Weekend Wine -31ページ目

Weekend Wine

週末に飲んだワインの記録など

飲んだ日 2025年7月10日 晴れ 30℃

ワイン Rioja Reserva Altos Ibericos 2018 Torres

評価 89

エノテカで購入、定価4,070円。今週はリオハの赤の伝統的とモダンな造りの比較。典型的には抽出をしっかり行いアメリカンオークの樽で規定よりも長い熟成を行うのが伝統的な造り方で、より果実味を重視した造りでフレンチオークの樽で比較的短い熟成を行うのがモダンな造り方だが、多くの造り手は中間的な造り方を行っている。このワインはややモダンよりかと思い買ってみた。造り手のトーレスはペネデスが本拠地のスペインを代表するワイナリー。リオハには2005年に進出し、リオハ アラベサにワイナリーを設立。このアルトス イベリコス レゼルヴァはアラベサ地区のテンプラリーニョ100%で造られる。ステンレスタンクで26~28℃で1週間かけて発酵を行い、フレンチオークの樽で16ヶ月間の熟成の後、さらに20ヶ月間の瓶熟成を行いリリースされる。コルクは長さ45㎜。アルコールは14%。色調は透明感のあるガーネット。グラスの底がうっすら見える濃さ。香りはやや強くブラックベリーやブラックチェリー、リコリス、ヴァニラ、シナモン、杉、レザー、煮詰めたプラムなど。味わいは辛口のフルボディで凝縮された果実味が素晴らしい。高い酸が全体を引き締め、タンニンも細かく質が高い。余韻はやや長め。今でも十分に美味しいが、さらに熟成させても良いと思われる。

 

飲んだ日 2025年7月5日 晴れ 30℃

ワイン Vendemmia Taurasi Riseva 2006 Di Meo

評価 89

市内のワインショップBで購入、4,180円。タウラージ リゼルヴァDOCG。造り手はこの前のフィアーノと同じディ メオ。タウラージの畑は標高850mで生産地域で最も高い位置にある。高い標高のためブドウはゆっくりと熟成し、収穫は通常11月に行われる。このヴェンデミッアに関する情報はウエブから得られなかったが、他のディ メオのタウラージ リゼルヴァの情報を引用すると、ブドウはアリャーニコ100%、手摘みで収穫し、マセレーションの後、28℃で25~30日間かけて発酵。大型のスロヴァニアンオークで24ヶ月間の樽熟成の後、12~24ヶ月間の瓶熟成を経て出荷される。(リゼルヴァの規定は18ヶ月間の樽熟成を含めて4年間の熟成なので、合わせて48ヶ月以上は熟成しているはず)アルコールは14%。コルクは長さ50㎜。色調は濃いガーネット。グラスの底が見えない濃さ。香りは強く熟成香主体でドライプルーンやレーズン、腐葉土、赤肉、シナモン、ブラックベリー、ブラックプラムなど。味わいは辛口のフルボディで凝縮した果実味は熟成が進みドライフルーツの風味が主体となっている。酸はしっかりしていて、タンニンは細かくこなれているがまだまだ豊富で舌を掴む強さがある。とても良いが、ややピークを過ぎた感がある。瓶の底には細かい澱がたっぷり溜まっていた。

 

飲んだ日 2025年7月4日 晴れ 30℃

ワイン Colle Dei Cherri Fiano di Avelino 2005 Di Meo

評価 91

市内のワインショップBで購入、5,800円。フィアーノ ディ アヴェッリーノDOCG。造り手のディ メオはカンパーニャ州アヴェッリーノの家族経営のワイナリー。1986年から土着品種に絞ったワイン造りを行っており、フィアーノの他、グレコ ディ トゥーフォ、タウラージアといったDOCGワインを生産する。アヴェッリーノ地区では4箇所の畑を所有。標高は520~550mと高く、晩熟種のフィアーノを時間をかけて成熟させることが出来る。このコッレ デイ チェッリは珍しい樽熟成のフィアーノ。手摘みで収穫されたブドウはスキンコンタクトして、フレンチオークのバリックで発酵し、その後10~15ヶ月間の樽熟成を行い、さらに3~5年の瓶熟成を経てリリースされる。アルコールは13.5%。色調は濃いゴールド。香りはやや強くアーモンドやヘーゼルナッツ、白い花、アプリコット、黄桃、トースト、ヴァニラ、ペイストリーなど。辛口のフルボディで、20年経ってかなり熟成が進んだ味わい。しかし果実味はまだまだ力強く、完全な調和を保っている。アロマティックなフィアーノに樽熟成の風味が加わりフルーツタルトを食べているよう。口当たりも滑らかで様々な風味が溶け合って余韻に続く。綺麗に熟成した素晴らしいフィアーノ。