こんにちは。
日々塩分6g未満の減塩ごはんに取り組んでいる管理栄養士 おかのゆいです。
今日は自分への向き合い方について書きます。
自分でも気づかないちいさな願いが心の奥底に埋もれてしまっていることがあります。
意識していなかったのですが、「自分だけが我慢すればいい」という気持ちが奥深く心の中に根差していることに私も気が付きました。
我が家のレベルの低い話で申し訳ないのですが・・・私が以前やっていたこと。
「残りご飯は自分が食べる。」
どいういう事か詳しくお話しますと・・・
ご飯がちょっと残った時、次の食事の時に家族には炊き立てのご飯をよそい、自分は残りご飯をレンジで温めなおして食べていました。
当然炊き立てのご飯の方がホカホカでおいしいですよね!?
でも
「みんなには炊き立てを食べて欲しいし、私は残りご飯でいいや」
とどこかで小さく我慢をしていたようなのです。
なぜ「ようなのです」と書いたかというと、自分でもこの思いに気が付いていなかったのです。
ある時、「私も本当は炊き立てごはんが食べたいな。」という取るに足らない小さな小さな自分の思いに気づいてあげることができました。
そして自分だけが冷ご飯を食べるという事を止めました。
残りご飯があるときは、温めなおして、炊飯器の炊き立てごはんの上にポン!
そしてみんなによそいます。
残りごはんはみんなでちょっとずつシェア。
(この話は家族にはしていませんし、誰も残りご飯のことなんで気にしていません^ ^
自分だけが我慢すれば…、という考えはその場はうまくとりなすことはできるかもしれませんが、ジワジワと自分の心を傷つけている気がします。
自分に我慢をさせていると、
「私がこれだけ我慢してるんだから、あなたも我慢しなさい」
と知らず知らずのうちに自分以外の人にも我慢を強要させるようになってしまう、と過去の自分を振り返って思いました。
このネガティブな連鎖を断ち切るにはやっぱり自分を丁寧に扱い、小さな願いに気付いて満たして上げることが大切なのではないでしょうか。
この世で一番大切なのは誰ですか?と聞かれたら誰のことが頭に思いうかびますか?
両親でしょうか?家族でしょうか?
真っ先に「自分」と答えてほしいとヨガ講師でありCITTA手帳を考案された青木千草さんがおっしゃっていました。
その心の声を掘り起こす事が制限なくワクワクリストを書く事です。
私もCITTA手帳を使い始めて、自分の心の声に気が付くことができました。
まず自分を丁寧に扱い、満たしてあげることで、自分の周りの人たちにも優しさをおすそ分けできる気がするのです。
今日もホカホカごはん いただきます!