台風が上陸してくる季節になりました。
キャンピングカーのオーナ様にとっては、
強い雨と風も気になりますが、車内の湿気も気になりますね。
これからのシーズンで大活躍をするキャンピングカーでは、
やはり、湿気と暑さ対策は外せないポイントとなるでしょう。
特に、キャンピングカーで車中泊をする場合、
快適な休息及び睡眠をとるためにもエアコンが大事になってきます。
今日は、キャンピングカーに装備する家庭用エアコンに関してお話を致します。
最近は、キャンピングカーに
家庭用エアコンを設置する車両が少なくありませんね。
今年のキャンピングカーショーでも
家庭用エアコンを装備しているキャンピングカーが
出展されていましたので
ご覧になった方も多いのではないでしょうか。
家庭用エアコンを選ぶ理由としては、
ルーフクーラーに比べて
・消費電力が少ない
・多くの商品から選べ、価格も柔軟性がある
というところでしょうか？
また、家庭用エアコンでは、冷暖房の機能をベースに、
細かい温度調整や風量、風向き、入り切りタイマー等が
リモコン操作で設定が可能となります。
さらに、機種によっては、
湿気がこもる室内ではドライ機能を使用したり、
乾燥しがちな室内では加湿設定で
湿度を一定に保つ事も出来るようになっています。
その上、除菌やセルフクリーンなど、
エアコンと空気清浄機の機能が合わさった
多機能タイプのものも存在します。
小さい赤ちゃんやペットと一緒に
キャンピングカーを楽しむ方には
至れり尽くせりの装備ですね。
なんと、最近では、海浜近郊にお住まいの方向けに
塩害やサビに強い室外機をまで表れてきています。
まさに、キャンピングカーで海岸沿いを中心に
走られる方にはうってつけの装備に違いありませんね！
一方、デメリットとしては
まず、キャンピングカーの走行中の振動、衝撃によって、
構造体の変形、内部配管類の共振による折損が発生。、
ガス漏れ、取り付けネジのゆるみの発生率が高いです。
使用前の状況確認とメンテナンスに充分に気をつける必要があります。
そして、キャンピングカーに
室外機を取り付ける場所が必要となります。
この室外機を取り付ける場所も、
熱がこもらない通気性のよい場所が必須となりますし、
ドレンの位置や車体の傾きを考慮して設置、停車をしないと
ドレンから水が抜けなくなり、排水関係のトラブルも引き起こされます。
家庭用エアコンは、全て固定された屋内での使用を前提としており、
キャンピングカーに装着しての故障の場合は、
通常の目的とは違うので補償の対象外となる事が多いようです。
キャンピングカーの家庭用エアコン装備はまだ
キャンピングカーオーナーとしての自己責任が大きいようです。
逆に、シンプルで簡単設置のポータブルクーラーも
検討してみてはいかがでしょうか。
機動性に優れ、取付け工事不要。
すぐにお使いになりたいという方にはピッタリです。
当店でも、ポータブルクーラーを取り扱っておりますので
ご興味がある場合はお問合せ下さい。
キャンピングカー 家庭用エアコン