スイスの旅も、終わりに近づく。
これから、サン・モリッツから、チューリッヒに移動して、そこからヘルシンキ経由で、日本に戻る。
サン・モリッツから、クール、サンクトガレンで乗り換えて、チューリッヒに向かう。
最終日は、ガイドさんもお見送りに来てくれた。
電車は「氷河特急」と同じ車両。でも、普通の列車扱いだ。
この時も私たちは、パノラマ車両の指定席だったが、電車に乗り込むと、騒がしい。
っていうか、うるさいの。
中国人団体客と一緒の車両だ。この騒がしさは、耐えられない。
なので、連れと2等車両に移動した。
ほとんど人がいない、2等車両。静かでいいや。
後で、車掌さんがきて、「このチケットは、一等車両ですよ」と言ってくれたけど、「このままでいいの」と伝えると、そのままにしてくれた。
ただ、この車両でパノラマ車両では味わえない体験をした。
氷河特急の目玉の一つである「ランドバッサー橋」を渡る時、窓から、体を乗り出して見ることができたのだ。
すごい。
パノラマ車両は、窓の開閉はできない。でも、2等車両は、開閉可能。
他の車両からも、窓から体を乗り出して写真を撮っている。
私も負けじと、カメラを持って、窓から体を乗り出す。
何が撮りたい???
って感じの写真だけど、橋の様子を撮りたかったんじゃないかな?
まぁ、素人の写真だし、電車は、ちょっと揺れるので、ブレブレの写真。
でも、パノラマ車両の時は撮れなかった写真だ。
私は、大満足!!
しかし、連れは、この時も、窓から体を乗り出して写真を撮る私の服を握っていた。
いつも、すみません。
では。