花粉症のメカニズム
アレルギー性反応とは
花粉症は、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となって呼吸器から体内に侵入し炎症を起こす「アレルギー性反応」です。
アレルギー性反応とは、細菌やウイルス、アレルゲンなどの異物(抗原)が体内に侵入すると、体はそれに対抗する物質(抗体)をつくり排除しようとします。
しかし抗体が作られた段階でアレルゲンが2回以上侵入すると、体に備わった生体防御システムが過剰に反応してしまいます。これがアレルギー性反応です。
アレルギー性反応には、種類や症状が多くありますが、アレルゲンの種類によって発症する症状も異なります。花粉症の方にとっては、花粉がアレルゲンとなるので、体が花粉を外に追い出そうとアレルギー性反応が引き起こされるのです。
一般的にアレルギーとされるのは「Ⅰ型アレルギー」と「Ⅳ型アレルギー」と言われる2種類があります。
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