Web-tama出張所 --艸の記録--

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趣味の写真関連で自分用草花図鑑っぽいものを作る。的な。

 今さら6月後半の撮り記録ですが、単に整理が追い付かなかっただけです。

 日光白根山の撮り山行記録を書いてるうちに忘却の彼方へ……。

 

 ホシザキユキノシタと言えば筑波山の固有種でつくば市の天然記念物。野生種が見られるのは筑波山のみ。他に観ることが出来るのはつくば植物園と、県立自然博物館の複製標本しかないと言う珍しいユキノシタの仲間であります。

 山頂まで行かなければ見られないわけでなく、筑波山神社の石垣などにも植栽した株がメチャクチャ元気です。とは言え、「絶滅危惧IA類」に分類されているので、この先どうなるか予断は許さないわけで。

 

 6月も後半になれば筑波山も相応に暑いので、ケーブルカーでお手軽登山。エアコンは効いてないが山頂に近づくにつれ涼風が入って来る。

 山頂駅から男体山に登ること徒歩15分。無事に満開を堪能することが出来ました。

 小さな花なので、登山客の大半はあまり気付かず過ぎて行きますが。

 5月に訪れた際は、筑波山神社周辺で僅かながら咲いていて、6月初めころはまだまだ数輪咲いているだけだったから、久々の満開株の群生は、眼福であります。

 

 観察後ちょっと散策してみっかと思ったものの、真夏の筑波山はスズメバチがオラついてるので、あまり散策する気が起きない。

 暑くて脱水気味になりかけてる所にフライバイしていくので、変な声が出ることも。

 

以下備忘録(8枚)

ホシザキユキノシタ

 

ホシザキユキノシタ

 

サツキ

 

シモツケ

 

ウツギ

 

ウラギンスジヒョウモン

 

男体山頂本殿展望台から東側眺望

 

筑波山神社 拝殿

 

 紅葉が終わったあたりで、また訪れてみたいところ。

 

 8月後半頃に行った、那須岳は1900m峰への草撮り山行記録です。

 

 那須岳の1900m峰は、朝日岳から三本槍岳に向かう途中にあるなだらかなピーク。

 上の写真の緩やかな山のちょうど最高点(真ん中あたり)にある。

 なぜここを目的地にしたかと言うと、特に大きな理由は無く、6月に朝日岳を撮り山行した際に、向こうの山にずいぶん人がいるなぁと興味が沸いてしまったので。

 もう少し早く行きたかったのだが、なにぶん7月は雨が多く週末がほぼ潰されてしまう始末だったので。

 

 朝7時半ころに峠の茶屋に着いた頃にはもう満車。

 仕方なくロープウェイ駐車場に停め、ロープウェイで向かうことにした。

 時間や距離的に遠回りにはなるが、名物アナウンスが聞けたのでヨシ。

 

 いつも通り牛ヶ首経由で避難小屋へ。

 そこから途中までは朝日岳へ向かうルートと同じなのだが、なかなか怖い岩場であります。

 なにが怖いって滑落より岩崩壊が怖い。崩れそうな岩が頭上にあるので、スリリングなひと時を味わうことが出来る。いつもヘルメット持ってこようとして忘れてしまうのだった。

 

 熊見曽根の分岐を超えるともう間近であります。

 振り返ってみると朝日岳と茶臼岳が一緒に見える。

 

 ほどなくして到着。三角点は無いようだが、立派な案内が建てられている。

 天気が良ければ後方に見える三本槍岳まで足を伸ばしても良かったのだが、如何せん雷注意報発令中。

 

 三本槍岳の方にはどんな草が生えているのか。そう思いつつも空模様もこの状態なので、大人しく下山の途に。

 

 1900m峰から朝日岳、茶臼岳、熊見曽根。熊見曽根からの画とあんまり変わらないけども。

 

 下山後はいつものように、鹿の湯で汗を流すつもりが、出し過ぎてポカリ一気飲み。

 帰宅後は、高速での事故で大渋滞喰らった影響もあって、ビールが美味かった……。

 

 あと熊はいなかったが、フンはあちこちあった。どうもガンコウランやクロマメノキの実をモリモリ喰うてる模様。

 

以下、草撮り備忘録

 

ヤマハハコ

 

ヤマハハコ

 

シラネニンジン

虫がいても出来るだけ追い払わないスタイル

 

ウラジロタデ

 

ホツツジ

 

ヨツバヒヨドリ

 

アキノキリンソウ

 

ハクサンオミナエシ

 

イワシジャン

じゃないかと思う

 

イワシジャン

だと思うが……ガク片が短い気がする。

 

ダイモンジソウ

 

オヤマリンドウ

 

オヤマリンドウ

 

テンニンソウ

 

ケゴンアカバナ

 

オクトリカブト

 

シラタマノキ

 

ガンコウラン

 

クロマメノキ

 

アサギマダラ

 

 

 

 9月に入りましたが、ようやく涼しくなって編集する気力がジワジワ滲み出てきたので。

 

 8月中頃に行った、奥日光は湯ノ湖から泉門池(いずみやどいけ)方面を散策した記録です。

 

 

 いつも通り奥日光湯元の駐車場にクルマを停め、仕度を整えてまずは湯ノ湖へ。

 雲多めながらも気持ちよい青空の下で、朝から釣りに興じる方々が気持ちよさそうに見えた。

 湯ノ湖を時計回りに湯滝方面へ。

 

 湯滝近くの方向から、日光白根山方面。

 実はこの日は日光白根山に行く予定をしていたのだが、湯元で一休みしていると上空に風が強くなる雲が出ていたので、こりゃアカンとこちらの散策に切り替えたのだった。

 多少風が強いくらいで山に登れないワケでは無いけども、草撮りがメインなので、強風+若干薄い酸素の環境では風待ちで息を止め続けるのも限界が早いわけで。

 実際湯ノ湖あたりでも昼前には時折強い風が吹くようになった。

 

 湯滝。

 観瀑台が間近なのに超広角を持って行かなかったので、いつも全容を撮り切れない。

 

 泉門池で一休み。赤沼まで行こうか迷いつつも、折り返し。

 

 小滝をめぐりつつ。

 

 クマには最大限の警戒をしながら歩いたのだった。

 赤城山での至近での遭遇以来、クマ鈴は前後2個付けるようになった。

 この奥にきっといる。そう思いながら歩くと、知っている距離でも結構長い……。

 

 湯元に戻って家の土産に奥日光名物の塩羊羹を買って、日光市内で日帰り温泉に浸かって帰った。湯に浸かると帰りの道中眠くならないからいい。

 折角湯元にいるのだから湯元で入っても良かったのだが、硫黄泉は翌週のお楽しみだったので。

 

 戦場ヶ原にまでは行ってないので、戦場ヶ原を代表するホザキシモツケなどは見かけなかったが、それでも高地の湿平原の草はいつも楽しめますな。

 

以下、草撮り備忘録

 

トネアザミ

 

コバギボウシ

 

ウツボグサ

 

ミヤマヤブタバコ

 

ゲンノショウコ

 

キツリフネ

 

ノブキ

 

カリガネソウ

 

カリガネソウ

 

キオン

 

シロヨメナ

 

オヤマリンドウ(だと思う)

 

バイカモ

 

バイカモ

 

 撮影中、近くに巣があったのだと思うが、スズメバチが申し訳程度に目の前まで威嚇しに来たので、素直に退散。追っては来なかった。

 

コイチヨウラン

 

当初、変な形のイチヤクソウだと思ってた。

 

キノコ

 

キノコ

 

キノコ コケもイイ具合

 

今年の菌性キノコ王国はそろそろだろうか。

 

 

 

 

 8月の初めに、5月ぶりに赤城山を訪ねた。

 

 

 最初に書きますが、この日超久しぶりにクマに遭遇した。

 前回遭遇したのはずいぶん前の北海道で、ヒグマの姿が小さく見える程度だったが、それでも身が縮まる思いだったのを思い出した。

 今回はツキノワグマ。遭遇するのは初めてであります。

 そして至近5m程と言う距離で遭遇したのも初めてであります。

 グミのような実の成る樹に登っていたところに遭遇し、目が合った瞬間樹から転げるように落ちてきて、あっという間に逃げて行った。

 ちゃんと逃げるクマだったから何事もなく助かった。いきなり至近で遭遇してとっさに出来ることなんて何もないと言うのを思い知らされた日だった。クマの方がちゃんと動けてただけエライ。

 怖いと言うよりビックリしたのが先に立ったので、その後撮り散策も続行出来たのだが、観光地なのでクマ鈴は鳴らしていたもののどこか甘く捉えていたのかも知れない。

 後日訪れた日光戦場ヶ原(クマの巣)では、周囲を警戒しながら歩いていたのは言うまでもなかった。

 

 この話が怖いのはここではなく、実はクマに遭遇する直前、ヒトとすれ違っている。

 一本道の散策路なので、もしかしたらこのすれ違った人の後ろをクマが歩いていた可能性がある。

 遭遇した先の散策路真横に生えていた同じ樹の太い枝(実がたくさん付いていた)が折られていて、まだ生々しい折り跡だったのがその証左かも知れない。

 

 草関係は、まぁまぁ。年によってマチマチなのも良い。

 いつも通りだと撮りに行く甲斐が無い。

 まぁ、いつものトコロに咲いている草が全然見当たらなくなったと言うのは、少し寂しくはある。

 

以下備忘録

ノハラアザミ

 

トネアザミ

 

クガイソウ

 

コオニユリ

 

ツリガネニンジン

 

チダケサシ

 

トモエソウ

 

オトギリソウ

 

イワアカバナ

 

イワアカバナ

 

ヤマオダマキ

 

ノコンギク だと思う

 

ウツボグサ

 

モウセンゴケ

 

ヒメシロネ

 

ヤマジノホトトギス

 

タチコゴメグサ

 

アオイトトンボ?

 

小沼トレイルの途中にて

晴天だったものの次第に雲が上がって、小沼散策時には次第に雲い覆われてしまった。

 

 まぁ、クマに遭遇したのもたぶん何かの縁。クマ対策を強化する心境に繋がったので、次は、きっと倒す(無理です)。

 

 7月は梅雨がしつこく週末狙い撃ち荒天となって、結局撮り山行無し。

 山に撮りに行けないフラストレーションの影響か、気が付けばザックが一つ増えていました。

 新調したザックの背負い心地はGood。次はきっと靴が増えそうで怖い。

 

 週末狙い撃ちの荒天天気(予報)の影響で、7月は結局撮り山行はゼロ。

 近所草撮り歩きも天気の影響もあってままならない。

 実は関東はまだ梅雨明けしてないんじゃないかと思ったりしてる。

 

 春のスミレ撮りの整理を兼ねて、今年撮ったスミレ類をまとめて見た。

 写真は整理してこそ。

 だいたい関東圏なので、大体よく観るようなスミレ類だと思います。

 

 来月こそはと思うモノの、天気次第なのと、時期がズレると草もズレるので、まぁその分、来年は 自重出来なくなるかも知れない2025 を迎えることになりそうです。

 今年も自重していた覚えはないんだが……。

 

以下備忘録

今回花名は一番上に記載しています

 

エイザンスミレ

 

 

ヒトツバエゾスミレ

 

 

ナガバノスミレサイシン

 

 

アメリカスミレサイシン

 

 

タチツボスミレ

 

 

アカフタチツボスミレ

 

 

アオイスミレ

 

 

ノジスミレ

 

 

マルバスミレ

 

 

フモトスミレ

 

 

フイリフモトスミレ

 

 

シハイスミレ

 

 

アケボノスミレ

 

 

スミレ

 

 

アリアケスミレ

 

 

ツボスミレ

 

 

サクラスミレ

 

 

キバナノコマノツメ

 

 

ウスバスミレ

(日光白根山で撮ったものの載せ忘れ)