こんにちは，Mariaです。
ご訪問頂きありがとうございます
今更のように思うのですが
私が
保健師をしてきた！
保健師を育ててきた！
と話してきたのですが
ところで
皆様，
保健師って知ってますか？
知らない，あなた。。。
大丈夫です
この質問，
高校生向けの
大学でのオープンキャンパスでは
保護者の皆さんから
出てくる質問なんです。
ほとんどの方が知らない。。。
だけど知らないということは
今までお世話になることが
なかったということ。
（良かったこと）
看護師や助産師は
イメージしやすいけど
保健師はイメージしにくい。
会ったこともない。
（乳幼児健康診査では
赤ちゃんの頃で覚えてないし）
なので
今回はちょっと保健師について
お話しますね！
人々の“健”康を“保”つ支援（予防的支援）を専門とする看護職
保健師の対象は，病気を抱える人だけでなく病気になる前の人も
年々増加
1980年代から増加傾向が顕著になって
2016年で50,143名
ちなみに助産師は35,774名，看護師は1,149,397名
①市町村保健センター 56.1％
住民に身近なところで活動
乳幼児健康診査，予防接種，がん検診，健康相談，家庭訪問など
②都道府県保健所 15.8％
（より広域の課題に取り組む）
精神福祉，難病，結核・感染症，障害児など
③事業所（企業の保健センターなど） 8.7％
（産業保健師として活動）
④病院 6.4％
（医療や福祉サービスに従事）
⑤地域包括支援センター 4.9％
（高齢者に寄り添って）
7割が行政機関に勤めてます。
この割合は年々減少して，
病院や企業，地域包括支援センターが
増加しています。
最近は，看護系大学は
大きく2つのパターンに分かれてます。
①4年間で看護師免許だけを取得
→大学院で保健師を取得
②4年間で看護師免許
+保健師か助産師か養護教諭1種を取得
多くの大学は②なので，
大学入学から説明しますね。
入学して，保健師の免許をとりたいな～と
思ったら
保健師教育課程科目の履修を
しなければなりません
（多くの大学は選考試験を設けています）。
そこで選ばれると
3年から4年にかけて
看護師だけでなく
保健師用の科目を履修していきます。
（めちゃ，ハードです
。助産師を選択した場合も同じ）
すべての教育課程科目を履修できたら
保健師国家試験受験資格が与えられます。
その上で，
看護師国家試験，保健師国家試験の
両方に合格できたら，
保健師免許が取得できます。
この両方というのがとても重要で
もし看護師は不合格，保健師のみ合格だったら
保健師免許は与えられません。
翌年看護師国家試験に合格できたら
保健師も取得できます。
なので，毎年国家試験のある2月は
精神不安的になる学生へのフォロー。
3月末の合格発表の日は
祈るような気持ちで過ごします。
もう就職先も決まった段階での
合格発表なので
（不合格の場合は勤務できません。。。）
不合格者への対応
（就職先への対応，1年間の過ごし方）を
考えておきます。
保健師での就職希望者は，
地方公務員の採用試験を
受験するので，
たいてい夏休みは返上。
図書館にこもって
受験対策をしています。
夏前ぐらいから採用試験が始まり，
1次→2次→3次と進んでいければ
年末頃に就職が内定します。
日本で住民票がある
市町村の保健サービスは
無料か安価で
受けられます。
私自身は
赴任前に夫の会社の保健師さんに
大変お世話になりました。
（手術後の検診，予防接種などの相談）
市町村や企業にいる
保健師の存在を知っていると
もっと健康的な生活が
送れるかもしれません。
バンコクで
保健師をされていた方にも
出会いたいな
最後までお読み頂き
ありがとうございました
それでは。
ごきげんよう
Maria
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