茂木健一郎のベストセラー「脳を活かす勉強法」(PHP研究所)を今更ながらだが読んでみた。
今まで読まなかったのは、
このところ「勉強」というようなものはしていないし、仕事が忙しくて当分するつもりもないから、「勉強法」の本はいいやと思っていたからである。
でも読んでみたら、ここ数年で一番私にとって良い本であった。
各方面から引っ張りだこの茂木氏は当然忙しくしている。
だから、「ものすごく忙しく仕事をしている」という感覚でいたのだが、
あるとき「ものすごく忙しく勉強している」という感覚に変わり、それ以来いろんなアイデアがうかび、どんな仕事も楽しめるようになったのだという。
たとえば忙しい合間をぬって本を書く。他人からは、「忙しいのにあんなに本を出してどうするのですか」と言われるのだが、こういう質問は文章を書くことを「ルーティンワーク」ととらえているからだという。
茂木氏にとって文章を書くことは、落語家が芸を磨くのと一緒で、一生をかけて文章を磨いていく「学習」の一つであり、ルーティンワークではない。だから楽しいのだと。
そうか。仕事が忙しい、「○○をやらなければいけない」と思うと疲れるが、
好きなことを勉強するので忙しいと思えば楽しくなる。
実際、事例書きの仕事では、文章を書くのも、インタビューをしてこれまで全く知らない世界のことを知るのも本当に勉強になることだし。
今、某国立大学の事例を書いている。
企業の事例と違い、内容は教育に関することで、勝手が違うし内容も難しいので難航中であった。
しかし、この本を読んで、
こうやっって頭を使うことで脳は鍛えられ、「学ぶ」という知的な喜びを得ることができのだと思えた。
学ぶ喜び。
いくつになってもそれを忘れないこと。
自分の人生を楽しくするためのコツなのではないか、と再確認できた。
たくさん勉強して、「知恵」を身につけて、
それを周りの人と共有できるようなおばあさんになりたいなあ。