こんにちは、夫婦カウンセラーの安東秀海です。
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結婚、パートナーシップについて書いています。
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1年後の今日どんな1日を過ごしていたいですか?
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未来を思い描く時、あなたはどんな気分になりますか?
わくわくと楽しい気持ちになる、という人もいれば、
何だかわからないけど不安になってしまう、という人もあるかもしれません。
理想の姿を思い描い描いたり、それがすでに手に入ったものとして、ワクワクするその感覚を先取りしてしまおう、というのは心を扱うワークショップでは割りとポピュラーに実践されているワークのひとつです。
感情や感覚を先に体感することで、欲しいものが手に入りやすい状態作っておく、トレーニングとも言えます。
この記事を読んでいただいている読者の方なら、少なからずこの考えに触れたことがあるのではないでしょうか?
でも、夢叶えるには、それが実現した未来を想像する、思い描くことが大切、と何となく理解していても、実際にそれが効果的なのか?と疑問を感じている方はないでしょうか?
何度かトライしたけれど、あんまりしっくりこないんだよね。という方はありませんか?
欲しい未来を、夢を、
ビジョンを思い描く。
というのは、確かに効果的なワークではありますが、実践するにはいくつか押さえておきたいポイントがあるのです。
そのポイントのひとつが、
未来のイメージは、ネガティブな感情を伴いやすい。
ということ。
今日はこのポイントについてお話をしたいと思います。
例えば、
結婚したいが、パートナーがいない。
夫との関係が思うようにいかない。
など、気がかりなテーマがあるとします。
そんな時、1年後の未来を想像したならば、どんな姿が思い浮かぶでしょう。
たとえ今、どんな状況にあったとしても、
想像の世界では、どんな未来も思い描くことができます。
私たちには誰にでも、未来を想像する力というのが備わっていて、そうやってイメージした未来から、ワクワクする感情を受取る力も持っています。
いっぽうで、どんなに前向きに想像しようとしても、ネガティブな想像しかできない、ということもあります。また、頭でも理想を思い描いているのに、半面気分は何だかモヤモヤしてくる、ということもあるかもしれません。
むしろ、こっちの方が、多数派かもしれません。
私たちはどうも、未来を思い描くときには、
やや悲観的になりやすい傾向があるようです。
というのも、この未来を想像する力は、私たち人類が生き残るために進化させてきた能力であって、逆を返せば私たちはこの、
未来をネガティブに思い描く力
によって、生命を護ってきたとも言えます。
1年後のこと思い浮かべるときに、今よりも素晴らしい時間を過ごしている、とイメージすることが難しいのは、ごく自然なことで、ある意味ネガティブ思考こそ、私たちのデフォルト設定なのかもしれません。
なので、もし今あなたが未来に不安を感じていても、良いイメージがわかなくても、何も心配はいりません。
そういうものだから。
まずはそこから、スタートで、未来への途はいつも、不安との並走なんだと、覚悟しておくこともまた、必要なことだと思います。
では、そんな嫌な思いをしてまで、あえて未来のこと想像するメリットは何か?
まずひとつ目は、未来を描くことで、今とるべき選択肢を逆算して考えることができるということ。
そしてもうひとつ、未来の視点に立ってみることで、角度を変えたアイデアや発想を手に入れること。
なのではないかと思います。
夢に日付をつけるから、それまでに必要なタスクが見えてくるし、なりたい未来を想像することで、感情的なモチベーションを引き出すこともできます。
ネガティブな未来しか想像できないから、うまくいかないのではなく、
ネガディブの扱いかたをを知らないから、うまくいかないのかもしれません。
1年後を思い浮かべてわくわく楽しくなっても、モヤモヤネガティブになっても。
どちらも、それで大丈夫。
まずはそのことを、押さえておきましょう。
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