、統一教会が、なにやら深い関係にあるように言われてますが、幾人かの議員が支持されていたとしても、何百もある支持団体の一つに過ぎません。

有名なのは、かつてわかれた郵便局系、医師会/看護師会系、農協系、財界/業界系、士業系、神道/仏教/新興系など宗教系・・です。関連団体として、○○政治連盟などという名前をつけて政治活動をされています。

「メッセージを寄せた」なんて言いますが、政治家は多くの団体から依頼がきます。くればメッセージや祝電を送ります。だって主権者である国民の団体からの依頼なんだもの、、、。

実態は、そんなはっきりわからないです。かつては色々ありましたが「今は良い事をしています」という理念を言われれば、そうなんだな、と基本的に性善説に立ちます。

いちいち主権者の国民を疑ってられないです。政治家は、私たちを支持したいならば「身の潔白を証明しろ」なんて言えないです。

例えば暴対法は、法の下での平等という、憲法の大理念をゆがめてでも、わざわざ暴力団として特定の団体を指定したのは、これをはっきりさせるためです。

これ以外では、結社も、信教も、自由なのだから、選択などできません。

しかも私の知る範囲では、統一教会系は支持団体の中では、非常に小さく、それ自体は話題にも出ないくらいだと思います。おそらく、どの支持団体が少なくとも数十万票になるなかで、統一教会系はがんばって十万くらいかと思います。だから、そんなに影響は大きくないと思います。

 

いずれにせよ、儀礼的な祝電やメッセージを(多くの支援団体と同じようなものを受けただけのことを)ことさら取り上げて、統一教会が自民党や権力に大きな力を持っているとするのは、逆に誤解をうみますね。

繰り返しますが、宗教であろうが、組合であろうが、業界団体だろうが、自治会であろうが、主権者の団体である以上、政治家は、ある程度対応するのが常識です。むしろこっちの団体だけ祝電を送って、こっちの団体には送らないとなると、不公平になりますから。しかも「統一教会」と名のらなくて「国連NGOの平和活動です」なんて言われたら、知らないか、知ってても最近は悪いと聞かないようだな、と断りにくいです。

 

政治家の事務所には、あらゆる議連や団体からの依頼や資料がポストに入ってきます。

そのなかで、統一教会が話題になるのは(友好団体などの)国連NGOからの平和行事の出席依頼(これって統一教会系だっけ??という質問をたまにされます)、あるいは世界日報などの雑誌を勝手に置いていく、というくらいです。

 

むしろ、うちの世界連邦が、統一教会の関連組織と名前が似ているので、世界連邦の資料を、人に渡さないくらい慎重にならざるを得ません。

 

 

ここでマスコミが、統一教会の問題だけを騒ぐだけなら、今回の安倍総理暗殺犯の思うつぼです。

まず第一義的には悪いのは、犯人です。自分の関係する社会問題を、世の中が問題にしないときに、大きな事件を起こしたら関心が集まる、ということを証明してしまったら、治安は悪くなるだけです。

統一教会がひどいからといって犯人の減刑運動も発生しているようですが、これは政治的なものなのかもしれませんが、いずれにせよ冗談じゃないですわ。

 

少なくとも現代文明社会では、どんなに言論が頼りにならなくても、それでもしつこく言論運動や法の支配でやるべき時代です。

 

確かに時代を変えるには暴力が必要だった時代が長く続いています。

でも、これは良くないことだし、少なくとも日本では70年の三島由紀夫先生と、あさま山荘という、右左の両陣営の終結で、幕を引いたはずです。

 

統一教会に母親が信仰して家が傾いても、それは親の問題であり、自分が信仰しないならば、独立して生きれば良い。悔しかったら勉強して、安倍総理の作った改正法でも使って取り返せば良いじゃない。逆恨み?「甘ったれるな」と言いたい。

私だって、父の会社が傾き、ティーンの間から働きながら学校にもいったし、資産も自力で作りました。親の家計とは関係なく生きて来ました。

まぁ私は色々な面で幸運だったので感謝していますが。

 

あと陰謀論的な話というのは、「全くない」わけではないですが、曲解、大げさ、ということなんです。

 

こういうように、宗教に限ったことではなく、どこの政党でも、あらゆるジャンルの「支持団体」があります。利益団体・圧力団体などとも呼ばれて、政治学的にも、当たり前の存在です。

野党でも、基本的に、自民支持の農協を除いた組合系・障害者団体・環境保護団体などですね。

世界連邦では初代副会長の賀川豊彦先生(組合の父と呼ばれ農協・生協・労組・保険・信組など多くの組合設立に参加しておられます)の賀川豊彦関係団体連絡協議会に、小生は世界連邦を代表して参加させていただいており、ここでの人脈も強力です。これらの団体ももちろん票田になりえます。

 

ただ、選挙(公職選挙法)については、いろいろややこしいので、私は本当に気をつけています。

かつて「人材」関係の仕事もしていたので、「選挙応援の依頼、運動員手配の依頼」には注意を払いました。

合法ギリギリを求められたりするので、途中からは直接やるのはやめました。選挙の事前運動と政治活動の違いは、よくわからんですよ。

候補者と党首のポスターには、候補者とは書かずに弁士と書いて貼ったりとかは、有名ですね。


利益団体のボランティアとかも注意が必要です。自社の役員が選挙にでるからということで関係者をボランティアで駆り出す場合に、候補の政治団体側から見ると寄付行為になるとか、選挙運動員からすると、元々従業員なら給与が発生しているので運動員買収になるとか、本当にグレーというか、なんというか、、、。

 

選挙は金がかかる。だから献金による腐敗が起きる。~だったらお金をかけないように規制をしないといけない、、、という話になると支持団体のボランティアに頼らざるを得ない構造になります。

 

今は私は自分がオーナーの会社役員や、業界団体の役員からは引退し、政治運動家側なので、利益団体には所属していないので良いんですけど。しかも私はいろんな活動をしているので、ボランティアで期間中にずっと選挙運動をするのには時間がなさすぎますし、お金や親族が株を持つ組織を動かしたりすると法に触れかねません。だから慎重に応援しないといけません。なかりうるさいので、政治家以外の政治参加というのは投票以外では、本当に難しいのです。

 

公明党は創価学会さんが、ばちっとついておられるので、はっきりしすぎてるくらいです。

しかも本来労働者層は共産党などがとるべき票田ですが日本では創価学会さんがここを抑えました。共産主義はそもそも科学万能・反宗教なので、そもそも宗教とは考え方が違います。ただ、ある意味、共産主義の思想は、教義があるという意味では、宗教に近いものです。

私は、それでも、考え方が違う人たちが、共存共栄でき、みんなが安全に生活できるのならば、それでそれで良いと思います。

 

余談ですが、こういう団体の方々と親しくして、普段から政治活動の支援をお願いして応援していただくということが大切で、これがなかったら、政治家の先生からは相手してもらえません。選挙では先述したように法律が曖昧なので、団体に直接的に動いてもらうのには慎重になりますが、いずれにせよ選挙の時に何も貢献せずに、受かってから「先生・先生」「お願いします」というのは、虫が良すぎる気もしてます。

 

私は、公務員にはお土産ももっていかない無礼者ですが、その方が先方も安全です。ただ普段地元の方が知らない先生の国際的な活動をVIDEOメッセージにまとめて後援会に見てもらうか、支援団体にお願いするくらいはしておかないと、、、。

 

そして候補者の票田の割り振りをするのは、政党としては当然のことです。小沢さんが何故、かつて剛腕といわれたかというと、新党ブーム(風)が起きれば、その風の勝ち馬に乗る様に、これらの団体を、強引に野党側に鞍替えさせることに成功させて、政権交代を実現させたからです。

 

陰謀論者は不正選挙を言う人もいますが、外国は別として、日本では、選挙自体はかなり公正です。これはマジです。昔、会社で役所の請負いや、開票に使用する機械メーカーなどに人を出していたので知っています。入札ももっと昔はしりませんが、2000年代ではかなり公正でした。反政権の政党なども、ちゃんと当選しています。ただこれからは、ネット選挙などで簡素化すればするほど、公正は難しくなるのが難しいですよね。ちなみに日本のデジタル化が遅れているのは真面目だからです。適当ならバンバン導入してます。高齢者云々を持ち出して、情報格差とかの問題ではありません。かなりリスク要因を検討して慎重だからです。

 


安倍総理について(あるいは統一教会についても含め)は、日本一顔の広いお方ですから、他の方がいくらでも書かれているので、私はその話ばかり書くのではなく、次に今日は以前からの持論を書きたいと思います。

 

 

 

戦争を防ぐには、世界連邦しかないと思っているのですが、同時にテクノロジーの発達とともに、人類への脅威は、ますます進んでいて、仮に世界連邦が出来ても、何もしなければ、戦争は防げないかもしれないとも思っています。
核は小型化しテロリストなどへ拡散する恐れがあり、歯止めが効かないAI兵器、それにデータ取り放題のネット社会で、ハッキングによるサイバー攻撃、人類のサイボーグ化(国家主権絶対であれば、タックスヘイブンがあるように、DNAヘイブンもできる可能性は否定できません)などなど、、、。

 

結局こうなると、「本気になって戦えば人類は滅ぶ」ということを、世界中の人々が理解するしかないです。

核兵器は、抑止力どころか国が滅びそうになれば使用される可能性もあり、「抑止のみで使わない」と決めたって、存在すれば暴発事故をおこすかもしれません。実際おこりかけていますしね。

 

「抑止力」は、良心のある人と人との情報交換しかありません。止めるのは、兵器ではなく、人しかないんです。
 

しかし国家による諜報や特務工作では、必ずしも平和へ進むとは限りません。そこで私は、公正公平な国際機関、将来は世界政府機関に、情報機関が必要だと思っています。

国際機関にも情報機関はなくはないのですが、やはりそこは国際機関。加盟国が上位です。いくら国際機関が中立でも、あるいは独立調査委員会を作っても、国家主権が絶対であれば、その国家が隠せば、真実はわかりません。「正面玄関」から堂々と調査に入れば、受け入れ国は、見られても良いところを見せて、見られたくないところは隠すだけです。

国家の諜報員だと、その国家の国益に資する調査をするわけで、これでは、かえって喧嘩(戦争)になりかねません。
人類のことを考えれば、(とりあえず世界連邦がない今は加盟国に了承してもらって)国際機関が独自の諜報機関を強化すべきです。

 

戦争や紛争の当事者は、基本的に大義を持っています。当事者にとって人殺しは正義なのです。ロシアだってミンスク条約をまもらないウクライナが、ロシア系住民に対する人道違反をしているから、守りに行ったという大義です。信じる人は少ないでしょうが。

 

私は全ての人殺しを犯罪にしたいと思っています。特に、戦争はあきらかに意思決定に関係ない、子供たちまで殺されて未来を奪われる、という悲惨きわまりないものです。

どうしても正当防衛で仕方がない場合もあるでしょう。でも、それを確かめるには、あきらかに公平な第三者が、世界の委任を受けて、正確な情報をもとに裁判をしなければなりません。


そのために、世界連邦運動は、戦争犯罪や人道を犯した政府高官などの「個人」を、国際社会として訴追できる国際刑事裁判所(ICC)設置運動を行い、実現しました。これは旧来の考え方では内政干渉ですから偉業なのです。もちろん締約国にならない国もあるし国家主権絶対であれば訴追するために入っていきにくいのが現状で、機能不全であることは現在の枠組みではどうしようもありません。

それでも、日本の世界連邦運動もICC締約国にする運動に成功しています。

そのため世界連邦の国際事務局の欧州本部は、元々は旧国際連盟・現国際連合欧州本部のあるジュネーブにありましたが、今は(ザ・)ハーグに移りました。


しかし、先月下旬にあるニュースがありました。ICCでは、プーチン大統領の戦争犯罪について議論されていますが、このICCに、ブラジル人研究者がインターンとして入り込もうとしたのですが、この人、本当はブラジル人ではなく、ロシアのスパイ(ロシアの諜報機関のGRUのメンバー)だったそうで、強制送還されていたことがわかりました。現在ブラジル当局が捜査をしているそうです。
 

ガーディアン紙によると、この人ブラジル国籍の、Victor Mullerという偽りの名前で、ダブリンのトリニティカレッジで政治学の学士号を取得し、新渡戸稲造が学んだことでも有名なジョーンズホプキンス大学で2020年に外交・社会学の修士号をとって、リサーチアシスタントとして、ICCのインターンとして採用されたそうです。

しかし、この人本名はSergey Vladmirovich Cherkasovというロシア人スパイでした。
大学の指導教官もEugene Finkel准教授も、全く知らずに、本人が言うブラジル・アイルランド・アメリカでの経験とともに、強い推薦状を書いています(しかも、この人、ウクライナの人だったのが皮肉です)。

 

つまり学生時代からスパイとして「別人」として大学で学んで、国際機関に乗り込もうとしたのです。こういうように長期的にスパイを育成することを西側では「イリーガルズプロジェクト」と言います。ロシアでは普通のことだそうです。

こういうものまであるならば、「人からの情報」しか真実はつかめません。もちろんオランダも、他国にいる自国のスパイや、友好国のスパイ、下手すればロシア内にも西側スパイがいるのかもしれないですね。
 

しかし、スパイであることがわかったのが、「捜査をする検察があるICC」ではなく、オランダ政府の諜報機関AVIDが、いち早くつきとめたからです。

 

オランダに入国する際に拘束されたので良かったのですが、これが国際機関が、そのまま採用していたら、あらゆるICCのコンピューターシステムのパスワードを抜き取ってアクセスできるようになり、ロシアに関するあらゆる証拠の改ざんや証拠抹消ができたということは、いうまでもありません。
これは、いかに国際機関が持つ情報がいかに弱いかという事の証明でもあり、早急に国際社会全体として真実の情報をつかめるようになる事が大切だと思っています。

 

日本にもスパイが沢山いると思います。これは危険なことです。現代の国家主権社会では由々しき問題だと思います。

ただ、世界連邦主義の私から言えば、はっきり言って、これをやり続けてもキリがないです。だったら、それぞれの「国家」よりも、「世界」が公共の福祉に反する捜査を委任して、世界連邦政府の世界警察を作る方がマシです。

祖国を裏切った奴がいる?とか、隣にスパイがいるのでは?とハラハラするのは、つまらんです。やはりこちらでも信じることは幸福追求には大切です。世界が皆で繁栄するしか、幸福な社会は実現できません。これは、お花畑思想ではありません。私は、案外素人ではなく、自衛隊の机上演習合宿にも参加したことはありますし、我が国と同盟国の情報機関の方々も良く存じ上げております。これも支援団体と親しくするのと同じく、政治家の先生とお付き合いするのには、必要な要素です。その方が技術の進歩に抗えない現代においては、現実的選択だからです。

 

しかも、これからは情報化社会・監視社会ですから、隠しごとがやりにくくなっている時代です。だから、もし隠しごとをする人は、どんどん巧妙になって、わけがわからなくなります。人間は、知られたくない恥ずかしいこともあるでしょうから(誰でも寝室やトイレの中まで見られたくはないですよね、、、)、なんでも情報をとられるのは良くないとは思います。でも個人情報が、テクノロジーの進化によって、取り放題であることは止められません。

 

どういうことが人類の公共の福祉に反することなのか?そしてそれが真実なのかどうか?どこまでがプライベートだから「めくってはいけない」のか?これを示し、調べるのも、国際機関の役割です。

 

これらも、国連改革の大きな柱の一つと思っています。

 

世界連邦

谷本真邦

 

オランダ、ザ・ハーグのICCにて、、、

 

総理の遺影と、世界連邦日本国会委員会 衛藤征士郎 会長(安倍派最高顧問)。

塩谷・下村 両安倍派代表代行らと安倍派総会にて