聖ヤコブ教会の歴史:ローテンブルク | それでも旅に行きますか?

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旅行での失敗談、体験談そして、感じたことを綴ってます。海外でも、日本でも「暮らすように旅をしたい」と願ってます。その土地の人とのふれあい、感じた思いを共有できたらなっと思っています。

1311年から1490年ごろまでの長い建築期間を要して完成したゴシック様式の教会がこのローテンブルクの聖ヤコブ教会。日本は、鎌倉時代から室町時代。昔々の建物だ。

 

賑やかな空間になった2階から、1階へ降りた。

教会の内装は、白を基調にしているので、居心地がいい。そして、黄金の中央祭壇。周りが白なので、とても品良く感じる。

真正面から祭壇を捉えることができた。中央祭壇が黄金に輝いている。「12使徒祭壇」と呼ばれている。

 

ここで館内の見取り図を紹介。

水色の丸の部分が、2階に上がる階段と2階部分の「聖血の祭壇」。この教会は、二つの祭壇を持っている。赤丸の部分が、中央祭壇。

 

その背後にあるステンドグラスも素晴らしい。ステンドグラスには、マリアの生涯、イエスの生涯などが描かれている。

 

そして、その左側には、キリスト教の儀式を表現したサクラメント壇があった。

この時、私は特に「サクラメント壇」を意識して、写真を撮ったわけではなかった。もらったしおりを見て、「サクラメント壇ってなに?」思ったぐらいだけど、手の込んだ作りだったので、写真に撮っておいた。

 

祭壇に上がることができる。

これは祭壇から受付側を見たアングル。うーん、ここで牧師さんは、お話をするのか。人前に立ち、神の使いとして、話をするのって、どんな気分なんだろうって思ってしまう。

 

ここからだと、2階に上がる階段も見える。右手にあるのだが、見えるだろうか。

 

そして、後ろには、巨大なオルガン。

すごいな・・・。

 

この大オルガンは、1968年に収められた。このオルガンには、2つの演奏机(鍵盤のことかな?)があり、6つの鍵盤と5000以上のパイプがある・参照:聖ヤコブ教会、ご拝礼のしおり

聞いてみたい・・・。フィレンチェの教会で、練習中のパイプオルガンを聞いたことがある。なかなか素敵なのだよね、教会の中に響くパイプオルガンの音って・・・。

 

あちこち見渡していたが、ゴシック調の建物は、天井も綺麗だ。そして、天井も白、綺麗だ。

あれ?天井に何か描かれている。私は、「天使かな?可愛い・・・」っと思って、写真を撮ってのだけど、後で、ズームして、確認すると「smattav」っとある。

どんな天使だったのか・・・。受付の人に聞いてくればよかった。

 

いくつかの国で、教会を見てきた。教会には、いろんな天使が、いろんな場所で見守ってくれている。

 

では。