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この記事は、自転車仲間でこれから自転車買う人への情報のつもりで書きました。
この仲間内でのやりとりはFBを使っているのですが、FBだと古い記事はどんどん後に隠れて後から探すのが面倒になります。なので自分のブログ内にも書いておくことにしました。
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これからロード自転車を買おうって方、買い替えようって方で、自分にあったサイズがよく分からない方に。

私も所詮素人で経験も限られるのでたいしたことは書いていません。よくご存じの方は無視してください。(もくくはコメントなり異論なりいただけると尚面白くなるかも。)

またこの話題に関しては、いろんな意見があるし、その時々の流行りもあるようですね。以下は主に私がロードの1号機、2号機買った頃(2009年~2011年)頃にネット記事等でいろいろ読んだのと、その後の自分の感覚に基づいて書いています。3号機(2019年)はこの感覚で試乗しないで注文しちゃいまして、まあそんなに外れてなかったと思っています。


【その1】 まず、ジオメトリ(Geometry)表を見ましょう。

メーカーによって、サイズをS、M、Lで表示したり、50㎝、52㎝といった表示をしたりしています。ですがこれに共通の規格はないので、一言でいって同じメーカーの同じモデルでの相対比較以外にはあまり当てになりません。必ずジオメトリ表を見ましょう。まともなメーカなら必ず表示しています。

添付図は私の2号機(Stevens Aspin, 2011年)の例です。私のは52㎝なのでそこに印が付いています。

 


いっぱい数字が出ていますが、フレームサイズを一番よく代表するのがこの中の「C」だという意見が多く、私もそう思います。日本語では「トップチューブの水平換算長」と呼ぶことが多いようです。私の身長167㎝に対して、トップチューブの水平換算長537㎜のフレームが良いのかどうか、これはまた別の話です。一般に言われているのからすると「大きすぎ」なんですが、これについてはまた後で。

(注)「A」、「B」、「C」等の文字の割り当ては共通規格ではありません。(わりと共通傾向ありますが)
かならずそのメーカーのジオメトリ表と図と名称で確認してください。
フルネームで呼ぶ名称はほぼ共通定義です。

フレームサイズをcm表示する場合は、シートチューブ長(この例ではA寸法)を目安にするのが歴史的経緯で多いようですが、あまり気にしないほうが良いと思います。サドルの高さは、特別な上級モデルを別にすると自由度が比較的高いです。また、トップチューブの傾き加減でA寸法はなんとでもなってしまいます。

これに対して、先のC寸法は、サドル~ハンドルの距離の主要因で、上半身の長さ+腕の長さに応じて、適切なC寸法がほぼ決まるという説明に説得力があると思いました。サドル~ハンドルの距離についても、サドル位置調整(+/-10mm程度)とステム選び(70~110mm程度)で調整可能ですが、極端な前サドルや後サドル、フレームサイズに比べて客端に短い/長いステムは、見た印象あまりカッコ良くないですし、たぶんそれなりに不具合もあるかと想像します。

次に、私が要チェックと思っているのが「この例でのO寸法」です。英語ではStanover Heightと呼んでいます。自転車を跨ぐときのトップチューブの高さです。日本語で何と言うんだろう?
この寸法は、適切なサイズを選ぶための寸法というよりは、その自転車に「乗れる、乗れない」の重要な目安の一つかと思います。短足体形の日本人、信号等で止まっった時はサドルの前に降りる人が多いと思います(私のその一人)が、その時に片足が地面にぺたんと着かないとちょっと辛いです。
脚が長い人や、一般的に言われる適正サイズに乗る分には問題になることは少ないと思いますが、ちょっと大きめサイズに乗りたいとき、女性が男性用モデルに乗りたいときなど要注意点だと思います。とりわけ、TTバイク、アエロモデルはトップチューブがほぼ水平でこの「O寸法」が高めのが多いです。

もう一つ比較的重要だと思っているのが「この例でのH寸法」です。ヘッドチューブ長と言います。英語も同じです。これが短いと前傾姿勢が強くなりレース等でガンガン走る向き。長いと前傾姿勢が緩めになり長時間ライドでラクだと言われます。(異論もあります)
ヘッドチューブ長の短い自転車でも、フォークの軸が長めに残っていてスペーサーが入っていれば、ハンドル高さはスペーサーの分だけ調整可能です。ヘッドチューブ長が長めの自転車では、大抵の場合スペーサーほとんど無しの状態でフォーク軸をカットしてあると思うので調整代はほとんど~全く無いことが多いと思います。

適正サイズの話の前に、ジオメトリのことをごちゃごちゃ書いたのには訳があります。

一般的に、自転車選びはしっかり試乗して決めましょうと言われます。ショップに在庫が豊富にあっていろいろ試乗できればそれが正論でしょう。ですがこの2年ほど自転車の品薄が続いています。ネットで在庫探して試乗しないでポチることも避けられないと思います。

そんなとき、とりあえず自分が今乗っている自転車のジオメトリと、いいなと思った自転車のジオメトリを比べることで、試乗しなくてもサイズ感覚がだいたいわかるかな、脚が着くか着かないもほぼ分かるかなと思います。自分のロード自転車をまだ持っていない人でも、周囲の人のを試乗させてもらってそのジトメトリを確認しておけば、自分の自転車のサイズ選びに結構参考になるかなとも。


【その2】 次に、適正サイズについて。

結論から言ってしまうと、これはもう人それぞれではないかと。ただ、各メーカーのサイトにある目安は、それなりに目安になると思います。

私の場合、身長から推定されるベストサイズより1サイズ大きいのに乗っています。実は1号機はショップのお勧めに従って公称50㎝のにしまして、最初はそれでもハンドル遠いと感じたのですが、そのうち慣れて、更に「もう少しハンドル遠くてもいいな」と思い始めました。

2年後に2号機買ったのはグレードアップではなくて、息子も大人用自転車乗れる体格になったので、1号機を息子用ということにして、同グレードの2号機を買いまして、その時は同じメーカーの52cmにしました。

1サイズ上にしたもう一つの理由が「見た目」でして、この頃はまだ「エンデュランス系モデル」という概念がまだあまりなくて、ロードは基本的にハンドルが低いレース系のジオメトリでした。それで公称50㎝のフレームだとヘッドチューブが極端に短くて、見た目あまりカッコ良くないんですね。実はこっちの理由が大きかったかも。

その後「エンデュランス系モデル」というのが普及して、これらはヘッドチューブ長が長めです。更にレースモデルでもヘッドチューブが極端に短いのはあまり見なくなりました。なので、今買うとしたらまた違うサイズ選ぶかもしれません。

2019年に3号機、初めてのカーボン車を買う際に少しだけ考えましたが、結局同メーカのやはり52㎝にしました。モデルが違うのでジオメトリは微妙に違います。この時点では歳のせいか強い前傾姿勢を窮屈に思うようになったのと、走り方の方もレース気分でガンガン走るより、ツーリング気分のロングライドの方が趣味に合っているかなと。

この自転車はセミオーダー式でして、一部部品は複数の選択肢から選ぶことができました。そこでステムをカーボンにしたくて、そうすると選択範囲での最短が100㎜になってしまいました。(1号機、2号機は完成車出来合いで90㎜) その分サドルをかなり前に出して乗っていましてって、見た目ちょっと変な感じしないでもありませんが、ま、とりあえずそのまま乗っています。


【その3】 最後に、自転車選びで一番大事だと思うこと。

サイズが全然合わないのはダメですが、サイズと機能と予算だけで決めると後悔することもあります。

私の場合、デザイン(フレームの形)と色に結構こだわっています。しょせん趣味、遊びの世界なので、いくら機能的によくても、見た目が好きになれないモノはずっと使う気にはなれないなと。(*)なので3回ともそれなりに時間かけて探しましたが、一応気に入ったものを見つけることが出来ました。で、たまたまそれが全部同じメーカーだったわけですが、まあそのメーカーのデザインの方向ってのが自分の好みに近かったのでしょう。

(*)余談ですが、カメラも作っている会社に勤めているので、時々カメラ選びの相談を受けます。私のいい草は、
「ニコンもキャノンも、機能性能的には優劣つけがたいので、デザインの気に入ったのにするといいですよ」です。

、、、てなところが、素人の私見に基づくご案内と経験談でした。少しでもお役に立てば。

最初にも書きましたが、コメント、異論など大歓迎です。

昨晩、元同僚と、現同僚だけど別の地方に居るので年に1~2度しか会わない同僚と、3人で会いました。行った先は元同僚が住むラインガウ(Rheingau)というワイン産地の、ラウエンタール(Rauenthal)というブドウ畑の丘の上の小さな街。私と現同僚は泊りがけで。
元同僚が案内してくれたレストランで、ちょうど我々が座ったテーブルの脇に素敵な写真がありました。



この写真はまさにラウエンタールのブドウ畑を一望している写真でして、実は我が家にとって少し意味がある場所だったりして、ちょくちょく訪れるのでおなじみの景色でもあります。
おなじみの景色なのですが、見慣れた景色とアングルが違います。普通に行くと谷間の道から入って行くのでブドウ畑を見上げるアングルです。この写真、どこから撮ったのかなぁ、というのが気になります。
今朝ホテルをチェックアウトした後、ちょっと探してみることにしました。いくつかの目印の位置関係と角度を、スマホ地図と見比べるとだいだいの位置は想像できます。あとは現地で元の写真(の写真)と実際の景色を見比べて、、、



ほぼ同じアングルの写真が撮れました。でも、家へ帰って大きなモニタで見比べたら、少しずれているのに気がつきました。たぶん数メートルの違いではないかと。リベンジに行くかな。。。

現地2日目の8月10日は、泊っているヴェルビエからオートルート(Houte Route = 「高い道」)を少し歩く計画でしたが、、、数々の失敗が重なって、結局スキー場エリア内の半日散歩に終わってしまいました。なので旅行記に書くほどでもないのでこれは飛ばしまして、現地3日目かつ最終日の8月11日。

もともと現地3日のうちの一日は、ヴェルビエから少し離れたモアリー湖周辺まで行く計画でした。モアリー湖奥の車道終点駐車場から2時間も歩かずに行けてモアリー氷河を目前に見るモアリー小屋を往復というのが第1案。もしくはもう少し頑張って、Point du Tsate (3077m)というピークまで往復というのが第2案。発音が分からないのですが、Googleさんは「ポイント=デュ=ツァテ」って感じで読んでくれます。

ヴェルビエからモアリー湖へは、一旦下界に降りて高速を30分ほど走って、そこから山道をぐいぐい登って、全部で2時間ほどかかります。途中でホテルを移ることも考えましたが、天気に応じてフレキシブルに動きたかったのと、ホテルを移ると結局半日は潰れてしまうので、ヴェルビエから往復することにしました。



下界の広い谷は海抜約500m、モアリー湖奥の車道終点はなんと海抜2350m。結構厳しい山道を延々と登っていきますが、終点まで路線バスも走っていて、道は最後まで立派な広い道です。終点駐車場からはモアリー氷河が結構すぐそばまで。こんなところまで一般車で来ちゃっていいんだ~、と微妙な感覚。観光王国のスイスならではかもしれません。



今回まだ一度も頂上に登っていないので、今日こそは頂上に登りたいです。幸い天気は夕方まで大丈夫の予報。よって「案2」で決定。



歩き始めは11時19分。入山口から望遠レンズで見上げるモアリー氷河。



氷河の手前左側の岩尾根の上に白く光っているのがモアリー小屋の屋根。

四駆車なら走れそうな道から分岐する登り始め。標高が高いので最初から樹林がありません。



手前がシャトープル湖(Lac de Chateaupre)、すぐ奥に駐車場、ずっと奥にモアリーダムのモアリー湖。



40分ほど歩くと、バゼンナ湖(Lac de la Bazenna)という小さな湖と言うか、池。



目指すルートは、ここから左側の谷を詰めて、越えて少し下がったところからまた登ります。

終点駐車場からこの湖を経て、モアリーダムの方へ向かう軽めのハイキングコースもあったりして、結構人が多いです。「池に映る逆さ氷河」の写真を狙っているらしいカメラマンがいますが、少し風があって鏡みたいな水面にはなってくれません。



草地と花畑の明るい谷を詰めていくと、次第に草が減ってガレと雪渓の世界に。



ガレの中も、道はしっかりしていて歩きやすいです。第1日のルートの上の方はもっと歩きにくかった。



ツァテ峠(Col du Tsate, 2868m)到着は13時13分。



峠の反対側の景色。



村まで下るちゃんとした道と、村からピークへ向かう道の分岐の手前、ショートカットする道があって、ここだけは踏み跡薄い目。(このあとの草地でもっと不明確になる)



先程の斜面を越えて、更に草地を少し進むと小さな池のほとりに出ます。地図によると標高2670mくらい。



池の左側を半周すると、村からピークへ向かう道に合流して、池の向こう斜面を登ります。振り返ると、先ほどまであまり見えていなかった方角の山と氷河が見えてきます。

 



こちら側の道も、よく整備された歩きやすい道です。

 



やがて尾根筋へ出て、草地もなくなり、、、



ポイント=デュ=ツァテ(Pointe du Tsate, 3077m)頂上到着は15時11分。



頂上から南の方角。



今、地図と写真を見比べています。画面左端ちかくの尖った山が、Dent Blanche (4358m)のようです。有名なマッターホルン(4474m)はちょうどこの真後ろになって見えません。残念!

次の写真は南南東の方角をアップで。車で登ってきたモアリー谷の奥、モアリー氷河の上部。



次の写真は東~南南東の方角を広角で。左端の雲をまとっているのがヴァイスホルン(Weisshorn, 4505m)ではないかと思います。



頂上すぐそばの平らなところでセルフタイマーで記念写真。



モワリーダムとそのダム湖。



ところで、あまり美しい景色ではないので紹介は後回しにしましたが、、、



頂上直下の西側の斜面では大々的な工事をしています。
こちら側の斜面、下の方はスキー場、更に集落に繋がっています。



落石防止、もしくは雪崩防止のための工事ではないかと想像します。

このあとはずっと、登ってきた道を戻るだけ。光線の違いはありますが、真新しい景色ではないので写真の数も減ります。

 

 

 

 

 

 

 

バゼンナ湖にて。今度は風と波が収まって、「逆さ氷河」がちょっとそれらしく写ります。



モアリー氷河は、この辺から見上げるのが一番迫力ありますね。



クルクル巻いたマットに、枯れ枝背負っている中学生くらいのグループと引率らしい数人の大人をすれ違います。



もういい時間(18時24分)です。おそらく、すぐ上の池の周囲辺りでキャンプでもするのでしょう。(しかし、、、キャンプ場以外でキャンプとか、焚火とか、やっていいの?)



18時45分、帰着。バス停の名前が「氷河」です!

このまままっすぐ帰ってもアパート到着は21時ちょい前。3人順番にシャワー浴びているとレストランも閉まってしまいます。なので最初の街でスーパーに寄って、晩ごはん用の食材とビール、ワイン等を買い出し。めっちゃ遅い晩ごはんになりますが、明日は帰るだけなんで。


===== おわり =====

夏休みは毎年山歩きと決めていますが、いつも行先を決めるのに迷います。コロナ事情は春ごろよりはだいぶ「まし」になったとは言えまだまだ心配ですし、その関係で入国や宿泊、外食などで制限があったりします。しばらくフランスの山に行ってないので行きたい気持ちもありますが、コロナ情勢あまりよろしくないので今年は見送り、結局スイスにしました。

メイン目的は、グラン=コンバン(Grand Combin)という山を間近に見ること。

 

地図はOpen Topo Mapから拝借しました。

グラン=コンバンは、超有名なマッターホルンとモンブランの、ちょうど中間あたりにある山です。この二つほど超有名ではありませんが、山好きの間では結構メジャーな山だと知ったのは数年前。以来、毎年行先の候補には上げるのですが、休暇の週に天気が悪かったりとかで機会がありませんでした。今年は天気もばっちりの予報。

山小屋に泊まるのはまだコロナ関係が心配なほか、ずっと前から予約を取る必要があり、天気の具合を見て日を決めるということが出来ません。なので今年も人里のホテルか休暇アパートに泊まり、山歩きはすべて日帰りで計画。宿は、グラン=コンバン見物への入山口に近くてかつ選択肢の多い所ということで、ヴェルビエ(Verbier)の休暇用アパートを予約。スキーシーズンじゃないので直前でも結構な選択肢の中から選ぶことができます。


8月8日、移動日

フランクフルトからヴェルビエまでざっくり600㎞。半分少し過ぎたところが国境の町、バーゼルです。昼ご飯とガソリン補給を安く上げるため、国境直前で高速を降りて街中のマクドで軽い昼食ののち給油というのが、このルートでスイスへ来る時の毎度のバターンです。そのまま下道で国境を越える時に通る道を、スイス側バーゼル市の路面電車がドイツ側まで走ってきています。ちょうどいいタイミングで電車が走っていたのでまずはその写真から。

 

 

地図や写真からだいたい想像していた通り、ヴェルビエは大きな街です。街の中心部には商店街と大きなホテルが並び、その周囲から街外れまでずっと、別荘風集合住宅って感じの建物で埋め尽くされています。その多くが休暇用アパートとして貸し出されているものと思われます。今回泊まるところも、そんな感じの中の1軒です。お値段かなり安い目のところを取ったので少しくたびれた建物と内装ですが、4泊の小旅行には十分です。

まずはそのアパートのバルコンからの景色。左奥に雪をまとった高い山がチラっと見えています。

 

 

アパートのすぐそばにもピッツェリアが一軒ありますが、出発前にメニューの値段を調べたら、ざっくりドイツの2倍することが分かりました。ま、スイスとしては普通のお値段ですが。今回ホテルじゃなくてアパートにした一番の理由は、朝ごはんの時間に制約がないのと、昼用のサンドイッチなんかを自分で用意できるからですが、、、せっかくちゃんとしたキッチンが付いているので、時間に余裕がある範囲で晩ごはんもアパートで食べることにしました。といっても、手間暇かけるつもりはないので、出来合いのサラダに、並べるだけのおつまみ、メインのパスタも、ソースは出来合いの瓶詰め。

 

 

 

8月9日、山歩き第1日

朝焼けの山景色を見るべく、日の出時刻少し前に目覚ましをセットしました。空はほぼ快晴。

日の出から15分ほどして、まず南西の方角の山が少し赤くなりました。地図で見るとモンブランの方角ですが、モンブランはここからは見えず、その手前の山が見えているようです。

 

 

数分後には真南の山も少し赤くなりましたが、赤さ控えめ。東の空、太陽の方角に薄い雲があるか霧でもかかっているのでしょう。今回のメイン目的、グランコンバンの方角です。写真で予習をしてこなかったのでどれがグランコンバンなのかわかりませんが、左端の白い山が一番高そうなのでコレだと思います。(あとで正解であることを確認)

 

この日の計画と言うか目論見はこの図の通り。(スイス山岳会のサイトより)

 

 

モヴォアゾン湖のダムのすぐ手前のモヴォアゾン(Mauvoisin, 1841m)まで車で行って、オータン峠(Col des Otanes)を経て、あわよくばすぐ南のピーク、Grand Tave(3158m)を往復しようというもの。オータン峠とGrand Taveの間、地図ではちゃんとした道があるのかないのか微妙な書かれ方ですが、スイス山岳会のサイトの解説によると、T4(-)級で「峠から容易に行ける」と書いてあります。

入山口の標識(9:16)、オータン峠まで3時間5分と。我々のペースでは4時間と見積もっています。

 

 

1時間ほど歩いて、樹林を抜けます。

 

 

更に1時間ほど歩いたところの草付き斜面。道はしっかりしています。

 

 

ところどころ雪渓を渡り、、、

 

 

谷の奥まで来ると草もなくなり、ガレと雪渓だけの斜面。

 

 

道は概ね雪渓の脇についていますが、所々で雪渓に隠れています。幸い斜度が緩いので怖い感じはありません。

 

 

コル(鞍部)近くになると、その向こうに真っ白い山が見えてきて、、、

 

 

コルまで来るとグラン=コンバンが大迫力で。

 

 

登り口からここまで3時間半、上出来です。

 

 

さて、この日「あわよくば」登りたいと思っていた Grand Tave (3158m) はすぐそこに見えているのですが、そちらへ向かう標識はおろか、道らしい道の分岐が見当たりません。厳密にいえば、峠のすぐ手前の部分はちょっといやらしい感じで慎重に歩いていたので、その間で見落としたかもしれません。地図上のルートがどの辺かは地形からだいたいわかるのですが、やはり道らしいものは見えず。更に、一か所かなり傾斜の強い雪渓を横切る必要がありそう。これは我が家の場合は止めておいた方が良さそうだなと判断。

じゃあこの後どうするか。元の予定では、ピーク往復すると結構な時間になるので来た道を戻るというものでした。ピーク往復を止めたので時間には少し余裕があります。ここから氷河沿いに下って、山小屋の脇を通って、Fionnayという村まで降りるのがメインルートっぽいです。ずっと氷河と、その奥のグランコンバンを眺めながらの素敵な道で、道の状態も来た道よりずっと良さそう。

ただ、Fionnay(1491m)に降りた後、車を取りにMauvoisin(1841m)まで戻らねばなりません。携帯電波が通じているのでGoogle Mapで調べます。5.7kmで、徒歩なら1時間半と。バスも走っているのは見ましたが、アホなことに、マスクを車に置いてきてしまいまして、マスク無しではバスに乗せてくれません。

少し迷いましたが、やはり景色のいい道歩く方が気持ちいし、話題の吊り橋見物も出来るし、道の状態もこちらの方がかなり歩きやすそうなので、氷河沿いに下ることにしました。Fionnayに降りたら、家族はお茶でもしててもらって、自分一人で車を取りに行きます。


Panossiere小屋(2641m)

 

 

小屋のテラスから見る、グラン=コンバンと氷河。

 

小屋から30分ほど下った所に、吊り橋を渡って反対側から下山する道の分岐。そちらへ下りると車を置いたMauvisinまで更に遠くなるので我々はこちら側を下りますが、でも吊り橋だけは見て&渡って行こうと。

 

 

 

 

 

橋を渡って、渡り返したのが15時ちょうど、あとはひたすら下山。

谷の向こうに、泊っているヴェルビエの街が見えます。

 

 

途中からちょっと面白いものが。

 

 

氷河脇から離れた道は、こんな感じの斜面を下って行きますが、その道にそってこんな感じの水路が。というか、水路を作る必要があったので一緒に道を作ったか? このあと結構長い間、登山道と水路は並走します。

なんと、こんな岩場も掘って水路を通しています。黒いシートは、上から落ちてくる水が歩行者に掛からないようにするためか。

 

 

谷がカーブしているので一時グランコンバンが見えなくなっていましたが、ググっと曲がってまた見える場所に。おそらく、この場所でとりあえず見納めのハズ。(あとでヴェルビエまで戻るとまた見える。)

 

 

やがて樹林帯に入り、景色も地味になるので写真がぐっと減ります。

 

 

ようやくFionnayの村がすぐそこに見え、

 

 

村に着いたのは17時ちょうど。ここからはほとんど写真がありません。

Mauvoisinまで1時間半で行くと18時半、そこからヴェルビエまで車でざっと40分なので19時10分。スーパーの類は一番遅いのでも19時で閉まってしまうので間に合いません。でもヴェルビエの下の街までなら19時ちょい前には着けそうです。

、、、てことで、重いカメラと予備の水などを家族に渡して、自分一人でMauvoisinへ向かいます。みんなで歩くと余計時間かかりそうですし。幸い、お茶する場所くらいはありそうな村なので、家族にはお茶して待っていてもらいます。

かなり頑張って歩いて、18時18分にMauvoisin着。

 

ささっと靴だけ履き換えて(登山靴では運転しにくいので)帰路を急ぎますが、細いクネクネ道は全然飛ばせません。

Fionnayで待っていてもらった家族を乗せて先を急ぎ、ヴェルビエの下の街 Le Chable に着いたのは18次50分頃。スーパーの場所はあらかじめ調べてあります。ありますが、、、なんか暗いです。すぐそばに車を止めて向かいましたが、、、下の街のスーパーは18時半で閉店でした。

この日の晩ごはんはどのみち外食のつもりでしたし、翌朝分は朝8時にスーパーが開いてから買い出しできるからまあいいよね、とアパートへ向かいます。

アパートのすぐ手前、小さなスーパーというか何でも屋がありまして、19時閉店のはずですが19時10分になってもまだ開いていました。すぐそばのゴミ捨て場の駐車場に車を止めて、カミさんに買い物に行ってもらいます。個人経営商店なので、時間を過ぎても客の相手をしてくれているようで、ここでなんとかパンだけは買えました。

晩ごはんは、ネットで調べて一番安そうなピッツェリアへ。それでもお勘定は十分高かったです。いかにもスイスの、それも高級リゾート地価格。

 

 

お勘定書きの中身、上から:
 ・テーブルチャージ(無料)
 ・サラダ、この店風(22フラン)
 ・ピッツァ(23フラン)
 ・牛ステーキ(42フラン)
 ・茄子のグラタン風(28フラン)
 ・ワイン(36フラン)
 ・ガス入り水(9フラン)
これで160スイスフラン、1スイスフランは約120円なので、ざっくり2万円也。

 

山歩き第1日の部、おしまい。

 

新しいカメラを買いました、ってところまで書いてそのままでした。一応、ことあるごとにカメラ持ち歩いてボチボチ撮っています。そんななかから、ちょっと気に入ったのを何枚かご紹介。

最初の3枚は1月9日。

 

 

 

 

 

 

次の5枚は今日、1月17日。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブログに上げられるファイルサイズの関係で元の写真より解像度を落としています。