入院・手術の闘病日記(12)~術後経過~ | 潰瘍性大腸炎を抱えながらもウルトラマラソンに挑戦し続ける普通のサラリーマンのブログ

潰瘍性大腸炎を抱えながらもウルトラマラソンに挑戦し続ける普通のサラリーマンのブログ

潰瘍性大腸炎になり10数年。”病に負けず努力すれば何事も達成できる!”とサロマ湖100kmウルトラマラソンに挑戦・完走!病と闘いながら自らの夢を追い続け、病で苦しんでいる人に勇気を与えて行けるように日々精進しています。

8月28日PM
再手術が終わりました。


看護師さんに病室までベットを運んでもらいました。
その日はベットから起きることは許されず、ずっと寝たままです。
途中、腰のだるさ、痛さから横になることは許されクッションをあてて横になったりしました。


その日の夕食から食してもよかったのですが、胃腸の調子から物を食べると必ず便意を催すので夕食は食べずにいました。
持ってきた看護師さんは「食べなくてお腹へりませんか?大丈夫?」と言ってましたが、「一食くらい食べなくても平気です。サロマ完走を成し遂げるために”飢餓状態”になれることはトレーニングしていますから大丈夫です。」と申しました。
こんな時に”サロマ湖”のトレーニングが生きてくるとは。


8月29日
翌朝、前回同様にまずトイレの心配をしだしました。
看護師さんにおしっこの管を抜いてもらい(尿道に細い管を手術中に入れられています。これを抜くときが、ものすごく気持ち悪い!)
点滴台車を押しながらトイレに行きます。


「んっ!」


と思ったのが、ウォシュレットの洗浄後おしりを拭くときに 又、変な違和感がありました。
前回と同じように排膿の為の管が再び2本入っています。
「また、管のある生活かぁ~~!」
どこまでも不便な状態が続きます。


後で、回診の際にY先生に聞くと
「排膿の為に入ってます。念のためです。」
股の間に管がある生活はなった身でないとわかりません。


8月30日以降
その後、毎日のように回診の際の管からの「洗浄作業」の繰り返し。
洗浄状態では膿らしき汚れはないとのことで術後の経過は良好でした。
前回と違うのは今回手術した「シートン法」による締め付けのゴムが肛門を通して表皮から原発口へ2本通っていること。
これも実際にやったことのある人しかわからない大変な違和感があります。
Y先生曰く「これも、そのうち慣れますから」とは言うものの入院中はちっとも慣れませんでした。


手術後の日から毎日、痛み止めを念のために朝晩2回飲むようにしていました。
そのためか額のあたりに赤い湿疹ができ頭皮にもフケでなく毛穴から妙な脂が出るようになりました。
ロキソニン(痛み止め)は結構キツイ薬だということで別に「タケプロン」という胃薬※胃潰瘍の薬だそうです。を飲むようにもなりました。
何度か見舞いに来てくれたKさんも「おでこに湿疹あるなぁと思ってた!」と言ってました。
1年先輩のKさんは某大学病院の看護師なので私の服用している薬や入院中の疑問など、よく教えてくれました。


ここからの退院までの2週間は持病の潰瘍性大腸炎が”活動期”にあり不便なおしりの状態にもかかわらず、粘性便、水様便、軟便の繰り返しで大変苦しい状態でした。
毎日のメモにも排便状態は良くないことの記載ばかりです。
ですが、術後の経過は良く順調にいけば10日から2週間で管が取れ、その後、3,4日で退院というある程度のめどがつきました。






続く



【参考】

ロキソニン

タケプロン