オネエのフィリピン人に英語を習う | フィリピン・アラバンのななつことば
昨年10月から語学学校で週に1回3時間、英語のマンツーマンレッスンを受けています。(先月からフィリピン語に変更しました。)

Cevas alabang
グループレッスンも受けられるということで、行ってきました。

色々衝撃的な授業でした。

この学校はIELTS対策が主体の学校のようで、生徒はIELTSを受けるために通っているみたいです。みんなカナダやアメリカで働きたいそうです。生徒は十数人で、20代くらいから50代くらいの女性がほとんどで、一人だけ男性がいました。

授業前にはみんなでフィリピン語でテンション高くおしゃべり。
ワタシ、めっちゃアウェイ。
先生はSir. Blue (仮名)という30代くらいの背の高いたぶん男性。
教室に入ってくるなりテンションの高いフィリピン語。 赤い口紅塗って、ピアスして、細身のパンツを履いてました。
私の台湾のアイドルSHOWさん(羅志祥)がバラエティー番組でやるオネエ(Dancing king哥)を思い出しました。

「あなた日本人なのね!日本語知ってるわよ、えっと、センプウキ!センプウキをキキナサイ!」
誰かが静かにするようにという意味で「扇風機を聞きなさい」と言ってたらしい。
扇風機の羽音を聞くためには静かにしないといけないから。こんな表現始めて聞いた。
その後しばらくクラス中で「センプウキ」「センプウキ」という単語がこだましていました。

Sir. Blue は「今日は外国人がいるからみんなフィリピン語禁止よ~」といいながら、結局授業の6割はフィリピン語でした。
しかも大事なポイントをフィリピン語で言うのでわからない。

ワタシ:先生、今のところ英語でもう一回言ってください。(Sir, could you say that again in English?)
Blue :あら、英語だったわよ~ (Oh, it was in English!)
ワタシ:そうですかね (I don't think so.)
Blue : あらやっだー!(Oh, no!)

って感じです。

おかげでtapos (それから)とpero(でも)というフィリピン語が覚えられました。
英語で話していてもなぜかこの二つはフィリピン語で言うのが不思議。

ワタシ、めっちゃアウェイ。でもこのクラスに通えばフィリピン語が上達しそうです。
普段見れないフィリピン人の様子が見れるのもちょっと面白い。

ちなみにたぶん韓国語の先生もオネエっぽいし、私が普段習ってる先生は女性だけどクネっとしてるし、受付の女性もよく甘え声を出しているし、マネージャーの男性は男っぽいけれど後ろ髪を小さく三つ編みにしていて、なんとも女っぽい学校です。

先生は面白かったのですが、正直に言うと、私は日本人にはあんまりおすすめできない学校だと思います。特にグループレッスンは授業が上記のようにフィリピン語交じりであることや、マンツーマンレッスンについても学校の対応や教学方針に疑問を多く感じているからです。私は払った学費分が終わったら行くのを辞めるつもりです。