Weekend Wine -24ページ目

Weekend Wine

週末に飲んだワインの記録など

飲んだ日 2025年9月23日 曇り 25℃

ワイン Marlborough, Sauvignon Blanc, Single Vineyard 2023 Auntsfield Estate

評価 91

ワインショップNで購入、3,410円。ニュージーのソーヴニョン ブラン。造り手のアンツフィールド エステートはマールボロのサザンヴェレーのワイナリー。マールボロで最も古いワイナリーの一つで1892年にアンツフィールドに最初のブドウが植えられた。当時造られたセラーがワイナリーのラベルに描かれている。マールボロは冷涼な気候で日照時間が長く乾燥しているため、ブドウはゆっくりと時間をかけて成熟し、風味豊かな果実を得ることが出来る。またパッションフルーツの特徴的な風味が出ることで知られているが、これはオークランド大の研究で、機械収穫したブドウが(マールボロでは機械収穫が主流)収穫から輸送の過程で果実から漏れ出た果汁によりマセレーションが生じて、パッションフルーツとグリーンのアロマが手摘み収穫した場合より5~10倍強くなることが示された。

このワインは夜に収穫し(機械収穫の利点)、発酵はステンレスタンクで培養酵母を用いて低温で行われる。ワインに質感と余韻を与えるために澱と共に熟成を行っている。スクリューキャップ。アルコールは13.5%。色調は輝きのあるレモン色。香りは強くライムやレモン、桃、パッションフルーツ、マンゴー、グースベリー、草、オレガノなど。辛口のミディアム(+)ボディ。風味豊かな果実味とフレッシュな高い酸がマールボロのソーヴィニョンブランらしいが、しっとりとした落ち着きも感じる。少しフェノリックなグリップ感があり、口の中を程よく引き締めつつフルーティな長い余韻に続く。

 

飲んだ日 2025年9月21日 晴れ 26℃

ワイン Palacio de Canedo, Bierzo Mencia Reserva 2011

評価 89+

ワインショップBで購入、3,900円。スペインのメンシア、ビエルソDO。造り手のパラシオ デ カネドはビエルソのワイナリー。18世紀から続くワイナリーを現在のオーナー、ホセ ルイス プラダが1987年に購入し、環境に配慮した高品質なワイン造りを行っている。ビエルソは最近品質が向上している地域でスペインの北西部に位置し、大陸性の気候だが大西洋の影響も受けるために降雨量は少なくない。メンシアはビエルソの主要品種で標高が低い平地では収量も多くなり軽めのワインになるが、標高が500mを超える丘陵地域ではフルボディの高品質なワインとなる。このワインはメンシア100%で自然酵母を用いでステンレスタンクで発酵し、アメリカンオークとフレンチオークで14ヶ月の熟成を行った後、24ヶ月間の瓶内熟成を経てリリースされる。コルクは長さ45㎜。アルコール14.5%。色調は透明感のある濃い目のガーネットでグラスの底が僅かに見える濃さ。香りはやや強く、ブラックチェリーやレッドプラム、プラムのジャム、リコリス、杉、シナモン、ヴァニラ、チョコレートなど。味わいは辛口のフルボディ、果実味が充実し、酸は豊富で14年経ったとは思えない力強さがある。タンニンは多いがスムーズで熟していて溶け込んでいる。余韻も長めで非常に良い出来栄え。

 

飲んだ日 2025年9月17日 晴れ 29℃

ワイン Crocodile’s Lair Kaaimansgat, Chardonnay 2023 Bouchard & Finlayson

評価 89+

フィッチで購入、3,520円。南アのシャルドネ。造り手のブシャール&フィンレイソンは1989年設立の小規模のワイナリー。ウォーカーベイのサブリージョン、へメル-アン-アアドに位置し、南極海からの冷たい風で冷却効果を強く受けるこの地でピノやソーヴィニョン ブラン、シャルドネ等のワインを生産している。このシャルドネはワイナリーから80km内陸に入ったカアイスマンスハット、別名クロコダイルズ レアー(ワニの隠れ家)と呼ばれる渓谷にある畑のブドウを用いて造られる。発酵は350Lのオークの樽で、熟成は新樽率21%のフレンチオークの樽で7ヶ月間行われた。コルクは長さ46㎜。アルコールは12.4%。色調は輝きのあるレモン色。香りはやや強く白い花、桃、メロン、ヴァニラ、アーモンドなど。辛口のミディアムボディで、酸がとても綺麗。透明感のある熟した果実味と酸のバランスも良く、樽から来るヴァニラなどの香りはやや強いが果実味を覆い隠す程では無い。余韻も長めでとても良く出来たシャルドネ。