火曜夜に新幹線で横浜に帰り、水曜は青目のファンドの勉強会に出席。
勉強会まで時間があったので、銀行時代の先輩と昼飯。
ファンドレイズしようかとしているらしいのだけど、彼はグロース投資で他のメンバーがバイアウトなので、投資スタンスが合わず、どーしよーかと悩んでいるらしい。
M君ならどーする?と聞かれたので、所詮、金融サイドからしか企業を見たことがない人たちに経営なんて絶対できないから、経営しないで地上げに徹して会社転がしして小金稼ぎに徹するのがいいんじゃないすか、僕はそーゆーのが意味ないし嫌いだから投資ファンドには行かないっすけど、と回答。
ファイナンス・テクニカルな観点からは、企業の売買価格(あえて、企業価値、とは言いません)なんて、ちょっとした勘定科目の操作でなんとでもなるし、世のファンドの大半が、本質的な企業価値向上とはかけ離れた、売買価格の吊り上げに終始している。
ヘッジファンドで短期の投資を繰り返すにもそれなりにノウハウが必要だし、実は、バイアウトファンドで投資先の価値向上に注力します!なんて言ってるのが、一番簡単で、かつ、世間的にも多少は格好のつく隠れ蓑なんですね。
ホントにバカな人たちは、できもしないハンズオンによる企業価値の向上とやらに中途半端に足突っ込んで、ことごとく失敗してますが。
金融出身ながら、金融業界嫌いの僕は、金融関係の人々には超辛口です。
青目ファンドの勉強会も、聞いているだけでだんだん腹が立ってきたんだけど、一応、大株主さまなので、大人の対応に終始しました。
EVAだのEBITDAだの、そーゆー指標を取り入れれば企業価値が向上するとか大真面目な顔して言っている人や、実際に導入する企業があるけれど、正気なんだろうか?
とある上場企業の専務とかいうお兄ちゃんが、「ファイナンス理論からすれば、キャッシュの創出が企業価値の向上に直結するということで社内を説得しました!」とか言っていたけど、そんなことを今になって知ること自体が致命的であるし、そもそもキャッシュが直結するのは企業価値ではなくて、企業の買収価格の算定に直結するのですよ。
金融業界の人間ならいざ知らず、事業会社、それも上場会社の取締役たる者が、自社の経営指標として『自社の売却価格』を使うんだろうか?
ぶつぶつ言っても仕方ないですが、そんなことだから青目に馬鹿にされるんだよ。
まあ、青目だろうと黒目だろうとなんだろうと関係ないんだけど。
一応、ヘッドハンティングファームのオフィスにも顔出ししたけど、昨今のマーケット状況の悪さを聞いただけで進展なし。
こちらは出会いを待つしかなさそうです。
急に寒くなってきたので、カラダの各所がミシミシ痛いし、全体的に調子悪いし、その上に機嫌も相当悪いですが、まあ、テキトーにやります。
注意深い楽天主義ってのが僕のポリシーなので。
