先日こんな記事を書いて。↓
私は体育会系の部活という日々を過ごしたことで、
「やれば出来る!」
「最後まで諦めるな!」
というスポ根精神を身につけてきたなーと思い返していたんだけど、
それよりも小さかった頃は全然違っていたことを思い出しました。
幼かった頃、好奇心旺盛な反面、
「今日も泣けてきちゃいました」と
幼稚園の連絡帳に毎日のように書かれるくらい、
繊細で不安いっぱいな子どもだった。
友達が喧嘩してるのを見て泣いた感覚、覚えがあるな〜〜
で、小学校にあがって、
勉強や運動というものを認識しだした時、
「こなすべき課題・目標→具体的なやり方→成果」
という方程式を知った私は、
従来の不安体質から一転、
正解や正論、目に見える結果を
自信を持って人と接するためのツールとして使うようになった。
正しいと思えるから主張できる、
正解が分からない場面では発言しない、とか。
そんな風にして、世の中を渡り歩くためのツールを手にした私は
正解がある問いになると強気になり、
正解がない問いを前にして弱気になるという
場面や状況によってグラグラと揺れる自分に、
どうして私はどっしりとした自己肯定感が持てないんだろう?
と思うようになり、
自分の弱さ・過去と向き合うために心理学や宗教的な学びもしたけれど。
どっしりとした「自己肯定感」というものが全く掴めないままで、
ますます「私はダメなんだ・・」と悩みを深めていきました。
結婚後、子どものアトピーから心の学びの世界を知った後も、
思うように結果が出なくて苦しい思いをしたんたけど、
それは、
「課題・方法・成果」という現実世界で使ってきたツールが、
自分の作り出した枠なんだというのを知らなかったから。
そして、それに自分が守られていることも知らなかったから。
自由が欲しい!ありのままの自分で認められたい!というのが本当の願いだと思ってきたけれど、
超えるべき課題も、
成功するための方法も、結果も、
自分ですべて決めていいんだよ
と言われることが本当は怖かったのでした。
できる見通しが立たないと「やる」という選択肢を取ってこなかったから、
「私にはムリかもしれない・・」がすぐに発動します。