現在私が愛用しているフルート | 越境グローバルキャリア支援室|中央アジア支部

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私は趣味でフルートをやっている。小学生の時に憧れ、中学一年から始め、色々とあったが、なんだかんだ言って、かれこれ30年近く続いている。

 

リンク:フルートという趣味

 

私は、これまでにいくつかの楽器を所有した。

その中でも、現在、私の寵愛を最も受けている楽器は、ムラマツというメーカーの管体9K金製という種類の、いわゆる「金」の楽器であり、私にとっては三本目の楽器である。ムラマツはフルートの老舗としてフルート奏者の間ではよく知られたメーカーである。

 


金は、その純度を24分率で表す。純金は24K金であり、18K金は18/24、すなわち、75%が純金で残りの25%は他の金属ということになる。

このように考えると、実は、私の楽器の9K金に含まれる純金は半分以下ということになる。だったら、それは、「金」とは呼べないのではないか?となってしまうかもしれないが、そこは、なかなか上手い説明をしてくれている。

カタログによると、9K金は、金の中でも最も繊細なバランスで構成されており、反応の良さと音色の明るさでは、他のモデル圧倒し、繊細なまでに軽量化されたボディは、デリケートな息づかいにも敏感に反応し、吹くひとの微妙な意思を最大限まで汲みあげるという。

実際に使っていて、この謳い文句はあながち嘘では無いと思う。いずれにせよ、私はこの楽器をかなり気に入っている。実際、より純度の高い金の楽器よりも、9K金製の楽器を好んで使っている人もいる。なにより、金の楽器を持ちたいという私のような人間の欲求を満たす上でも、そこそこお手頃価格のこのモデルの存在意義は高い。

 

 


この楽器は、私が社会人となってからの給料をコツコツと貯蓄していたお金を使い、前の転職のタイミングで購入した。そう言った意味では思い入れも深い。もちろん、普段の練習もレッスンも常にこの楽器を使っている。

淀殿は豊臣秀吉の寵愛を最も受けた側室として知られている。現在の私にとって、この楽器は、まさに秀吉にとっての淀殿のような位置付けと言える。