郷愁漂う泥湯温泉の湯につかる | TakuとQuiet life

TakuとQuiet life

今日も1日、楽しもう!

暑い夏の盛り、秋田県の泥湯温泉へ寄ったことがある。開湯は1200年前。

『娘が恥ずかしがって湯に浸かることができない。見るに見かねた天狗が湯を濁らせた』と言った伝説が残っている濁り湯だ。

 

明治末創業の奥山旅館に立ち寄った。と言っても旅館内には入らず、旅館の外、国道を挟んで建てられた湯小屋へ寄った。

 

 

内湯から続く露天風呂は2つあっていずれも混浴、屋根のある半露天となっていた。源泉が熱いため、管から沢水を流して温度調整。ここの湯は、鉛色?泥を水で溶かして薄めたような色。だが、すべすべしている。

 

 

道路を挟んだ反対側の湯小屋は、石と岩で組んだ大きな露天風呂、白濁の湯が掛け流しで泥湯温泉では一番の人気だ。浴槽の下には玉砂利が敷かれ足の裏をほどよく刺激する。湯に浸かっての眺めも良い。

 

 

道の角に奥山旅館の出店がある。中で休憩もできる。

 

 

店内では岩魚を炭火で焼いていたが、他に沢水で冷やしたスイカ、ラムネが。その横には温泉卵などが並んでいる。田舎の夏の景観に懐かしさを感じてしまう。

 

 

盛夏の真昼に温泉に浸かり、湯上り後は温泉卵をツマミ代わりに冷えたビールを一杯。これがあるから温泉巡りがやめられない。