「The human of the forwarding>>>」 | 我ここに在りてここに無し

我ここに在りてここに無し

青きBOUGAの果て

ひとりごとのように

詩と小説を書き綴ります。

何か心に響くものがあれば

それだけで。






泡沫な調に乗せ

死と再生を

美しく魅せる

鬼達よ


泥水を呑み

地を這い

立ち上がることも

出来ぬ人間を

生むのか



獣や鳥や虫達

草木花

彼等は

無言のまま

人類を眺め

愚かさを

受け入れて

来た











椅子に

縛られた

人間達のみ

知識を得

体験という

学習の無い

無味な

世界を描き

鬼となる



体験という

実感を伴わぬ

社会は

何時しか

無謀な器を

創り

妄想という

未来を描き

始める



もの言わぬ

者達は

鬼が創る

器の中で

ただ

もがき苦しみ

命を

泡沫の調べに

哀れに

投げ捨てる










人間よ

誤りを

繰り返すか


鬼という

権力に

無言のまま

命を

預けるのか



いつしか

異郷感覚を

授けられ

人間は

思想という

無味な故郷に

陶酔していく



片方の手で

何かを

差し出し

片方の手で

何かを

取り上げる

鬼達よ


君達の

故郷は何処だ


二重性の

笑顔と涙は

何の為に

創りだすのか












鬼ならば

青きBOUGAに

身を浸し

故郷を

ただ愛するだけで

いいだろう


異郷感覚を

捨てよ



たが為に

力を振るう


たが為に

愛を持つ


たが為に

命を捨てる













早送りの

人類


巻き戻しの

出来ない

人間



再生を

夢見る

鬼達











繰り返す

鬼ごっこ




人は

日々暮らせる

だけの価値を

見誤り


無味な思想に

陶酔し


実感を失い

異郷に

住むのか


故郷は

どこにある


愛は

どこにある




人間よ



一粒の空を

失っては

ならない