ハコミセラピー、名前だけしか知りませんでしたが、本を読んだらとても良かったです。

 

フォーカシングのようなマインドフルネスに独自のメソッドを取り入れたセラピーで、特に胎児期から幼児期の、身体に残っている記憶にゆっくり寄り添っていくと、人生を困難にしているビリーフが浮かび上がってきて、そしたらそのビリーフに働きかけて、新しい神経系を作るというもの。

 

ソマティック・エクスペリエンシングと並んで、ソマティックな身体に働きかけるセラピーなので、効果的な感じがします。

 

私はこの本を読みながらマインドフルネスをしたら、生後まだ寝返りがうてない時に、背中が痛いけれどもどうしようもなくて我慢するしかない、つまり苦痛を我慢するしかないというビリーフが浮かび上がってきました。

 

690ページもある分厚い本ですが、マインドフルネスのやり方も詳しく書いてあるし、性格理論なども書かれていて、内容もとても興味深いものが多く、お勧めです。

 

ハコミセラピーのセラピストは、残念ながらまだあまり人数がいないようです。

 

本を読んだ感じからも、ハコミセラピーのセラピストになるには色々習得しなければならないことが沢山ありそうです。

 

日本ではセラピストはクライアントの身体に触ることはできないというのがありますが、本の中には、クライアントの身体の緊張をセラピストが肩代わりすることによって、クライアントの気づきを助ける技法や、クライアントが幼少期には得られなかったサポートを受け取る方法としてセラピストがクライアントを支える方法なども書いてあります。

 

日本ではハコミセラピーのメソッドの全てを行うことは難しいかもしれませんね。

 

でも、参考になることは多いので、トラウマや人生を困難にしているビリーフのある方にはお勧めです。