「Exit。。。」 | 我ここに在りてここに無し
僕は
世界の果てを
知らないまま
生きて来た
この世界の
出口を
探したけれど
たどり着く
場所は
いつも
僕
自身に
戻る
自分の周りは
全て
事実だった
役割と強制という
杭を打たれ
コンクリートで
固められ
光りさえ
遮られていた
コンクリートで
固められた
箱の中で
出口を探し
いつ
入り込んだかも
忘れた
自分の後姿に
事実は
杭を打つ
僕の出口が
世界の果て
なら
事実は
僕の後ろ姿に
最後を
見るだろう
その時
色は音になり
音は鉄になり
鉄は人間となり
血液の再生を
奏でる
僕の周りの
事実よ
僕自身の
記憶に
触れるな
記憶は
僕自身であり
事実では
ないのだ
事実よ
記憶に
触れるな
ここは
世界の果て
僕自身の
出口
人間は
世界の果てを
持っている
誰もが
持っている
事実よ
僕に
触れるな

