昨日金曜は、日本三大新聞のうちの一社へ、システム開発の取材。
新聞社と言えば、取材のオーソリティである。いわば取材の本家本元に逆に取材をするわけだから、
やや緊張した。取材対象の方は記者ではなく、システム担当の方ではあったが、
「なんだこいつ」みたいな態度だったらどうしよう、などと考えたりした。
しかし、心配は無用だった。
新聞社の方は、非常に取材に協力的だったのである。
質問を事前に送ってたこともあり、すらすらと整理された答えを言ってくれた。ちゃんとほめてもくれた。
更に、取材でわからなかったことを、すぐにメールで送っていただいた。
そして、写真撮影。
「御社と一目でわかる場所で」というこちらのリクエストに、わざわざ玄関まで降りていただき、往来の激しい外入口の前でポーズをとっていただいた。
社名がよく見えるように、と自ら中腰になっていただいたりして。
感謝感謝感謝。
ということで、正直、今まで購読したことのない新聞ではあったが、一気に好感度アップで真面目に購読を考えてしまった。とてもよい会社でした。
事例取材は、私企業のための宣伝の取材である。ニュース性はない。
でも、「買った理由を聞く」ということを通して、様々な企業や自治体、教育機関(今月は大学の取材もある)などを、ほんの一片ではあるが、知ることが出来る。
ニュースのような公共的な使命感はないが、でも別の使命があるし、
なにより、好奇心旺盛な私のような人間には、最高面白い。
そう思うと、
ああ、この仕事を続けるために、つまりリピートがいただけるために、
がんばって、よいものを書こう、と今日も襟を正すのである。