もうそろそろ、栃木県の公立高校志願者数が出るころになります。

 

ちょうど一年前のデータをお知らせします。

 

定員240名に対し、志願者数が310名でした。

 

上記が第一回希望調査の数字になります。

 

そして

 

第二回希望調査

 

定員240名に対し、志願者数267名。

 

という事で激減しました。

 

第一回希望調査を見て、これはヤバイ!と思い、回避したという事でしょう。

 

で、

 

最終的にはどうなったかというと

 

定員240名に対し、最終は293名になっています。

 

特色が60名いますので

 

本番では180名の椅子を、233名が争う戦いになりました。

 

第一回調査から、第二回調査にかけて一気に減り、最後は再びドカン!と増えた。

 

という流れになったわけです。

 

まったく油断ならないですね。

 

最後にドカンと増えた理由は

 

おそらく県外枠

 

群馬から流入したと思われます。

 

太田東高校が一気に減り、その分が足利高校へ流れてきたはずです。

 

太田東高校の掲示板に、私のブログを勝手に貼り付けた人がいるらしく

 

私のブログでの実績比較、平均点比較を見て

 

最初はたくさんいた太田東志願者が一気に足高へ移動した可能性が捨てきれません。

 

高校入試の時の難易度(偏差値)だけを見ていると、両校は互角に思えると思うんですけど、

 

両校の平均点や実績を並べて比較してしまうと結構な大差があると気付いてしまうんですよね。。。

 

 

従来、入る時の難易度に関して、太田東高校はそこそこ難しかったわけですが

 

今年は定員割れになってしまったので、偏差値40台でも合格になっています。

 

入る時の難易度は、ひょっとすると 足利高校 = 太田東高校 くらいに思っていた方が多かったと思うのですが

 

民族大移動の結果、最後の最後に足利高校の倍率が跳ね上がる結果となり、太田東高校が定員割れになり

 

明暗が分かれたという結果になったのかなと思っています。

 

受験時期は私のブログには1日1000名以上の方が閲覧に来ています。多いときは2000名を超えます。

 

(このブログではないです。移転前のブログです)

 

良くも悪くも私の言動が多少なりとも近隣の進学校選びに影響を与えているかもしれないなと感じています。

 

責任重大ですので、極力、客観的なデータ提供を出来るように心がけています。(出来てない汗)

 

県外枠は10%になると思いますが、足利高校の場合は24名になります。

 

今春は40名が受験しているわけですが

 

実際どうだったの?

 

と聞かれたら、こう答えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マジで厳しかった」

 

追跡調査上では14名のデータがありますが

 

なんと

 

合格者は7名です。

 

さらに恐ろしいデータをお伝えすると

 

群馬県からの足利高校受験

 

偏差値60台での不合格も出ています。

 

偏差値50台での受験になってくると

 

合格者2名 不合格者6名

 

という事で、合格率驚異の25%になります。

 

偏差値60でも不合格のリスクがありますので

 

群馬県から足利高校を受験する場合は

 

偏差値62以上での受験をお勧めします。

 

しかしですよ。

 

偏差値62あれば、近年の低倍率の群馬県入試であれば

 

太田高校、太田女子高校を狙えます。

 

偏差値62あれば、太田高校も太田女子高校の追跡調査上は不合格が出ていません。

 

より進学実績上位の太田高校、太田女子高校があるのに

 

あえてリスクを冒して進学実績に劣る足利高校を目指そうという発想をしている時点で

 

そもそもの進学の目的が「大学受験にない」すくなくとも「大学受験の優先順位が低い」生徒さんである可能性が高いです。

 

だとすれば、足利高校に進学したところで、文武両道という大義名分もある事ですし、大学受験はうまくいかないのではないか、という事を心配しています。

 

どこの部活とはいえませんが、厳しいとされている部活の中には、大学受験を諦めるほどに成績が低下している生徒さんもいるらしく、卒業後の進路が就職、専門学校という生徒さんもリアルにいます。

 

そういう事実をみなさん、知ってるのでしょうか?

 

就職、専門学校もいますからね。

 

※就職、専門学校自体を批判しているのではないですよ、誤解しないでください。進学校に行って就職するのは想定外でしょ?って話をしています。

 

「勉強ばっかりやっていてもねぇ」と文武両道を掲げて、好きな部活をやるのは結構ですが

 

実際に足利高校から就職、専門学校という進路を選ぶ事になるというのは、さすがに、お父さん、お母さんも想定外だったんじゃないですかね?

 

だってきっと小さい頃から公文式とか英会話とかに課金してきたわけですよね?

 

高校入試だって塾に通われたりしたんじゃないですか?

 

最終的に就職する、専門学校に進学されるのであれば、小中時代はもっと自由にさせてあげればよかったのにと、私なら思ってしまいますね。

 

高校入試がゴールだったんですかね?(田舎あるある)

 

顧問が非進学校から転勤してきた、実業高校から転勤してきたという場合、受験をナメ切っている事も少なくはありません。(ほんとに)

 

進学校の常識が通用しない謎ルールで生徒に影響を与えてしまいますので、将来、大学受験を真剣に考えている生徒さんは本当に気を付けてくださいね。

 

見た目は大人、見た目は教師でも、思考はマジでFランです。(ストレートに言わせてもらいました。すみません)

 

※素晴らしい進路指導をして下さる先生もいらっしゃいます※

 

「部活をやっていても〇〇大学に行った先輩はいるんだぞ」というサンプル1を根拠に文武両道を推進してくるわけですが(小論文なら0点)

 

だったら館林高校からだって昔東大に行った方はいますし、足大附属からでも東大に行った人もいるから、そこで東大を目指せって言ってるのと同じですからね。

 

その論理を本気で理解できない教師がいるのでFラン思考だと言っています。

 

受験生のみんなは気を付けてくださいね。

 

私の意見をまとめます。

 

群馬県から足利高校を受験する場合、偏差値62から勝負。

 

しかし、それだけ力があるなら太田高校か、太田女子高校の方がお勧め。

 

 

特に、太田高校と足利高校の差は歴然としていて、

これくらいのレベル差があります。

 

足利高校と太田女子高校なら、多少悩みますが

 

足利在住だから遠い太田女子を選ぶ事を悩むのであって、太田在住であれば太田女子高校の方が良いと思います。

 

両者は、大きな差はないですが、そうは言ってもやはり太田女子高校の方が強いです。

 

それでもあえて太田市から太田女子高校をスルーして足利高校を目指しても良いかなと思える生徒さん

 

「理系」の生徒さん。(文系は太田女子一択です。)でしょうか?

 

参考にしてください。

 

私は塾講師ですので、受験を最優先に考えています。

 

そういう目線でのブログになってます。

 

ご了承くださいませ。

 

ではまた。