今日、鈴木院長のブログが更新されてて
一安心。最新の記事が興味深かったです。
 
脂質制限、やってみるかなあと思いつつ
鈴木先生のブログで紹介されていた
「低糖質ダイエットへの警鐘」(コリン・キャンベル博士)
って本をアマゾンで中古で購入。
この本の著者が「プラントベースのホールフード」の
食事を勧めていて、この本ではじめてPBHFという言葉に
出会いました。
でもこの本は糖質制限の危険について書かれてる本で
具体的なPBHFのメソッドについてはそれほど詳しく
書かれていません。
訳文がこなれてなくてちょっと読みづらく、今いち
心を動かされる本ではありませんでした。
私は、「ベジタリアン」や「ビーガン」というライフスタイル
にはすごく抵抗があって、「肉や卵をまったく食べないなんて
そんなの我慢できない。そんなつまらない食生活したら
人生が楽しくない。」と思ってました。
日本には「玄米菜食」って食事法がありますが、これで
体調悪くなったって話も時々聞きます。

ベジタリアンは肉は食べるけど卵と乳製品は食べるらしいです。
ビーガンは動物性食品はまったく食べない。
健康のためにそうしてる人もいるけど、動物愛護の
精神からそうしてる人も多いです。
 
私だって、現在の畜産動物の飼育法の悲惨さは
わかってるつもりだけど、それでもやっぱり肉は好き。
「私一人が肉食べるのやめたところで何も変わるわけ
ではない」って考えてました。
 
だから、脂質を減らす決意をしたあとも引き続き
鶏の胸肉、低脂肪の魚、水煮のツナ缶、低脂肪チーズ、
脂肪ゼロヨーグルトを食べていたし、卵も食べてました。
 
 
糖尿病の薬は、膵臓を刺激してインスリン分泌を促す
DPP4阻害剤を週に一度飲んでましたが、食欲は増すし
太るし、むくむという副作用を感じて6月に
尿の中に糖を出して排泄してしまうというSGLT2阻害剤
というものに変えてもらいました。
主治医は最初からこの薬を提案していたんですが
私が「尿糖がすごく出る」ってのになんか抵抗あったんです。
でも調べてみると、膵臓にまったく負担かけずに
血糖値落とせるし、尿に出た糖のカロリーを捨てれるわけだし、
尿量増えて、むくみも取れるっぽいし、デブの私には
合ってるかも・・と。
この薬は「夢の新薬」とまで呼ばれています。
膵臓を刺激する薬は膵臓を疲れさせるし、インスリンが
たくさん出るってことは「同化」が進む(脂肪を蓄える)
ってことですから。
 
実際SGLT2(カナグル錠)を飲み始め、一週間で体重が
2㎏落ちて、体がすっきり。
これでダイエットへのモチベーションが急上昇。
ワンダーコアって腹筋マシーンも買ったし(笑)
 
 
それにしても最近の薬にはとにかく「〇〇酵素阻害剤」
ってのが多い。高血圧の薬にも多い。
でも、体の中の酵素のシステムも神が造ってくださった
ものですから、それを薬で阻害してしまうってのには
ちょっと抵抗あります。体が異常なときはある程度
仕方ないかもしれないけど、できれば短期間に卒業
したいものです。
 
 
そしてある日、市の図書館へ本を借りに行きました。
小説コーナーで読みたい本を何冊がピックアップし
実用書の「栄養学」コーナーになにげに立ち寄る。
ダイエット関連本、食事療法関連本、より取り見取り。
最近のトレンドはやはり糖質制限系みたい。
ふと目に留まったのか、比較的分厚い2冊セットの
「食事のせいで、死なないために」(NKH出版)
著者はアメリカのマイケル・グレガー博士。
「スーパーフードと最強科学であなたを守る最強の栄養学」
という副見出し。
帯には「この本で人生が変わった!の声多数!」
 
「食材編」と「病気別編」の2部構成です。
病気別編には、糖尿病の他にも高血圧や乳がんや
アルツハイマーなど、これからの私の人生において
とても気になる疾患が病気ごとに解説されてます。
とりあえず、病気別編を読んでみようと借りました。
 
家に帰って、すぐにイントロダクション読んで
それから「糖尿病で死なないために」の章を読んで
ものすごい衝撃。
一言でいえば「どれくらい菜食が体にいいか」を
これでもかと訴えてくる内容なんですが
どれも治験や疫学調査などにしっかり裏打ちされてて
読んでるうちに「それでも肉が食べたい!」と
思わなくなってきた(笑)
間違いなくこの本、私の人生変えますね・・・
慌ててまた図書館に行って「食材編」を借りてきました。