Weekend Wine -12ページ目

Weekend Wine

週末に飲んだワインの記録など

飲んだ日 2026年1月11日 曇り 2℃

ワイン Heart & Soil, Cabernet Sauvignon, Langhorne Creek, South Australia 2019 Heartland Winery

評価 88+

うきうきワインで購入、2,178円。オーストラリアのカベソー。造り手のハートランド ワインズは南オーストラリア州ラングホーン クリークのワイナリー。ラングホーン クリークはアデレードから南東に60km程離れたややマイナーな産地。海に面したアレクサンドリナ湖の辺りにあり、海からの涼しい風が湖を通して吹くため、この地域としては涼しくブドウはゆっくりと成熟することが出来る。ワイナリーは自社設備を持たず、100km北のカスタム クラッシュ、バロッサ ヴィントナーズでワイン造りを行っている。このワインは樹齢40年を超えるカベソー90%にシラーズ10%のブレンド。ラベルのデザインが可愛らしい。収穫したブドウは大型のタンクで低温で3日間のマセレーションを行なった後、発酵。フレンチオークとアメリカンオークの樽で12ヶ月間の熟成を行う。スクリューキャップ。アルコール14.5%。色調は透明感のある、やや濃いルビー色。グラスの底がうっすら見える濃さ。香りは強く黒系果実が主体でブラックベリーやカシス、スミレ、シナモン、グリーンペッパーなど。僅かに青ピーマンのようなピラジン香。辛口のミディアムボディ。6年以上経つが、まだ若々しくフレッシュでフルーティな味わい。しっかりした酸があり、タンニンもそこそこ量は多いが滑らかに仕上がっている。バランス良く、アルコールの高さを感じさせない。この価格でこの品質は素晴らしい。

 

飲んだ日 2026年1月9日 晴れ 7℃

ワイン Beyra Reserva 2021 Rui Reboredo Madeira

評価 88+

うきうきワインで購入、2,112円。ポルトガルの赤、DOCベイラ インテリオール。造り手のルイ ロベルド マデイラはドウロのワイナリー。アッパー ドウロとベイラ インテリオールに畑を所有し、酒精強化していないワイン(赤、白、ロゼ)を生産する。ポートは生産していない模様。ベイラ インテリオールはドウロの南側に接するマイナーなアペラシオン。北側の地域は標高が高く、ドウロ スペリオールより涼しい気候の様で、リースリングやソーヴィニオン ブランのワインも作られている。このワインは標高700mの片岩土壌の畑のブドウを用いて造られる。ブドウはティンタ ロリス85%、トゥーリガ ナショナル15%、ジャエン5%のブレンド。ティンタ ロリス(テンプラニーリョ)も早熟品種で、やや涼しいこの地域に適している。ブドウは手摘みで収穫し、除梗後、低温浸漬してから7日間の発酵。温度は22~26℃でやや低め。その後、6ヶ月間、フレンチオーク樽で熟成を行う。コルクは長さ46㎜。アルコール14.5%。色調はわずかにガーネットが入った濃いルビー色。グラスの底は全く見えない。香りはやや強く、黒系果実が主体で、ブラックプラムやカシス、ブラックチェリー、ブルーベリー、シナモン、ヴァニラなど。辛口のフルボディで、凝縮した果実味にやや高めの酸が全体を引き締める。タンニンはやや強めだが、細かくとてもスムーズ。余韻はやや長め。コスパも高く、とても良く出来ている。熟成能力もありそう。

 

飲んだ日 2026年1月4日 晴れ8℃

ワイン Sauvage 2023 Marie & Sylvie Courselle

評価 88

市内のワインショップNで購入、2,739円。ボルドーで造られる赤。造り手はアントル ドゥ メールのマリー エ シルヴィー クルセル。姉妹醸造家のマリーとシルヴィーによる家族経営のワイナリー。ボルドー大教授の父から引き継ぎ、ワイン造りを行う。このソバージュと名付けられたワインは、PIWI品種カベルネ コルティスから造られた斬新なワイン。病気に強くカベソーの特徴を備えた品種だが、AOCでは認められていないため、ヴァン ド フランスとなる。カベルネ コルティスは1982年にドイツで造られた品種で、カベソーとソラリスの交配種。ソラリスは1975年にドイツで造られた品種で、親はメルツリングとGM6493。ちなみにメルツリングはセイヴァル ブランとリースリングとピノグリのハイブリッド。セイヴァル ブランはヴィニフェラ種と北米種のヴィティス ルペストリスとヴィティス リンケクミーのハイブリッド。GM6493はゼーリャ セヴェラ(極東の野生品種とロシアの品種のハイブリッド)とミュスカ オトネルのハイブリッド。(Wiki参照。ああややこし)

コルクはテクニカルで長さ44.5㎜。アルコール13.5%。色調は濃い紫色。不透明でエッジの際まで色素が詰まっている。香りは強く、ブラックベリーやブラックプラム、レッドプラム、シナモン、コーヒー、スミレなど。辛口のミディアムボディで、酸は高く、タンニンはそれ程多くなくスムーズな口当たり。余韻の長さは中程度。フレッシュでフルーティな味わいでよく出来ているが、カベソーはあまり感じず、何故かカリニャンを連想した。