2度の「造影検査」を行っても、今回の原因となる原発口が見つけられません。
ですが入院生活は続いており、その間 股の間に入った管からの洗浄を繰り返し行います。
管からの自然排膿をして、現在の腫れの痛みを取り除かなくてはなりません。
入院生活の中で大変だったのが「トイレ」です。
股の間の患部にガーゼをしないとならないのですが、
入っている2本の管の周りを囲むように まず「切りガーゼ(四角いガーゼに切り込みがあるもの)」を当てます。
その上に、患部を覆う「8折のシングルガーゼ」と呼ばれるガーゼを当ててテープ止めをします。
さらに、おしり全体を保護する「シングルパッド」と呼ばれる当てものをします。
それら一連の処置をトイレに行くたびに外して用を足し、
ベッドに戻ってナースコールで看護師さんを呼んで取付をしてもらわないとなりません。
画像は、切ガーゼ、シングルパッド
この時、潰瘍性大腸炎の症状(粘性便)が活動期にあった為、普通の人よりトイレの回数が多く、一日に6~8,9回はトイレに駆け込んでいました。
その度に看護士さんを呼んでガーゼ交換をしてもらわなくてはならないので申し訳なくてなりません。
看護師さんはそれぞれ優しくて、患部が腫れて安全針(管が取れないように縫い付けるために管についているピン)に触れるだけで痺痛がある時などは、
「こんなに腫れてたら痛いよねぇ。”ふわっ”とガーゼ当てておくね!」
と言って取付してくれる看護師さんや、ベテランの看護士さんは、痛みを感じさせるまもなく”パッ、パッ”と取付してくれるので安心です。
ただ、新人看護師さんは慎重なので少々時間がかかりましたが・・・・
今回の再入院の時は、入院2日目から記録を取るようにしました。
毎日、看護師さんが聞いてくることはほぼ決まっていますので
メモ帳にその日の 検温(朝、昼、就寝前)、トイレの時間と結果(排便の種類、排便の有無)トイレの間隔、朝昼夕食時間、痛み止め薬の服用時間(ロキソニンという痛み止め薬は効き目が6時間くらいなので服用した時間が大事です。)
※この時期痛みが酷かったので日に2回痛み止め薬を飲んでいました。
その日の私なりの所見などなど
記録を取っていれば看護師さんから何を聞かれても「どうだったかなぁ?」と言うことはありません。
ガーゼ交換以外はできる限り「手間のかからない患者さん」になるように努力していました。
画像はその頃の記録です。
さらにこの頃は、トイレの度にガーゼの汚れ具合も看護師さんは聞いてきましたので最初のころは話して伝えていましたが、なかなか伝えきれないのでトイレに行くときにスマホを持っていき時計と一緒にガーゼの汚れ具合の写真を撮ってそれを見せていました。
正に”百聞は一見に如かず”です。
”わかりやすーーーい”と看護師さんは感心しきりです。
画像はその時の写真の一部。最終的には80枚くらい撮りました。
※見苦しいものですのでモザイクをかけました。
スギちゃんのブログにありましたが、病院を龍宮城に例えた記事(「やっぱりダメでした
」)を書いていましたが、丁度、同じ時期に入院していた私のところの病院も”人魚”だらけでした。
AKB48の大島裕子や高橋みなみ似の看護師さん、ちょっと気の強そうな優木まおみ似の看護士さん。片平なぎさ似のベテラン看護師さんなど、他にもたくさんきれいな可愛い看護師さんばかりです。
私は、スギちゃんのように下の世話やお風呂シャワーなどを看護師さんに手伝ってもらうことはありませんでしたが、唯一、上記のような「ガーゼ交換」だけお世話にならないとなりませんでした。
(どこに、どんなふうに管が入っているのか怖くて見れませんでしたし、不用意に自分で触るだけでも痛かったもので。)
そんなこんなで、毎日の回診の「洗浄作業」や、看護師さんのやさしい対応で徐々に患部の炎症と腫れは引いてきました。
続く
【参考】
AKB48 大島優子
AKB48 高橋みなみ
優木まおみのゆうゆうライフ
片平なぎさ