「The special world。。。」 | 我ここに在りてここに無し
幼い頃
君は
一人
大きな
銀杏の
木の下で
絵本を
読んでいた
君だけの
世界
誰も入り込めない
世界が
そこに
あった
夏の日の
夕暮れに
君は
確かに
風に乗り
森を抜け
雲を越え
とっておきの
世界を
抱き締めていた
星が舞う
夜空を
駆け
君の
大きな瞳は
とっておきの
笑顔の中で
輝いていた
僕は
その
瞳を
今
君の中に
見る
変わらないもの
それは
夢を語る
君の瞳
どれほど
淋しさを塗り重ね
どれほど
苦悩に浸るとも
君は
とっておきの
笑顔の中で
両手を広げ
僕を
抱き締めてくれる
君の
笑顔の中の
瞳を
僕は
消させない
それが
僕の
愛

