「Cry。。。」 | 我ここに在りてここに無し

我ここに在りてここに無し

青きBOUGAの果て

ひとりごとのように

詩と小説を書き綴ります。

何か心に響くものがあれば

それだけで。






幸せに

なりたいと

叫ぶ





言葉の意味など

考えなくても

いい




ただ

幸せに

なりたいと

叫ぶ





$のんびりと






胃袋から

声を

絞りだし



腕を

震わせ



両目を

見開き







幸せに

なりたいと

叫ぶ





$のんびりと






自分を

騙し続けた

鈍感な

嘘は





意識に

浮揚しない

まま




心を

記憶の

飽和へと

導く







$のんびりと






やがて

人は



歯を

食いしばり



口元から

嗚咽(おえつ)を

漏らし




幸せに

なりたいと

叫ぶ





$のんびりと






壁に

もたれ



うつろな

夢の中で

幸せを

抱き締めようと

喘(あえ)いでも





何一つ

手の届く

ものは

無く





意志は



愛と現実の

中にしか

幸せを

見せないと

言葉を



投げる





$のんびりと





人は

幸せになりたいと

願う






そう願わぬ

人間など

いない






しかし

愛も知らず

幸せも知らず






意志を

役割に

すり替えてきた

人間にとって






心を

吐露(とろ)する

ことは





振り返る

過去の中に

絶叫と沈黙を

繰り返させ

矛盾を生む







$のんびりと






愛が

矛盾の塊なら



現実の中に

生きる

幸せも




矛盾でしか

ない







幸せという

言葉に

背を向け

歩き続けることに

深く沈み



三角の空を

見上げ

無情を

詠うことに

自らの

意志を

投げ続けても



愛と現実は

幸せを

掴もうと

しない






$のんびりと






どこに

幸せが

あるのか




いや

確かに




ある




掴もうと

するものにだけ





叫べ


動け




僕よ





現実の中に

君の愛を

掴め





幸せは

その先に




ある