水曜は有名ベンチャー企業の採用担当者、木曜はとある農業機械のトップメーカーの設計者、昨日金曜は財閥系の機械メーカーの人事部長以下3名の方の取材だった。
このようにいろんな業界、いろんな会社を取材するのだが、
共通して言えるのは、それぞれが、それぞれの分野でプロフェッショナルだということ。
どの方もみな、仕事へ対する熱い思い、真摯な態度、専門の知識、プロジェクトを成功させようという意図に満ちている。
それは「立派」というようなほめ言葉ではなく、むしろ「美しい」という言葉が一番合っている気がする。
私は「仕事」ということに関して強い関心がある。
「仕事をする人」「仕事そのもの」「プロフェッショナリズム」への飽くなき興味である。
大学を出て就職をせずに結婚して家庭に入り、社会において仕事をするチャンスを自ら摘んでしまった、という自分の歴史から来るものかもしれない。
仕事をし始めて、5年がたった今でも、変な話だが主婦時代に強く感じた「仕事への憧れ」を持ち続けている。
「美しく仕事をする」
「気高く仕事をする」
遅まきだったけれど、これからの自分の仕事人生は、そうありたい。
そして、取材先のプロフェッショナルな方々の、仕事への熱い思いが伝わるような事例を書いていければいいな、と切に思うのである。