たびたび、このブログに書いているニュー・フォーキー・シンガー・ソングライターのCaravan。
5月の渋谷でのライブが、新型コロナウィルスの影響で中止になり、急遽、配信ライブをおこなったのが、5月30日、31日。
それから約1か月半。
7月16日。
もともとキャリアのスタート地点で、ホームグラウンドの横浜のライブハウス、THUMBS UP (サムズ・アップ)で、観客を入れてのライブ『Caravan LIVE EXTRA "Hello Again" 2020』を励行。
THUMBS UP は、140席のライブバー&レストラン。
当日は、70名限定で予約の上、チケットを購入というスタイルだったが、残念ながら自分は予約ができなかった。
しかし6月28日の予約受付後、急遽、同時配信が発表され、ZAIKOでチケットが販売された。
そのチケットを購入し参戦。
2004年ころ、定期的にこのTHUMBS UPにライブを見に行っていたから、いざ、ライブが始まると知っているステージにとても親近感が。
このライブの前日に新曲が配信リリースされている。
「HOMETOWN」。
前半の空気が温まってきたところで、披露された新曲だが、今の世の中と気持ちを歌っている心温まる曲である。
6月25日のサザンオールスターズの横浜アリーナでの無観客の配信ライブの観たあとでの、こじんまりしたライブバー&レストランでのライブ。
これも新鮮で、しかも観客の拍手がリアルに聞こえ、今、そこで文字通り "生" でプレイしている、その熱量が伝わってくる。
この配信ライブというスタイルは、今回はパソコンのモニターで見ているからサイズもあまり大きくないが、テレビに繋いで大画面でみたら、その場にいるような錯覚に陥るだろう。
過去の記事にも書いたが、ライブは生で観たいファンは普通のチケット代を払ってでも参戦し、時間、距離等の都合で足を運べないファンは同時配信にて自宅やカフェなどから参戦する、このスタイルはエンターテイメントの、それこそ「新しい基準」=New standardになるだろう。
エンターテイメントだけでなく、スポーツも。
ちなみに昨年12月、来日したKISSは、仙台~東京~大阪~名古屋と4か所で日本公演をしたのだが、僕は東京、大阪、名古屋と3か所は行ったけど仙台は行けなかった。
でももし、同時配信されていたら、絶対に観ていた。
これがファンの心理である。
そう考えると、やはり、このスタイルは、新型コロナウィルスの影響禍、充分、「新しい基準」に成りうる要素を持っている。
今、エンターテイメントが疲弊しているというが、未来は明るく、可能性が豊富にある。
もちろんエンターテイメントは、その場で生で観てこそ、それに勝る感動・快感は無いが、それでもオンラインライブは、新しいファンを増やせる機会でもある、と考えれば素晴らしいと思う。
今回の Caravan のライブは、その可能性を「可能」にしたライブだった。
(もちろん、同じスタイルはすでに他のアーティストもすでに行っていて、Caravan が先鞭をつけたというわけではないが。)
「新しい基準」=New standardからの今後の予想…
自宅でもライブに参戦できることから、テレビやモニターの大きさはさらに大きいサイズにニーズが集まり、音質へのニーズも臨場感を求めるようになり、家庭でのオーディオ機器が手軽に高性能化、いわゆるネットワーク・オーディオ(ネットオーディオ)が、さらに注目を集めるようになる。
それにしても、CaravanもMCの中で言っていたが、お客さんを前に演奏して拍手の音が聞こえるのは、やっぱり最高だ。
余談だが、オンラインライブの先駆けとして、デジタルコンテンツ配信システム「テイクアウトライブ」というのを野口五郎が、特許を持っていて、今、注目を集めてる。
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https://ameblo.jp/weddingsound/entry-12607164934.html
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