線引きや距離間 | 我が家はいつも西海岸日和

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アメリカ西海岸から日本へ引っ越してきたハッピーカップル、いつアメリカに戻る?

皆さん、おはようございます。

Angelina & Tommy です。

いつもブログご訪問有難うございます。


皆さん、”ウザい”という言葉をよく耳にしませんか?


私が日本に住んでいた頃には、”ウザい”という言葉は無かったと思いますので

その言葉、インターネットで調べてみました。

鬱陶しい

わずらわしい

うるさい

面倒臭い

邪魔

気持ち悪い

などの意味が書かれています。


この言葉は日本文化が生み出したのものだと感じました。


長男が日本に住み始めた頃、20歳ちょっと前でしたが、男友達が母親を

”ウザいんだよ!” と言うのを聞いて驚いていました。


アメリカ育ちの息子は、そういう感覚無しで生きてきたからだと思います。


私の知っているアメリカの親子

きちんとした線引きがあります。

自分と他人

親子の関係であっても、子供は一個人として尊重しているからです。


(大変でしたが、私も出来るだけそれを見習う努力をしてきました・・・)


親だからと言って、子供に対して決断や好き嫌いの権限は無いという感じでしょうか・・・

親としての意見は言ったとしても、決断は子供に委ねます。

それで子供が失敗したとしても、その失敗から学ぶという考え方があるからだと思います。


日本の親は子供の幸せのために、

子供を失敗させてないために、

口うるさく言いますね。

その親心は分かります・・・


実際にこちらに住んでいる日本人の親も子供をそのように育てている人が多いような気がします。


しかし、それを続けていると自分で考える力が身につかない大人に成長するかもしれませんね。

自分の人生に責任を持てない大人になる可能性も出てきます。

親が言ったから僕はそうしたのに失敗した!

僕が自分で決断していれば失敗しなかったかもしれない・・・なんて。



例えば、友達や職場の同僚や部下に対しても、

その線引きはキチンとあります。

ここからこれ以上は、プライバシーに踏み込んでしまうから距離を置いておこうという考え方です。

お節介やプライバシーを無視した行為は、すごく嫌がられてしまいます。

相手をレスペクトしていない感じに受け取られてしまいかねません。

友達や親しい間柄の関係で、本当に助けが必要な時にプライバシーに踏み込む許可を相手から得た時点で、初めて一線を越える。

こんなふうな関係だと思います。


”ウザい” という言葉が生まれたのは、

最近の日本人もある意味欧米的な考え方に近づいてきているからなのでしょうか?

昔々の日本ではご近所付き合い、親戚付き合い、線引きするだなんて”冷たい人”という感覚が有ったかもしれませんね。

ところが、時代と共に日本も変化し、それによって新たな言葉が生まれてきているのでしょうか・・・



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