私がこれから提供していきたいこと、研究室を移ることを考えている人へ | ある日、タシケント@ウズベキスタンの大学の副学長になった私の日常

ある日、タシケント@ウズベキスタンの大学の副学長になった私の日常

「最短ルートで迷子にならない!理工系の英語論文執筆講座」の著者が伝える、魅力的な論文の書き方、研究テーマの育て方。
もちろん、英語ライティングのことも。イギリス大学院、大手企業、大学教員を通じて得た知識と経験を紹介しています。

ブログを始めて数ヶ月が経ち、記事の数も増えてきた。

 

だいたい、私の主なコンテンツは以下の四つになるようだ。

 

(1)英文ライティングの基礎

リンク:【まとめ】英文ライティングに関する記事

リンク:【まとめ】AI自動翻訳、その活用のためのテクニックとは!?

 

 (2)研究テーマの設定の仕方

リンク:【まとめ】研究テーマを設定するための手順

 

(3)研究報告を明確・簡潔にまとめるコツ

リンク:【まとめ】研究報告を明確・簡潔にまとめるためのコツ

 

(4)行き詰らずに英語論文執を完成させる方法

リンク:【まとめ】英語論文執筆、行き詰らずに完成させるコツ

 

私は、これらのコンテンツを用いて何を提供したいのか?

 

研究室を移ることを考えている人へ

 

何らかの理由で研究室を変わりたいという人がいる。

 

研究テーマに興味が持てない、人間関係が嫌だなど、理由はさまざまだ。

 

ただ、現状が気に入らないからと言って、安易な気持ちで他の研究室に移りたいといっても、そのような人は誰も受け入れたくはないだろう。

 

極端な例だが、例えば、自動車関連の技術を研究している研究室に所属している人がいたとする。

 

しかし、しばらくして、「自分は自動車には興味がないから、ロケット関連の技術を研究している研究室に入りたい。」といったことを言っても、誰も相手にしないだろう。

 

そういう人は、自動車もロケットも理解していないと思われてしまうし、実際にそうだと思う。

 

これと、似たようなことは、おそらく、あらゆる分野で考えられるのではないだろうか?

 

ようするに、何が言いたいのか?

 

研究室を変わりたいと考えるのなら、それなりにしっかりとその理由を考え抜かなくてはいけないということである。

 

そして、その理由と共に、その研究室に入ることにより、あなたが、その中でどのような貢献ができるのかということも、きちんと説明できなければならない。

 

正直、これは就職活動などでもよく言われることだが、私自身を含めて、実際にできている人はなかなかいない。

 

そこで、私は、研究室を移りたいと考えている人には、特に、研究テーマの決め方の手順をお伝えしてみたい。

 

この手順に従えば、各研究室が何を研究しているのかを的確に把握し、その上であなたの強みを生かした研究テーマを提案できるはずだ。

 

また、以下を参照すれば魅力的なリサーチプロポーザル(研究計画書)も書くことができるであろう。

 

リンク:【まとめ】研究報告を明確・簡潔にまとめるためのコツ

 

もし、移動先として海外の研究室を考えているのなら、もちろん、英語も必要になる。

 

英文ライティングや英語論文執筆に関するコンテンツはあなたの考えを正確に英文で発信するのに役に立つはずだ。

 

リンク:【まとめ】英文ライティングに関する記事

リンク:【まとめ】AI自動翻訳、その活用のためのテクニックとは!?

 

また、英語論文執筆に関する手引きも、研究の関係者と協力しながら、成果を発表するのに役立つことだう。

 

リンク:【まとめ】英語論文執筆、行き詰らずに完成させるコツ

 

研究室を移るということに関して、ネガティブに捉える人も多い。

 

しかし、私は、自分が本当に取り組んでみたいことは何なのか、真剣に向き合うのであれば、自分のテーマを見つける上で有意義な経験になるのではないかと思っている。

 

むしろ、これからの時代は、高度な専門知識だけではなく、こういった知的柔軟性が求められているような気がしている。

 

いずれにせよ、多くの人がより主体的に研究テーマを考え、それを実施する場所として研究室を選ぶようになれば、研究という活動はもっと幅広く面白くなるのではないかと思う。