ピュあつ子の勘違い | フィリピン・アラバンのななつことば

 

分裂してて、倒錯してる。
複雑であり、ややこしい。

そうは言いつつ実態は
極めてシンプル、
そして単純。

昨年末で石焼ブリュレは外しました。どうも、温子です。



私ね、高校生の時に進路を考えた時、はじめは英語を専攻しようと思ってたんですよ。

地元で「外国語と言えばあの大学」というところがありましてね、

今よりももっともっと単純だった当時の温子は、同級生と共に希望に胸膨らませ、オープンキャンパスに向かったのでした。

当時のピュアな温子、略してピュあつ子は想像だにしていなかったのです。そこで人生を変えてしまう恐ろしい言葉に出会うことになるとは…

そう、ピュあつ子は聞いてしまったのです。

決して聞いてはならない「呪いの言葉」を。


繰り返しますが、そこは地元で「外国語と言えばあの大学」
と言われているところです。

当然、世の人は期待するのです。

あそこへ行けば外国語がペラペラになるに違いない。


まだ分別がついていなかったピュあつ子もそう信じて疑わなかったのです。


そこで出会った憧れの英語専攻の先輩。ピュあつ子には光り輝いて見えました。

ピュあつ子は尊敬の眼差しで、気になることを聞きました。



光り輝く君は「沈まない太陽はない」と言うのと同じ調子で、こうサラッと言ったのでした。



「外大で勉強しても英語は喋れるようにはならないよ、留学しなければね」


がーん!!!


え、そうなん、そうなん?!
結局そうなん?!


ほんなら外大って何なん?
何を勉強するとこなん?

ほんならアンタ、
何のためにここにおるん?

意味不明!!


と、脊髄反射で思ったピュあつ子は


「この大学にだけは近づいてはいけない」と思ってしまったのです。

だってピュあつ子は外国語を話せるようになりたかったからです。


今思えば、あれが
道を踏みちがえたきっかけでした…(温子、右斜め上を見る)


次回に続く…かも。