たびたび、このブログに書いているニュー・フォーキー・シンガー・ソングライターのCaravan。
毎年、日比谷野音でライブをしてきているのだが、今年はオリンピックの開催で予定がありませんでした。
ところがオリンピックが延期になり、野音が解放され、8月に抑えることができたとのこと。
本来ならその日に、多くのファンが集まりライブを励行する予定だったがこのコロナ禍でイベントもままならず、やむなく無観客でのオンライン配信に。
9月24日。
そのライブは配信されました。
内容は、メジャーデビューアルバム『Wander Around(DVD付)』をまんま演奏するというもの。
アルバムは2006年リリースなのでもう、14年も前。
常に変わらず、でも変化するところは変化して、オーガニック系のフィールドから独自の感性で、メッセージを発信してきた、その原点に近い作品。
このアルバムの中には、彼の曲の中で好きな曲の3曲に入る「WAGON」やライブでも定評のある「台風」など名曲が多く収録されている。
「WAGON」は、YUKIに提供した曲のセルフカバーで、当時のライブではオープニングに歌っていた勢いのあるフォークロックです。
ん～、14年前かぁ。
いろいろ楽しいことを考えていた時代だったなぁ。
このアルバムは好きなアルバムで頻繁に聴いているので特に懐かしいとかいう気持ちはないけど、ライブで観るとまた違って新鮮。
むしろ野音っていう場所なだけに当時、あの席で観ていたステージとオーバーラップして、そっちのほうが懐かしく、ちょい泣きでした。
野音て、独特の空気があって、開放的な空間でやっぱり夏に似合うイメージです。
また、ここでCaravanのライブに参戦したいですね。
このアルバムの中では、「St.Marks Church」「Bohemian Blues」も格好良くてお薦めです。
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