このシリーズ2です。
今回はタワマン高層階について。
僕はかつて仕事で出入りし、住民から色々話を聞きましたが、それだけでタワマンがイヤになりました。
●エレベーターでの業者排除
物件にもよりますが、普通に業者もお客さんと同じエレベーターを使います。
しかし、伺った初日に配達の業者さんが「お前は後でいいだろ!」と住民に怒鳴られてエレベーターから降ろされている光景を見ました。
しかもその方がその一度きりというわけでもなく、他の方も何度も。かくいう私も同じ扱いを受け、エレベーターを待たされることになった事が何度もあります。
同じ人間扱いしていない、平等権とは無縁の世界と感じました。
このせいで玄関からチャイムを鳴らして入ってお客さんの所まで行くのに5分かかったこともありました。
●台風の日
台風の日にもタワマンに出入りしましたが、なんか揺れるなーと思っていました。最初は長めの地震と思っていました。
お客さん(仮にAさんとします)に「これ地震ですかね?なんか長いですよね?」と聞いたら、「風が吹くとこうなる、知っていたら住まなかったのに。」と後悔されていました。
台風クラスの風が吹いてもアパートや一軒家はあそこまで揺れません。
●音がダダ漏れ
さきのAさん宅は高層階だったのですが、ちょうどAさんは赤ちゃんがいて、赤ちゃんがドタバタする時の音について階下の住民からクレームをつけられていたそうです。
タワマン高層階は軽量コンクリで作られている物件もあり、多くの場合では他よりも音を通すようです。
結局Aさんは一軒家に引っ越すことになりました。
●事故物件化
タワマンは、結構高齢者も住んでいます。
ここからはさきのお客さんとは別のところです(Bさんとします)。
集合住宅はどこもそうなのですが、高齢化が半端なく、今日もどこかで孤独死が発生しています。
孤独死がサイトに掲載されると、売却の際に当然ネタにされて値引き交渉の材料にされてしまいます。
タワマンの場合は飛び降りだけでなく、赤ちゃんの落下事故や高齢者による火災など、事故物件化するリスクが住民の数だけ増えます。
結局は住民の数=リスクの高さなので、狭い土地に多くの人間を収容するために考え出されたタワマンという住形態はハイリスクとなります。
Bさんのお宅では同じ階の割と近いところで孤独死が発生しており、お宅までまだちょっと例の臭いがしていました。忘れられないひどい臭いでした。
もう高くは売れねえな、とBさんは肩を落としていました。
●建て替えや修繕の難しさ
ここからはマンションデベロッパーからの話です。
タワマンは、工事ができる業者が限られるため、建て替えの際にはあまり多くの業者を選べません。よって、そもそもの建て替えや修繕の費用は高くなりがちです、
管理組合がしっかりしていて、高めの積立金を計画的に取っていてきちんと建て替えられそうな見込みがあって、なおかつ住民の多くが建て替えに前向きならば問題ありません。
しかし、現実はそうではなく、組合がしっかりしていて住民が建て替えに前向きなマンションなど国内にはほとんどありません。
高齢化が進んだマンションほど建て替えられるほどの積立金はなく、修繕もままならなくなっている場合が多いです。
タワマンでも計画的にやっているところは少なく、最近は一部デベロッパーが積極的に管理組合活動に顔を出して孤独死防止など建て替えや修繕以外でもアドバイスしてくれる場合もあるようですが、そこまでやってくれるデベロッパーばかりでもないようです。
積立金がないマンション問題は全国的なもののようで、修繕すら難しいマンションは少なくないそうです。
金食い虫のタワマンは、特に積立関係の管理がしっかりなされることが重要となりそうです。
●普通のマンションや一軒家が意外と良い
床や壁の厚みがしっかりしているマンションの場合、近隣の住民の音がほぼ聞こえません。
私の恩師宅はお値段高めな中層マンションでしたが、重厚感のあるマンションで、上下左右の住民の生活音は気にならないとおっしゃっていました。
管理組合もしっかりしており、資産価値が担保されている物件だと感じました。
また、一軒家は自分で自由に計画を立てられるし、自分で選んだ業者に修繕してもらえます。自分で複数の業者から相見積もりを取れるため、費用を比較的低く抑えられます。
もちろん雨漏りができても割とすぐに直せます。
高さがないため、子どもが落下死するリスクも低いし、子育て世代には人気です。
人気の地域であればある程度の資産を子どもに残すことができます。
タワマンは、低層階だと壁が分厚いところもあるようですが、高層階は結構ペラい所が少なくないそうです。
住居としての質が低く、見通しはきくが値段が高いのがタワマン高層階と言えそうです。
都会の眺めに価値を感じない私から見ると、タワマン高層階は高額品です。