ちいさな、おはなし。 -8ページ目

声が。

目の前の世界が揺れに揺れて、前後見境なく肩で風を切って歩く。
つまり酒に酔っている状態である。

僕は、こういうときこそ自分の心の底にある真の声を聞くチャンスだと思っている。
経験的にわかっているのだ。

酔いが深いほど心の底にある声を聞くことができる。
そしてそういうときの自分の文体は、拙いけれどもびっくりするほどピュアである。

皆さんにもオススメしたい。
自分の本音を知りたければ、酔って何かを書き留めるとよい。

それこそが心の声だ。

今日、酔ってみて改めてそれを思い知らされた。
あ、そうか。要するに自分は書き続けたいのだと。
たとえそれが世に出ることがなかったとしても。




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