昨日の記事で紹介したUCLAデービス校の

サイトの記事、ざっと読んだら、非常に気になった・・

だから訳してみました。

2年前の記事で、当たり前のように書かれているのだけど

なぜ日本ではこんな情報に触れることがないんだろう。

右を向いても左を向いても「糖質オフ」「糖質カット」

「ロカボ」そんなんばっかしで・・・

それにしても、飽和脂肪酸ってこんなに怖いわけー?

 

そいうえば、私も30代で糖尿病と診断される前、

20代後半ですでに肝臓の数値がすごく悪く

エコーで「脂肪肝なりかけやねー」と言われた

ことを思い出した・・・

 

Diet and Diabetes: Why Saturated Fats Are the Real Enemy
(食事と糖尿病:なぜ脂肪が本当の敵なのか)
Rosane Oliveira 2016年9月14日
 
この記事は「論争」シリーズの第七弾で
脂肪に焦点を当てた記事の第三弾です。
 
今回私たちは脂肪の摂取と糖尿病の発症の
関係について探ります。
 
「飽和脂肪酸についての最近のガイドライン」の
記事の中でも触れたように、「体重、アルコール摂取、
喫煙、家族歴の条件を同じにして比較すると、
糖尿病の発症率は、血中の飽和脂肪酸の量と有意な
関連がある」のです。
 
今回、私たちはなぜ飽和脂肪の摂取と糖尿病に
そのような強い関連性があるかをよく理解する
ために深く探ります。そして、いかにプラントベース
の食事が糖尿病からあなたを守り、治すことさえも
ある、ということを論じます。
 
インスリン抵抗性とは何?
 
インスリン抵抗性は糖尿病予備軍および2型糖尿病
において特徴的なものです。
インスリン抵抗性とはどういうものでしょうか?
なぜそれが重要なのでしょうか?
説明しましょう。
 
インスリンは血液中の糖を細胞(主に筋肉)の中に
取り込ませます。
たとえるなら、インスリンはドアの鍵を「開けて」
糖が中に入れるようにするわけです。
 
もしインスリンがまったくないなら(1型糖尿病の
場合)血糖は細胞の中に入れないので血液中に留まって
しまい、そのため血糖値は上がっていきます。
 
しかし、もしインスリンがあるけどそれが正しく
機能しないならどうなるでしょうか?
それは、細胞のドアの鍵が「ブロック」されている
場合です。これがインスリン抵抗性と呼ばれるものです。
 
インスリン抵抗性の最初の原因は何でしょうか?
 
インスリン抵抗性は脂肪が原因
 
筋肉の細胞内に脂肪が入り込むと、細胞は毒性のある
脂肪代謝産物と活性酸素を作り出し、それが
インスリンのシグナルを「ブロック」し、
「グルコースの入り口」を閉じてしまい、血糖値が
上昇します。
 
この状況は本当に素早く生じ得ます。
事実、インスリン抵抗性は脂肪摂取の180分(3時間!)
後に生じうるのです。
 
それだけでは終わらない。
 
筋肉、肝臓、すい臓に入り込んだ脂肪によるインスリン
抵抗性のプロセスは、「二重悪循環」と呼ばれる過程
によって急激に悪化していきます。
 
インスリン抵抗性の初期の段階では、筋肉のインスリン抵抗性
(脂肪が引き起こした)をなんとか乗り越えようと、
膵臓はインスリンをどんどん出します。
 
この高インスリン状態が肝臓に脂肪を蓄積させます。
(脂肪肝)(訳注:インスリンは同化ホルモンなので
脂肪を体に蓄積させる作用を持つ)
 
脂肪肝もまたインスリン抵抗性を引き起こします。
 
「正常な」肝臓は常に糖を産生しています(糖新生)。
そのおかげで食事を摂っていない時も脳を活動させる
ことができるわけです。
食事を摂って正常にインスリンが分泌されると、
その作用でこの肝臓からの糖新生が止まります。
 
しかし、肝臓に脂肪が多くなりインスリン抵抗性を
生じると、肝臓はこの正常なインスリンシグナルに
反応しなくなり、糖新生を続けることになり、その
糖と食べ物からの糖が相まって、血糖値はどんどん
高くなっていきます。
 
その状態に反応して膵臓は高い血糖値を下げようと
さらにどんどんインスリンを出します。
それによってさらに肝臓への脂肪の蓄積が進みます。
 
二重悪循環の一つ目のサイクルはこのように始まる
のです。つまり、脂肪がたまった筋肉が脂肪肝へと
導き、脂肪肝はさらに脂肪を肝臓に増やし、体の
システム全体が悪循環へと陥っていきます。
 
さらに、それだけでは終わらない。
 
体はこの不均衡を修正しようとして、肝臓は余分な
脂肪をなんとか血中に押し戻そうとします。
そしてその脂肪は膵臓のインスリン分泌を担う細胞内
に入っていきます。
 
つまり筋肉内脂肪が肝臓内脂肪へ導き、その結果
膵臓内に脂肪が蓄積していくのです。
 
この膵臓内の脂肪はβ細胞を殺し始めます。
そしてインスリンの産生は弱まっていき、ついには
停止します・・・。
(糖尿病になることを防ぐために体が最初に行った
唯一のことは、インスリン抵抗性を打破しようと、
インスリンを出し続けることだったのを思い出して
ください。)
 
そしてついには、二つの面で悪い結末を迎えるのです。
一つはインスリン抵抗性。
もう一つは膵臓の(インスリン分泌)機能不全。
 
インスリン抵抗性を改善できないことと、インスリン
分泌を増やせないことによって、血糖値は上がり
続けます。(そして下がらない)
 
これが2型糖尿病です。
 
すべての脂肪が同じ作用を持つのではない。
 
2型糖尿病は体の器官内の余分な脂肪が原因です。
すなわち脂肪毒性です。
 
しかし重要なことは、どんな脂肪もその原因に
なるわけではなく、飽和脂肪(その多くは動物性
食品由来です。)が2型糖尿病の原因と言えます。
事実、パルミチン酸のような飽和脂肪酸は
インスリン抵抗性の原因となりますが、オレイン酸
(ナッツやオリーブ、アボガドに含まれる)
のような植物性の一価不飽和脂肪酸は逆の作用を
します。つまりインスリン感受性を上げます。
 
さらに、飽和脂肪酸はインスリン抵抗性を引き起こす
だけでなく、膵臓のβ細胞の死滅の原因となり、
インスリン分泌を妨げます。
 
つまりは、飽和脂肪酸は長期的にも短期的にも
インスリン分泌システムに非常に強力でネガティブな
影響を与えるのです。
 
って、ことだそうです。
 
 
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