入院・手術の闘病日記(15)~入院生活の一日。食事・お風呂・就寝~ | 潰瘍性大腸炎を抱えながらもウルトラマラソンに挑戦し続ける普通のサラリーマンのブログ

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潰瘍性大腸炎になり10数年。”病に負けず努力すれば何事も達成できる!”とサロマ湖100kmウルトラマラソンに挑戦・完走!病と闘いながら自らの夢を追い続け、病で苦しんでいる人に勇気を与えて行けるように日々精進しています。

入院生活は大変規則正しいものです。


朝6:00
カーペンターズの”トップ・オブ・ザ・ワールド”のBGMで始まります。
「検温」の為に各病室を夜勤の看護師さんが巡回に廻ってきます。
私は予め体温計で測っておいてメモに書き残しておきます。
看護師さんが来たら測った温度を伝えて終わりですが、
採血があれば6:00起床前に看護師さんが来て採血します。
眠気眼のまま採血されているのでよくわかりません。


8:00前後
搬送用エレベーターから朝食を乗せた保温庫付台車がやってきます。
エレクトリカルパレードの音楽に乗ってきます。)
看護師さんが手早く各病室のベットへ運んできてくれます。
食事を終えて食器を返却をします。



2012サロマ湖100kmウルトラマラソン完走から一転!          手術、入院、通院治療から復活を綴るブログ-ある日の朝食

(ある日の朝食の例)


ここから回診までの時間で担当の先生が各病室を廻ってきてくれます。
私の場合はY先生が来ます。
「○○さ~ん!どうですか?」
そこで、私は昨日の回診から今日までの状況説明(患部の痛み、胃腸の調子等)をします。
「それじゃ、回診の時に見ますね。」
8:00~9:00位で夜勤勤務の方と日勤勤務の引継ぎがあるようですね。


9:00~10:00位
回診が始まります。
私の病室は311号室なので最後の方に回診が回ってきます。
廊下を歩く様はまるで「白い巨塔」のオープニングのようです。

回診が終わると、週初めの月曜日はベットのシーツ替え。
その他の日はベットの上の掃除にヘルパーさんや看護師さんが大挙してきます。
その時は、ベットを追い出されるのですが・・・


昼12:00
再び、搬送用エレベーターから昼食を乗せた保温庫付台車がやってきます。
(またしても、エレクトリカルパレードの音楽に乗ってやってきます。)



2012サロマ湖100kmウルトラマラソン完走から一転!          手術、入院、通院治療から復活を綴るブログ-ある日の昼食

(ある日の昼食の例)


病室の食事を配り終えたくらいから看護師さんも交代でお昼休憩に入られるのだと思います。


14:00~お昼の検温他
看護師さんが各病室を巡回して、検温、血圧、酸素濃度(指先に挟んで血中の酸素濃度を測るものです。)
丁度、このくらいの時間帯に私はシャワーを浴びに行きます。制限時間30分
(看護師さんにお時間の予約をしていただいてですが)
ここから夕方まで特に何もありません。
看護師さんが忙しくなければ、たまに様子をうかがいに来ます。


夕方18:00
いつもの音楽に乗せて、搬送用エレベーターから昼食を乗せた保温庫付台車がやってきます。
(エレクトリカルパレードの音楽を聞くと条件反射のようにごはんの時間とわかります。)



2012サロマ湖100kmウルトラマラソン完走から一転!          手術、入院、通院治療から復活を綴るブログ-ある日の夕食

(ある日の夕食の例)


19:00~
夜勤担当の看護師さんが各病室を廻ってあいさつに来ます。

(丁寧な病院だと思いました。)


20:00 面会時間終了。


21:00~
夜勤看護師さんが夜の巡回に回ってきます。
検温をして具合を聞いてくれます。


21:30 
病棟はビートルズの”イェスタディ”のBGMがかかり消灯時間になります。
各病室を看護師さんが回ってきて電気を消していきます。


いつも、ここから22:00位まで「病室は消灯時間となりました。~~・・・」のフレーズから始まる”twitter”を始めます。
その日の感想や思うことを呟いたりしています。


結構、病院の一日はいろいろあるもので、
この他、同室の患者さんウォッチャーしたり、TVを見たり、本や雑誌を読んだり
最後の方は仕事のレポートを書いたり、退院後の予定など考えたりなどなど
結構退屈はしないものです。


しかし、その中でも「食事」はツライものがありました。
先の入院で2週間、再入院が4週間あったのですが、その3食が”お粥”なのです。
潰瘍性大腸炎なので先生が胃腸に負担のかけない「軟菜食」という指定にしていましたので、先の写真のような食事になるのですが、最初のころは完食していたのが、だんだん、食べるのがつらくなり、そのうち半分も食べられなくなりました。
(食欲が無いのではなく、毎日”お粥”であるのが飽きて辛いのです)



退院1週間前のある日。


看護師さんから「○○さん~食事は全部食べれましたか?」


私「半分も食べれませんでした。」

看護師さん「どうかしましたか?」


私「さすがに1か月以上、朝昼晩三食”お粥”では飽きて食べれません」
 (涙ながらに?訴えました!)


看護師さん「そうですよね~。先生に普通食に替えれるか聞いてみますね。」




その日の夕食から、ようやく普通のご飯と少しおかずが豊かになりました。




そんなこんなで、退院の日が日一日と近づいてきました。



続く