「Come in。。。」 | 我ここに在りてここに無し
陽は
昼に
傾かず
このまま
立ち止まるが
よし
陽が
傾けば
掌の中の
空(から)
虚しく
天を
仰ぐより
先に
地に落ちる
君が
嘴(くちばし)にて
掌を
ついばめば
掌の空
無限に
愛を
生む
編笠(あみがさ)を
覗くような
陽の奥の
その空の
懐(ふところ)に
手を入れ
温めるは
名無しの
夢
詩にして
認(したた)めん
凍てついて
心も短く
縮む文(ふみ)
認(したた)めて
認(したた)めて
愛
認(したた)めて
遥か知る
君が姿に
眼(まなこ)向け
掌に
一文字
乗せて
白息で
覆い
差し伸べる
掌から
零すまい
指先から
零すまい
我が
懐(ふところ)に
入り給え
愛
一つ
陽は
昼に
傾かず
このまま
立ち止まるが
よし

