トラウマを抱えた方はカウンセリングに行くことを考えることもあると思います。

 

昔は、ロジャースの傾聴とかハーマンの『心的外傷と回復』の影響で、カウンセラーの前でトラウマの話を何度もすることによってトラウマを乗り越えることができると考えられていたのですが、最近ではトラウマ語りはフラッシュバックがひどくなるだけで、役に立たないことが分かってきました。

 

これは私の経験からもそう思います。

 

カウンセラーの山口修喜さんは、トラウマについてカウンセラーに話す時は、「タイトルだけ話す」ということを提唱しておられます。

 

タイトルだけ話して、トラウマの具体的なことまで話さなければ、フラッシュバックがひどくなることもありません。

 

トラウマの話は話す方も聞く方も大きな負担になります。しかもその負担は意味のない負担です。

 

トラウマの「タイトルだけ話す」というのは、カウンセラーにもクライアントにもわかりやすくていい表現だと思います。

 

心理士さんたちの間にもこの「タイトルだけ話す」ということが広く知られるようになれば良いなと思います。