少子高齢化が進む日本。
1960年の日本では高齢者1人を支える労働者人口の数は11.2人でしたが、2014年では2.4人となりました。
少子高齢化がこのまま続くと2060年には高齢者1人に対して労働者人口が約1人で支えることになると言われています。
少子高齢化の原因として①未婚率の増加
現在、男性の20%以上、女性の15%以上が生涯未婚のままだと言われています。
原因その②晩婚化
私が20代前半だった頃(25年以上前ですね)、少し上の先輩たちは「クリスマス」までに結婚しないと売れ残りと言われていました。
そう、24、25歳のことです。
そんな時代だったなぁ…
それが今では初婚年齢が男女とも30歳以上。
原因その③女性の社会進出
女性の就職率上昇により育児と仕事の両立が難しくなっているのです。
過去に「保育園落ちた日本死ね!!!」のブログが注目を集めたのは記憶に新しいと思います。
待機児童の問題を指摘した内容でした。
育休明けて出社したくても子どもを預ける保育園がなければ復帰できませんよね。
イクメンと言ったように育児をする男性も増加傾向にありますが、その数はまだまだ多くはありません。産休や育休制度も中小企業では取得が難しいといった職場もあります。
原因その④子育てへの金銭的な負担
1人の子どもを私立大学に入学させ卒業させるまでには2000万円以上かかると言われています。
費用の安い公立であっても1000万円以上かかると言われています。
https://hokench.com/article/education/478/
原因その⑤医療の発展により平均寿命が伸びた
2000年には女性が81.9歳、男性が77.7歳まで伸びています。更に50年後の2050年には女性が90.2歳、男性が83.5歳まで平均寿命が伸びると言われています。
原因その⑥健康への意識の高まり
普段の食生活や定期的な運動等により生活習慣病へよ予防を行うことも平均寿命が伸びている1つの要因と言われています。
また、サプリメントなどにより不足している栄養素の補給の他にも健康診断や人間ドッグなどを受ける方が増えたり、喫煙者の減少なども平均寿命を伸ばしている要因と言われています。
こんなに出生率が低いと言われている中、ウチの病院に来る患者さんのほとんどが3人以上子供がいるという驚きの事実があります。
小児科だからかもしれないですが、妊婦さんを見る機会が本当に多いんです。
そして、そのほとんどが既に子ども2人いたよねってことです。
更に上をいく人たちもたくさんいます。
6人兄弟とか何組もいます。
この時代にものすごく貢献してますよね。
そんなにたくさん居て大変じゃないですか?
全然大変じゃないそうです。
たくさん子供がいて毎日楽しいそうです。
育児に対して悩みなんてないと。
確かに、いつ見ても笑顔で疲れてる様子全くないですよねー
子どもがたくさんいるお母さんが怒ってる姿ってあんまりみたことないです。
家ではわかりませんけど
皆さん共通しておおらかです。
そして子どもちはとっても賑やかで仲良し。
見てるととってもほっこりします
そんな子どもたちが担う未来が明るいものであって欲しいと切に願います。