はじめてヴァン・ヘイレンを聴いたのは中学2年の冬のことだった。
サミー・ヘイガー加入後の初のアルバム「5150」を予約して購入した。
クラスで先んじて購入したのでみんなに自慢していたのをよく覚えている。
「5150」リリース後、懐かしの番組「夜のヒットスタジオ」にヴァン・ヘイレンが出演した。
その時に第一弾シングル「WHY CAN`T THIS BE LOVE」を演奏している映像が流れた。
次の日には早速クラスの話題になっていた。
エディ・ヴァン・ヘイレンがギターではなくシンセをプレイしていたことがトピックになった。
ヴァン・ヘイレンはもはやクラスの中で一般教養の類と化していた。
「5150」だけではなく、前作の「1984」もよく聴かれていた。
ある朝の登校時に度肝を抜かれるような出来事があった。
何と朝から校内放送で「1984」が1曲目から流れているではないか。正直驚いた。
「1984」を聴いた方ならお分かりかとは思うが、1曲目はインストゥルメンタルだ。
あの分厚いシンセの音が容赦なく僕らの胸を掻き立てる。
そうして間髪いれずに2曲目の「JUMP」に突入する。この流れは痛快以外の何物でもない。
こんなことをした放送委員会の生徒は後で先生からお目玉を喰らったかもしれないが、
少なくとも僕らからいえば一言「でかした!」といった感じだろう。