箱庭ヴィンヤード 2018 シャトー メルシャン | Weekend Wine

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飲んだ日 2024年11月3日 晴れ 15℃

ワイン 箱庭ヴィンヤード 2018 シャトー メルシャン

評価 90+

シャトー メルシャンの桔梗ヶ原ワイナリーで購入、4,400円。ワイナリーの敷地内の箱庭ヴィンヤードと呼ばれるブドウ畑で収穫されたメルローに少量のカベルネフランがブレンドされている。生産量は失念したが数百本程度と非常に少ない。箱庭ヴィンヤードは実験的な要素も含んだブドウ畑で開所時に植えられた棚仕立てのメルローも植えられている。標高は730mあり、メルローの収穫は10月中旬から下旬になる。ワイナリーに醸造設備が導入されたのは2018年で、それまでは勝沼で醸造を行なっていたとのことで、これはワイナリーで生産した初めてのヴィンテージとなる。手摘みで収穫されたブドウは選果、破砕されてステンレスタンクで発酵。ルモンタージュによる果帽管理を行なっているが、ポンプを使いたくないため、タンクの底から抜いたマストを容器に入れて、フォークリフトでタンクの上まで移動させて手作業でタンクに戻すことを行っている。熟成はフランス製の新旧バリックで19ヶ月間行い、マロも樽内で行う。アルコールは12.5%。コルクはDIAM5で長さ46㎜。色調は透明感のあるルビー。メルローとしては、それ程濃くない。香りはやや強く、スミレ、レッドチェリー、イチゴ、クローヴ、レザー、土、インクなど。味わいは辛口のミディアムボディ。しっかりした果実の風味があり、タンニンはやや少なく滑らかで細かい。熟成による複雑性もあり、力強さは無いがエレガントで長い余韻。とても上品なメルローで、ボルドーとも新世界とも違う独自のスタイルになっているのが素晴らしい。