【その他のⅠ型アレルギーの症例】
アトピー性皮膚炎やじんましん、食物アレルギーなども当てはまり、現在は2人に1人が悩まれていると言われています。
Ⅳ型アレルギー
Ⅳ型アレルギーは、Ⅰ型アレルギーとは反対のアレルゲン侵入後に遅効性に反応するため「遅延型反応」と言われております。
症例として、
アレルギー性皮膚炎
ツンベルクリン反応など
これらアレルギーの原因となる花粉等の「アレルゲン」は、目や口、鼻などの粘膜から侵入すると思われがちですが、実は皮膚からも侵入します。
過去に、バリア機能が低下した皮膚から加水分解コムギという成分を配合した化粧品を使用し、その後うどんやパンを食べると小麦アレルギーを発症したという症例もあります。
それまで多くの方が口から摂取しないと食物アレルギーは発症しないと思われていましたが、胃や腸からではなく、皮膚からでも発症することを知るきっかけになりました。
ただし、あくまで皮膚のバリア機能の個人差によるため、すべての人に発症するわけではありません。
次回につづく