幸せとは
いったい
なんだろう
僕はその
言葉の意味すら
考えることも
しなかった
考えることに
意味すら
持たなかった
人は幸せに
なりたいと
叫び
僕は何を
叫んで
いるのだろう
ただ
自分が
生かされる
場所を
探していた
だけ
それが
幸せだと
思い込む
かのように
嘘でも
幸せを
演じ続けて
来た
どんなに
ぼろぼろに
なろうと
自分が
生きている
以上
生かされる
場所に
留まろうと
嘘を真実に
変えて
来た
しかし
嘘を真実に
変えてまで
その場所に
留まる理由が
どこに
あるだろう
費やしてきた
時間に
未練でも
あるのか
或いは
その場所にいた
自分を
捨てることに
ためらいが
あるのか
何を築き
何を守る
人は
流れる
ものなのに
幸せの意味も
分らないまま
時が
流れ
僕は君を
知った
演じることが
人間の
役割?
人は
絶叫と沈黙を
繰り返すだけ?
その
絶叫と沈黙
だけが
目立つ
人生だけど
本当は
なだらかな
日々の中に
潜んでいることを
僕は
知っている
自分以外の
誰かを
自分の意に
導こうとする
行為への
裏返しなのかも
しれない
人はそこで
絶叫と沈黙を
繰り返すのかも
しれない
こうしてみると
人の日々は
とても
単純かも
しれない
人間が
創りだした
幻想という名の
幸せより
誰かに
生かされる
プログラムだけが
僕に残っている
そう
君にだけは
負けるという
プログラムが
それが
僕が
生かされる
人生なのかも
しれない
幸せという
言葉の意味は
君に
任せるよ
僕に幸せは
いらない
愛があれば







