英国大学院留学からの就職活動 | ある日、タシケント@ウズベキスタンの大学の副学長になった私の日常

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もちろん、英語ライティングのことも。イギリス大学院、大手企業、大学教員を通じて得た知識と経験を紹介しています。

私は英国の大学院で修士・博士課程を過ごした。

 

博士課程の終盤で私は行き詰り、研究者としてやっていく自信を失った。そこで、新たな生き方の可能性を模索する意味で就職活動を行った。

 

リンク:英国大学院への留学、暗雲立ち込めた留学生活後半戦

 

私が英国に留学すると決めたとき懸念事項の一つだったのは、留学してしまうと、とにかく日本の企業には就職しにくくなるというものだった。まず、日本の企業は異端な経歴の者を嫌うといわれていたし、海外にいては、説明会などに参加することもむつかしい。特に、私の場合は博士課程まで進んでしまっていたので年齢の問題もあった。

 

しかし、この辺りは運が味方した。

 

行き詰まったとはいえ、前半は研究が順調にすすんだこともあり、就職活動をはじめられたのが27歳。浪人や留年をした修士2年でこの年齢のものもいる事を考えると、新卒採用として雇ってもらえるチャンスはあると思った。

 

また、日本は空前のグローバル人材ブーム。

 

リンク:「グローバル人材」について思うこと

 

私が渡英したときにくらべると、就活する側から見た企業が求める人材像はかなり変化していたとおもう。

 

英国という異文化の環境で5年間暮らし、専門分野での成果もあげているだけでなく英語まで身に付けている。その上、日本で卒業した大学が、誰もが知る有名私立大学。

 

正に、私のスペックは、企業の人から見れば、ひとりは確保しておきたいグローバル人の材枠にぴったりとはまっていることを人事担当者との面接を繰り返すごとに確信した。

 

多分、当時の人事担当者は経営者からグローバル人材を何とか雇えと言われていたものの、なかなか手頃な学生がいなくて困っていたんだと思う。

 

留学生を企業に紹介するといったエージェント会社もいくつか存在しており、一時帰国の時期に面接を集中させて設定し、確か7社ほど受けたと思う。結果、そのうち6社から内定をいただいた。とにかく、受ければほとんど受かった。

 

そして、その中から、一番、優良なイメージだった企業を、深く考えずに選んだ。

 

この時点では、就活、あまり苦労しなかったな、というのが私の感想だった。

 

しかし、この時に苦労しなかったツケは、その後、たっぷりと味わう事となる。なかなか世の中うまくできている。

 

これについてはまた別の機会に。

 

 

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