ムスコが小学校6年生のときに不登校になりました。自宅警備及び家事手伝いに勤しんだ日々を振り返ってブログを書いています。不登校はダメじゃない!学校だけがすべてではない!と、言いきれなかった日々は、今は親子ともに宝ものとなっています。
2014年の11月1日の自分のブログを見てビビりました。「良い子は不登校になりやすい」と、ダンナに言われたことを書いていました。言葉は恐ろしいもので、自分が吐いた言葉は現実になりやすいと聞いたことがあります。2014年のワタシに言いたい。「本当に不登校になってしまうから、言っちゃだめ!書いちゃダメ!」それから、ダンナが忠告してくれていたのに、ガチガチのヨイコに育てようとしてしまってゴメンなさい、ムスコ。こんなことになるなら、今後10年は「宝くじが10億当たる」と、言い続けることにします。
ウチのムスコは片付けが苦手です。もしも万が一、ムスコが一人暮らしなんかをした日には、トイレや浴室に黒カビが生えたり、汚れのせいで便器や風呂おけが変色したり、髪の毛やゴミが詰まった状態で排水溝を、ほったらかしにしたりしないだろうか??と、心配でなりません。なので、聞いてみました。トイレ掃除の仕方、知っている??と。そしたら「知ってる。便器磨いて、床拭いて、周りを拭いたらいいんでしょ??」と、及第点の答えが返ってきました。学校でトイレ掃除をしてるの??と、聞くと「まだ役割として回ってきていないから、したことない。」らしいので「じゃあ、まわってきたら、ちゃんとせえよ。」と、言うと「役割なんだから、するでしょ?普通。」と、偉そうにいいやがりました。じゃあ、なぜ、オマエの部屋は汚いんだ??そして、我が家のトイレや風呂を、なんで掃除しないんだ??と、言いたくなりましたが、がんばって、言わずにおきました。ワタシも、中学生のときには、家のトイレの掃除なんてしてなかったのに、それを言ってはいけないから。ムスコはまだ子どもなのに、大人のようなふるまいを求めてしまう。この思考がムスコを追い詰めてしまったことを反省したはずなのですが。つい、求めようとしてしまう。若者は家のトイレなんぞ、率先して掃除しない。しなくてはいけなくなったら、するんだから。そう思えるように、ワタシはならなくては。
我が家の柴犬は、とても警戒心が強い性格です。ちょっと、尻尾に手が触れただけでもムキッと、牙を見せるしちょっと背後に立っただけでウキャ!!っと、飛び跳ねるし。夜も、毛布を入れてやろうとケージを覗き込んだだけで、それまで目をつむって寝ていても、すぐに目を覚まします。「近寄るな!!」と、言いたげな表情で、こちらをジトーっと睨むので、あまり寝ている時には近寄らないようにしているのですが。ある日の真夜中に、ケージの傍を通りかかり、遠目でワンコの様子を見ると白目をむいて、ベロを出している「ちょっと!ワンコ!!」と、思わず声をかけたのですが、ピクリとも動かず。「もしかしたら意識ないのか??息してる?このまま動かなくなったらどうしよう!!」と、動かないワンコを見て、ビビりたおしたワタシは、真夜中なのに、まあまあ大きな声で「ワンコ!!」と、叫びました。すると、←こんな顔して、ワンコが飛び起きました。(多分、1センチくらいは飛んでたように思います。)白目&ベロベロは、熟睡しすぎて、気が緩み切って、ついでに舌の筋肉と目の筋肉まで緩んでいただけのようでした。真夜中にワンコもワタシも驚いた一見でした。生きていてくれて本当に良かったけど、怖いからヤメテほしい。
先日、ムスメに「どうしても、ママに授業参観に来てほしい」と、お願いされました。いつもパパは来てくれるのに、ママはどうして来てくれないのか?と、思っていたそうです。ワタシは授業参観に行くと、子どもの粗探しをしてしまうアカン親なのです。おそらく、ムスコに窮屈な思いをさせたのではないかと反省しています。なので、もうムスコやムスメに嫌な思いをさせたくなくて、今まで行かなかったのですが「母が授業参観に来てくれた思い出がない」と、ムスメに思わせてしまうのも嫌だし、自分が「行けば良かった」と、後悔するのも嫌なので、思い切って行くことにしました。教室に着くと、満面の笑みでこちらを見るムスメがいました。授業中もしっかり発表をしたり、丁寧にノートをとっているムスメを見ることができました。そして、授業が終わったとたんに「ママー!!来てくれてありがとう!」と、飛びついてきてくれました。ムスコのときも、きっと、ムスコはこんな笑顔を見せてくれていたのに、ワタシは「あれがだめ、これがだめ」と、文句ばかり言っていたのだと気が付きました。本当にムスコに申し訳ない。ムスメには「よく頑張ったね。えらかったね。」と、褒めまくりました。そして手をつないで一緒に学校を出ました。不登校は母親のせいではないと思っていますが、やはり、ワタシと子どもたちとの信頼関係の築き方には難があったな、と、反省する一見でした。
我が家の柴犬は、世の中的には大人しい犬のようだ。まず、吠えない。小さいころから、なかなか「ワン」と言わないので、声帯に異常があるのではないかと疑ったくらい吠えない。そしてイタズラをしない。家具を齧ったり、スリッパをズタボロにしたり、網戸に穴を開けたりするワンコがいるが(すべて、以前飼っていた犬がやったこと)ムスメの靴下を咥えて逃げるくらいで、被害らしい被害はない。家族と遊ぶときに、甘噛み程度のオイタはあるが、反抗的でもない。散歩するときに柴犬がよくすると言われる「拒否柴」もない。家族が不在時にはケージの中でジッとしている。そんな我が家のワンコの近くに、監視カメラを買った。我が家のワンコに必要なのか??と、ダンナに言われましたが。必要なんです。愛しい、愛しい我が家のワンコが、日中何をしているのか知りたいじゃないですか。仕事場からこっそり画像を見て癒されたいじゃないですか。我ながらアホな理由だとは思いますが、買いました。明日から楽しみだ【71%OFF☆更にクーポン利用で3,582円】 楽天1位 防犯カメラ ネットワークカメラ 見守りカメラ 300万画素 高画質 ベビーモニター ベビーカメラ 赤ちゃん ペットカメラ 留守 スマホ ワイヤレス 家庭用 監視カメラ 小型 監視カメラ 小型 介護 子ども 犬猫 送料無料楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}
ムスメが「ミレちゃんのところに行くから、散髪代ください」と、言いにきた。ミレちゃんは、ゴールデンレトリーバーの女の子で、ご近所にある「理容ふじ」さんの看板犬だ。ムスメは子どもにも優しいミレちゃんに会いたいので、少し髪の毛が長くなると騒ぎ出す。そういえば、いつかブログに、ミレちゃんのお父さんに優しくしてもらったことを書いたなーと、思って見てみたら2016年のことだった。8年前!!ムスメは2歳!ムスコは6歳!!時の流れは速いけれど、ミレちゃんも、ミレちゃんのお父さんもお母さんもお姉さんも、変わらず優しくムスコとムスメを迎えてくれる。ありがたいことだ。
我が家には黒い柴犬(♂:2歳)がいる。ワンコがいる家庭の皆様には「あるある」と、言ってもらえるのではないかと思うのですが、ワンコに向かって「○○でちゅね」と、言ってしまう。今日も今日とて、やってしまった。車が行きかう往来で。「ありゃ、今日も良い💩でちゅねー」と。ワンコを家族に迎えたことがない人から見れば「なに?あの人?ちょっと危ない人??」と、思われてしまう可能性大の独り言を、犬相手に繰り出すオバはん+キバル柴犬。客観的に見ると、アカン感じはしますが、どうしても言ってしまう。ムスコもムスメも言っている。きっと、わんこあるあるではないでしょうか??あ、わんこの家族あるあるかもしれない「でちゅね」。
我が家にモニターがやってきました。1年ほど前に使ってみて、とても便利だったので、購入しようと量販店に行ったり、パソコンショップをのぞいたり、アチコチ探しまくっていたのですが、なかなか気に入るものがなく購入には至りませんでした。なにせ、ワタシの購入希望要件が①3000円くらい②ほどほどの大きさ③中古でもいい④扱いやすいでしたので、そもそも無理がありました。特に①。良いものは、それなりのお値段がするし、中古は、まあ、それなりの見てくれだし。で、現実と折り合いをつけるべく、①と②と③を諦め、今回購入しました。商品が到着すると、ワタシより先にムスコに「貸して!!」と、ブンどられました。新しいおもちゃに、ムスコの目はキラキラでした。この商品は、タイプc同士の配線があり、パソコンにタイプcがついていれば、千1本でつながります。めちゃめちゃ簡単に画面が映し出されました。取説はぺらんぺらんの紙一枚なので、最初は不安でしたが特に問題はないようでした。画面の設定も、中2のムスコができたくらいなので、ネットで検索すれば大丈夫なようです。「すごいね!簡単だね!映像もきれいだね!」と、笑顔笑顔のムスコ。それを見たら、昔、ダンナが鬱だったときに、上司が「男はおもちゃを与えると元気になる」と、教えてくれたことを思い出しました。ムスコがルンルンになったので、買って本当に良かったけれど。でも、これ、ワタシの物なんだけどなー。モバイルモニター 15.6 インチ フルHD モニター デュアルディスプレイ ポータブル モバイルディスプレイ 高画質 液晶 IPSパネル セカンド サブモニター 薄型 軽量 家庭用 テレワーク スマートフォン楽天市場
ムスコが小学校に上がる前、ワタシは、ムスコが学校に持っていく手提げカバンや、靴袋などを作りしました。下手くそな手作りカバンを、ムスコは卒業式まで使ってくれました。使い込まれてボロボロになったカバンを「もう、汚いから捨てようか」と、言ったとき、ムスコは少し悲しそうでした。この前、ムスコと話しをしていた時、ムスコがこのカバンに関する思い出を教えてくれました。通っていた学童に乱暴な女の子がいたそうです。ムスコはその子に蹴ったり叩いたりされていたのですが、自分より小さい女の子にやりかえしたりしたら、自分が卑怯者になると、ずっと耐えていたそうです。でも、その女の子が、カバンを蹴ったときだけは、堪忍袋の緒がプチンと切れそうになったそうです。「お母さんが作ってくれた大切なカバンなのに!って、めっちゃ腹が立って怒った」と、言っていました。ワタシの母は裁縫の類を一切しない人でした。お母さんが作ってくれたワンピースを着ている友だちが羨ましくて、羨ましくて。もちろん、母が別のところでちゃんと愛情を注いでくれていたことは今は理解しています。だから、自分の子どもには、同じ思いは絶対にさせないでおこうと思いました。その思いを、ムスコはちゃんと受け取ってくれていたんだな、と、思うと、小さいころのワタシも、下手くそなりに必死で縫物をしたワタシも、まとめて報われた気がしました。ムスコよ、ワタシはあなたの母になれて、本当に良かった。そう言ったら、ムスコはニヤッと笑っていました。幸せな時間でした。
ムスコがある日、「おれ、バトミントンするわ」と、宣言。授業で、テニス部の子にバトミントンで圧勝したことに気を良くしたようです。早速、小学校で休日に活動しているバトミントンサークルに見学に行き、入部を決めてきました。ん?小学校??蛇蝎のごとく嫌っていた小学校に行ける??と、母はおもいましたが、ムスコは「久しぶりに小学校に行ったわ。アルバムをもらいに行った時以来かな?」と、言って笑っていました。もう、小学校に行くのは平気になったんだねーと、一人感動する母。あんなに嫌がっていた場所にも、時が経てば、目的があれば行けるようです。ちなみに、小学校の時にテニスを習っていたのだから、テニスにすれば良かったのに!と、言ったら「いや、テニスは友だちに会いに行っていたようなものだから。バトミントンは、単純にやりたいからやるの」と、言っていました。見学の次の日、少し打たせてもらったせいか、筋肉痛になっていたようです。どんどん鍛えて、よい筋肉になあれ。
ワタシは好きな仕事をしている。そして、別の仕事もしている。wワークならぬ、トリプルワークの状態。好きな仕事以外は、最近始めたことだ。好きな仕事の待遇が1年経過すると変更があるため、変更があっても金銭的に困らないように始めた。しかし、この中途半端さ故に、真逆の悩みが増えた。1つ目は、好きな仕事で、業務以上の責任を負う場面が増えたこと。2つ目は、別の仕事で、プロ意識の低さを指摘されたこと。セリフにすれば1つ目→薄給のワタシが、高給取りの人間しか決定権のない仕事の決定を迫られなければならんのだ?2つ目→仕事を始めてまだ2週間ですべての仕事を把握しろと?無理だ!と、いう感じ。それもこれも、ワタシ自身が中途半端であるため起こった悩みだ。1つ目は上司が配慮をしてくれたので、責任を負う必要はなくなったが、そもそも出過ぎて仕事をしてしまっていたのかもしれない。出る杭にならないように、周りをみなければならない。2つ目はただの言い訳だ。相手を黙らせるくらい、勉強したらいい。好きな仕事を充実させるために始めたことだから、中途半端を卒業しなければならないんだけど。悩む…。
ウン10年前に行った、小学校の修学旅行先は京都・奈良でした。自閉傾向強めの子どもだったので、いつもと違う行動をせざるを得ない事ばかりの、運動会や文化祭などの行事ごとは、とても苦手でした。当然、修学旅行も苦痛で苦痛で。でも、子どもだったから、何が苦痛か自分でも言い表せなくて「なーんか、嫌だ」と、モヤモヤしながら旅行バックを片手に観光バスに乗り込んだことを覚えています。周りの友だちは「○○くんと同じ班なんだー」とか「お布団は隣同士で寝ようね」とか、終始、嬉し気なのですが、ワタシはちぃーっとも嬉しくない。結局、モヤモヤした気持ちのまま、東大寺の鹿に噛まれまくり、心も体も痛いまま、家路につきました。ムスコも修学旅行や運動会を嫌がるので「気持ちはわかるよー」と、言えることが、小学校の修学旅行に行った、唯一の良い事かもしれません。
我が家には黒柴ワンコ(♂)がおります。家族に迎えて分かったのですが、柴犬という犬は、なかなかに気難しい犬種です。以前、同居していたマルチーズは、お尻をガブリンチョしても怒らずに困った顔をするくらいだったのですが(それもどうかと思う!と、ムスコに怒られました)我が家の黒柴は、後ろ足に触れただけで、ガウガウ怒ります。ネットや動画を見ると、うちのワンコと同様に、触る場所によって、お怒りMaxになられる柴犬ちゃんが多いので、柴犬とはそんな気質なのであろうと、普段は納得しているのですが、換毛期に関してはそうも言っていられなくなります。大量に毛が抜けるから。下手こくと、犬1頭分くらい抜ける。だから、ブラシでとかないと、毛玉をくっつけて歩いているような状態になります。そして、我が家の黒柴はそれを口に入れては、痰が絡んだ時のように「ぐはー!ぐはっ!」と、咳き込むので(アホの子なので)ブラッシングが必須になります。今のところは大丈夫だけど、犬アレルギーに誰かがなるのも嫌だし。なので、今日、久しぶりにブラッシングに挑みました。サツマイモをムスコに持たせ、犬がイモに気をとられているうちに、ワタシがブラシをかけ、小一時間。ワンコはなんだか、少し、細くなりました。そりゃー、こんだけ毛が抜ければ、細くなるよね、と、掃除をしながらムスメが言っていました。その後、疲れたのか、ずっと、ワンコはハウスで寝ていました。わたしたちも、疲れましたけど…。柴犬を家族に迎えた方々、きっと同じ思いをされておられる方がいらっしゃるかと思います。本当に、お疲れ様です、お互い、がんばりましょう( ´艸`)
「お母さんとはこうであれ」と、いうものにとらわれていなかった?と、先日、とある賢人に問われました。ムスコが不登校であったとき、とらわれまくっていました。ワタシ。「学校にいかなければならない」「勉強をしなければならない」「みんなと同じ体験をしなければならない」などなど。お母さんは「素敵な我が子」を思い描いてしまうものだと思います。その思いに罪はないと思います。あだこだ言ってしまうのも仕方ないと思います。ワタシだってそうだったしー。「不登校になるってことは、子どもをほったらかしにしていた、お母さんが悪い」と、思われたくなくて、ジタバタしましたが。(誰もそんなこと言ってないのに、自分でそう思い込んでいました)自分で決めた「おかあさん像」を壊したら、とても楽になったことを、賢人の一言で思い出しました。お母さんも、人の子だ。お母さんが偉大である必要はない。ただ、子どもに「ありのままのあなたが大好きよ」と、伝える事ができたら花丸💮だ、と、思います。賢人に感謝。
先日、ダンナと、10年近く前から続く、義理の実家にワタシが足を向けない点について、じっくり話し合う機会があった。ダンナは「自分の家に親を招くことができない」ことが苦痛らしい。「じゃあ。招けばいいじゃん。ワタシがいないときに」と、言うと、明らかに不満そうな顔をするダンナ。「どうしてワタシがそこにいる必要がある?どう考えても、ワタシとあなたの両親は、お互いにヒドく気を使い合う関係ではないか?お互いギシギシした関係なのに、一緒にいて何の良い事があるの?」と、言ってみたが、納得できないらしいので、しゃーなし、ワタシは言った。「その人間関係を調整するのに一番気疲れするのはアナタではない?そんな状態で家に招いたらしんどくない?」そしたら、ダンナは「そうか。それはしんどいな。」と、納得した。人間は不利益な状況が自分に降りかかると思うと、ソッコー逃げるよな( ´∀` )しかし、10年近く前から始まったワタシの「義理実家訪問拒否運動」を、なぜ今更蒸し返すのか??そう思ったので、ダンナに聞くと「なんでいきなりウチの両親に会うのを嫌がり始めたのかが分からなかった。騒動の最中に聞いても、自分のキャパを超えて喧嘩になると思った。もう時間が経っているし、冷静に聞けると思ったから、今、聞こうと思った。」とのこと。さよか。まあ、10年越しにお互いが納得できる話し合いができて、ワタシは良かったけれど、やっぱり、思ってしまう。今更??…。
ダンナの調子が悪い以前の鬱っぽい感じ。ムスコもムスメもワンコもダンナに気を遣う日々。今日、ダンナにあまり「ワンコのお世話を自分だけがしている」と思わせないように、子どもたちにもワンコのお世話に参加するようお願いをした。その話のなかで、ワタシが「ママもがんばるからさ。協力してね。」と、お願いをすると、ムスコが「おかあさんは、がんばらなくていいよ。いつも頑張ってるから。病気になったら大変。家事なら僕ができるからさ。」と、言ってくれました。泣けちゃうでしょうよワタシのムスコに生まれてきてくれてありがとう。心の底から思いました。で、今夜はムスコが肉そばを作ってくれました。おいしかった!ちなみに、ムスメは「ママ!応援しているよ」と、エールをくれ、ワンコはいつも以上にお利口さんで散歩に行ってくれました。
昨日、友人とお茶をしていたとき、ムスコの話になりました。そして、ムスコが不登校であったときの話になり、友人が不登校の原因と、また再登校できるようになった要因について、一緒に考察してくれました。二人であーだこーだと話した結果①友だちや先生に恵まれたこと②人と自分の考えや価値観は違うことに気が付けたことではないかという結論に至りました。2点とも、誰にでもあてはまるセオリーではないので、あくまで、ムスコの場合なのですが、私はムスコは②が最大の良かったことなのではないかと思います。ムスコの場合、小さいころからヨイコで来てしまい「正しい自分の言うことに賛同しない悪者」が許せなかったようです。けれど、不登校期を経て、彼は「100%の悪者なんていない」「価値観が違う人はたくさんいる」「正しいことは時に正しくない」「自分の正しさは人にとっての正しさではない」など、それまでにはなかった考えを受け入れることができるようになったようです。彼の言葉を借りれば「へらへらしてやり過ごす」ことは、不登校期の彼にはできなかったのだろうと思います。彼が、自分を客観的に見て、どうすれば楽しく過ごせるかに気が付けて本当に良かった。
今日は、ムスコとムスメの学校の始業式です。例年、始業式の前日になると「明日の持ち物確認した?」と、子どもたちに声掛けをしていたのですが今年はなんと「何言ってんの?3月中に準備はしておいたから大丈夫」と、返事が返ってきました。どおりで、今日は雨な訳だ。元気に「行ってきます」と、学校に行きました。クラス替えで、大好きな友だちと同じクラスになれますように!と、母も祈っています。そして、どうかどうか、ムスコとムスメが今年も学校で楽しく過ごせますように。
中学1年生になり、時々息切れを起こして休みはするものの、学校に通いだしたムスコ。学校の様子を聞くと、たまにムカつくことはあれど、そこそこ楽しくやっているそうです。四角四面で頑固な性格のムスコがムカつく事に対し、どんな態度をとっているのかが心配になり、恐る恐る聞いてみると「大丈夫。基本、ヘラヘラしていたら喧嘩にはならないから」と、言っていました。成長したようです。ムスコ。小さいころは上級生にも「正しいこと」を言って殴られていたのに。担任の先生からも「いつも笑顔で周りの人の話を聞いてくれる」と、お褒めの言葉をいただいたのですが。先生、ごめんなさい。ムスコは「ヘラヘラしている」だけのようです。それでも母は嬉しい。君が笑顔を見せてくれるから。
中学にあがっても、ムスコは学校を休むことが度々ありました。まあ、焦っても良い事はないと静観していました。ある日、ムスコのクラスで、ムスコが休んだ日に配布されたプリントを提出するように、教科担当の先生から指示があったそうです。ムスコは学校から帰ってくるなり「休んでいたからもらっていないのに、酷い!」と、怒っていました。それを聞いて、一瞬、それを言うことが正解なのか躊躇しましたが、思い切ってムスコに言ってみました。「それは、世の中的には、休んだやつが悪いと言われてしまうのだよ」と。「え?それが病気であっても??」と、ムスコが少し怪訝な表情で言うので、喧嘩になるのを覚悟で言葉を重ねました。担当の先生は、ムスコ君に「休んでくれ」とは言ってないでしょ?それから、休んだ次の日に、提出物の確認をしなければいけないのは誰だろう?そして、配布されていないことに気がついた後に、ムスコ君は先生に頂いていないことを伝えているかな?未提出だと、評価は0点になってしまうけれど、先生に、友だちにコピーをさせてもらって、後日、提出をしても良いか、確認はとったのかな?そこまで言うと、ムスコは「うーん」と、うなり、少し考えた後で自室に入って行きました。あくまで、真面目で褒めてもらうことが何よりうれしい性格の我が息子の話なのですが、この一件は、休むことのリスク回避について、考えるきっかけになったと思います。仕事の関係で、中学生のお子さんの課題に対する姿勢や、苦手意識がある物事に対する取り組み方を拝見する機会が多いのですが「課題を提出期限までに終わらせる」「できない事は人に聞く」等、社会に出た後に必要なスキルが足りないお子さんが、ワタシの子ども時代に比べると多いように感じます。(あくまで、私見)また、病気などの理由から仕事を休む場合に、自分がどうすれば周りに迷惑をかけずに済むのかを考えられない後輩が増えているとダンナが言っておりました。仕事に穴が空いても「それを調整できない職場や上司が悪い」と言うとも言っていました。様々な事情や理由から学校に行けなくても、困難を乗り越える力をつけること、人のせいにしないことは、必要だと感じました。ただし、学校に行っていてもできない人はできないので、あんまり不登校は関係ないかもしれませんね。後日、ムスコが「担当の先生に話して、できたら提出することでOKをもらったよ」と、報告してくれました。