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浅田美代子さんの繁殖場レスキュー
やっと長雨が上がり、まだ雲は厚いものの、切れ間から青空が覗いています。
窓を開け放しますと、ショコラは早速ベランダに飛び出しました。
フィリオは窓際に陣取って、涼やかな風に吹かれています。
おにいちゃん、一緒に出ようよ！
ショコラは何度もフィリオを誘いますが、彼は出る気はありません。
あきらめてショコラが部屋に戻りますと、フィリオはのっそりのっそり、定位置の玄関に向かうのでした。
あーぁ、いっちゃったよ。
ボクはおうちが一番、一番。
雨が降っても散歩に行くのは、チッコの為さで説明がつくと、
もしあなたが思っているのなら、残念ながら大間違い。
（訳：フィーママ）
映像は
Westies United - Murphy and Dakota's Page
さんよりお借りしました。
浅田 美代子 さんの投稿記事をご紹介します。青字は転載です。
記事は２０１９・６のものです。
今日は中部地方の繁殖業レスキューに同行...
地獄です。
許せない
こんな状態で先月第1種の更新がされたそうです。
保健所、何みてるの？更新どころか虐待でしょ？何故取り消しにならない？
現場にはネズミ
の子供がワラワラ...きゃ〜〜でした。
こんな不衛生な所に糞尿にまみれた子達がいるのです。糞尿は板のように厚く......
ご飯は多分腐った上に足してあるのか食べていない形跡が...
爪は伸び過ぎて肉に刺さっている子も...
遅くに帰ってきましたが、まだ匂いと犬達の叫び声が...
こうした子達が無くなるには
「ペットショップで買わない」「買うなら自分でちゃんとブリーダーさんの所に行く」しかないと思います。
買う人がいるから、このような子達がいるのです。
法改正しても 動かない地域の自治体がいれば何もならない。
環境省から出される数値規制が本当に大事です
数値規制が細かく出されれば、このような繁殖業はやっていけない。取り締まれるのです。
70頭いたというこの現場。まだ27頭います。
この子達は大事だからとどうしても手放さないバァさん。大事？何が？お金？でしょ。
そしてこの人は信じられないことにここで生活しています。
今日、全頭救えなかったこと、あまりに辛かったです。
このような虐待を取り締まれない日本...酷いよね...
問題、山積みです。
私に出来ることは？と自問自答です。
写真は一部です。他の写真と動画は元記事をご覧下さい。
ショコラは、約１０年間劣悪な繁殖場に囚われていた子です。
うちの子になってくれた初めの頃、彼女は水を飲む習慣がなく、
定期的にごはんが貰えることも知りませんでした。
この浅田美代子さんの写真を見て腑に落ちましたが、腐った古いフードに継ぎ足したごはんに、
たまに水がかけられていたのでしょう。
ここにはいつも綺麗な専用の水皿があり、好きな時に好きなだけ飲んでいいのだと、
彼女がわかるのに１年はかかったと思います。
今もごはんを食いつかせるのに、かあさんはあの手この手で苦労します。
とうさんに甘やかしていると批評されながらも。
「ショコラのこと」
今日もお出で下さいまして、ありがとうございました。